プロフィール
戦績
(馬齢表記は旧年齢表記)
5歳時(12戦4勝)
1994年1月30日開催の一般戦に勝利しようやく自己条件を脱出。昇級初戦の早春賞も勝ち1500万条件に昇級も「クラスの壁」にぶち当たってしまい夏競馬の際に900万条件に降級。しかし、醸成された奥手の血はようやく開花し日本海ステークスを快勝。昇級2戦目のオクトーバーSでは東京競馬場芝2300mのレコードを叩き出し遂にオープン入りを果たした。
8歳時(平地7戦未勝利/障害3戦1勝)
AJCCから始動したが惨敗を繰り返し、目先を変えて久々のダート戦として武蔵野Sにも出走したものの好転に至る事はなく陣営は障害競走への転向という判断を下した。さすがに障害競走の世界では平地での脚の違いから3戦目で勝利している。
9歳時(平地5戦1勝/障害3戦1勝)
年明け早々の400万条件戦を勝利し障害オープンクラスに昇級するも、またもや平地時代同様にクラスの壁に阻まれてしまった。昇級初戦の東京障害特別(春)では落馬競走中止、次走の阪神障害ステークス(春)も6番人気で9着と大敗。中山の障害コースが合わないと判断した陣営は東京開催まで回避するため一旦平地競走に復帰させることにした。そして障害転向前に2年連続で出走していた日経賞を使う事に決めた。
運命を変えたあの日
12頭立ての12番人気…最低人気である。1番人気は連覇を狙うローゼンカバリー、2番人気は1997年の菊花賞2着馬ダイワオーシュウ… テンジンショウグンの支持率は1%どころか全体の0.2%でしかなかった。陣営も江田照男騎手に「賞金圏内の8着までに入ればいいから」と指示。しかし8着どころか一世一代の大爆走で勝利し、2着も人気薄だったシグナスヒーローだったため馬連、枠連とも当時の払戻金額の最高記録を樹立した。配当記録については下表のとおりである
馬券種類 | 配当 | 当時の順位 |
---|---|---|
単勝 | 35,570円 | 第3位 |
枠連 | 59,000円 | 第1位 |
馬連 | 213,370円 | 第1位 |
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