ガジャ「ゴードムエンジンは、お前達のパラレルエンジンと同じくプレシャスをパワーの源とする。今、この災厄に私が形を与えよう…」(Task.47)
曖昧さ回避
概要
Task.47~Last Taskに登場した3つのゴードムエンジンを体内に取り込んだ大神官ガジャが生み出した、「この世の絶望を司る怪物」。その姿も全身が漆黒で両手に鋭い爪が生え、頭部は翼を広げた鳥、両肩は象、胸部が獅子で腹部が牛というキメラ的な外見であり、非常に禍々しいもの。
プレシャス「パンドラの函」の中のこの世の全ての災厄から形作られた存在であり、上記の体中にある不気味な動物の仮面を思わせる表情はその1つ1つを象った物である。
先ず頭部は「この世の病魔や疫病」を司り、次いで胴体は「悪意や犯罪」、腰部は「迷いや争い」、そして右脚と左脚はそれぞれ「悲しみや諦め」、「妬みや欠乏」を表す。
活躍
誕生と同時に驚異的な攻撃力でレッドとブラック以外のボウケンジャー4人を10秒足らずで変身解除に追いやる。
明確な自我は持っていないため、ゴードムの心臓を吸収したガジャの命によりゴードムの脳髄の入手に動き出すと、街を蹂躙しながら探索。
プレシャスを奪われることを恐れたミスターボイスの判断によってゴーゴービークルが封印され、変身不能となった4人は大量のカースに追われる羽目となってしまう。
翌日、ゴードムの脳髄を持つ謎の少女と4人の元に出現するが、そこにデュアルクラッシャーを持つ真墨が戦線復帰する。
アクセルテクターを装着していない真墨の放ったデュアルクラッシャー・ミキサーヘッドで固められるも、驚異的なパワーによって粉砕。
更には「自分だけの宝を守りたい」という気持ちで生身の5人が放ったドリルヘッドの一撃すら耐え切るが、続け様に連続で放ったドリルヘッドに耐え切れずに敗北する。
直後にガジャの呪文の効力によって巨大化。
プレシャスバンクの爆発に巻き込まれたと思われた明石がダイボイジャーで駆け付けたために交戦し、持ち前の強靭な肉体と驚異的な攻撃でダイボイジャーを苦戦させるが、最期はアドベンチャーダブルスクリューの威力によって撃ち出された聖剣モードのズバーンの特攻を喰らって石化した後に砕け散った。
余談
モチーフはオーレンジャーロボであり、鳥を模した頭部を始め、胸部や腹部などにはオーレンジャーロボの個別メカの顔の部位に当たる部分に顔が見受けられる。
誕生元となった「パンドラの函」は元はギリシャ神話のパンドラの箱であり、その中には病魔や犯罪、悪意、怒り、憎しみ、嫉妬等、数多の絶望が詰まっていたのが世界中に散らばってしまったが、箱の奥に希望だけが最後に残った。
デスペラートの敗因は、まさしくボウケンジャーが最後まで希望を捨てなかったことに他ならず、同時にそれが6人を勝利へと導いたのである。
関連タグ
轟轟戦隊ボウケンジャー ネガティブシンジケート ゴードム文明 巨神(ボウケンジャー) パンドラの箱 オーレンジャーロボ
ディスピア(プリキュア):次年度のプリキュアに登場したニチアサの絶望&準ラスボス繋がり。
パンドラボックス(仮面ライダービルド):ニチアサのパンドラの箱繋がり。なおこちらも「ハザードレベル」が関連している。
ゴーレム(プレシャス)←デスペラート→ガジャドム