イガム「思い知れ!ゲルゲドグラーの地獄花の恐ろしさを!」
CV:なし(SE)
登場話:第15話「さらば愛しき花よ」
概要
地底帝国チューブの地帝獣の一体。赤色の花をつけた緑の植物型の寄生獣ゲルゲと、胸部の顔と額から腕まで裂けた口が特徴的な茶色の地帝ドグラーが合体した姿。その姿はさながらヤシやソテツのようにも見える。
血のように赤いハイビスカスのような花をつけ、蔦の拘束や白い毒ガス、毒針で人間を殺害する侵略兵器「地獄花」の種を寄生獣が散布し、ドグラーが口からの光線で成長促進させる。これにより、正体の分からぬ死の恐怖で社会を混乱させつつ地獄花を地上に繁殖させるのが使命。
活躍
地帝王子イガムに従い、地獄花を繁殖させる作戦に従事。
天敵となる「地底花キャロルラブ」はすでに絶滅したと考えられていたが、ピンクマスク・モモコが幼少期に出会った1株のみが絶滅を免れており、それを元に薬が作られたことにより地獄花は全て枯死し、計画は頓挫。
戦闘では地獄花を成長させてマスクマンを拘束し、花が枯れた後は光弾や投げ飛ばしで戦うが愛する花を失った怒りを込めたピンクマスクのマスキーリボンを受けて怯んだところにショットボンバーの前に散る。
その後イガムの命で登場したオケランパの光線により再生・巨大化。手からの破壊光線や口からの蔦でグレートファイブに挑むもジャイロカッターで蔦を切られ、最期はファイナルオーラバーストを喰らって爆散した。
余談
怪人デザイン画集『百化繚乱 上之巻』にて、スーツの口部分をどれだけ大きくできるかという実験を兼ねてデザインされた一体である旨や、後に登場したベニザケ怪人(BLACK)やノサカマタ(シンケン)がより大きく開口していて驚愕・感動した旨がデザイン担当の秋恭摩氏によって語られている。
そして当該書籍刊行後、それらより大きく口の開く怪人が登場した。