概要
CV:鶴ひろみ(Z、GT) 久川綾(ヒーローズ)(ブルマと兼役)
漫画『ドラゴンボール』最終話近く(魔人ブウ編から10年後)に登場する、ベジータとブルマの娘で、トランクスの14歳下の妹。
なお、逆算すると彼女はブルマが47歳の時に産まれたことになる。
…尤も復活の「F」及びドラゴンボール超(破壊神ビルス騒動終了後)ではブルマが若返っているため違和感は少ないが。
原作の5年後を舞台にしたオリジナルアニメ『ドラゴンボールGT』では成長した姿で登場。
8歳…のはずだが、年上のパンよりも遥かに大人びた雰囲気の現代っ子に成長しており、年齢を偽っても気付かない可能性が極めて高い。10代前半でも背丈が小さかった兄のトランクス(未来トランクスは13歳の頃にそれなりに背丈があった)や悟天、悟空とは逆の状況となった。
その外見は若い頃のブルマにそっくりだが、年相応に胸はぺったんこ。性格も母親譲りの物事をはっきり言う性格。ベジータもそんな娘に頭が上がらず、彼女の「全然似合ってない」の一言に大きなショックを受けてヒゲを剃ったほど。
第47話のラストで悟空たちが、ヒビが入ったドラゴンボールから黒煙の龍を呼び出してしまったシーンにはその場にいたが、次の48話ではその場にいない扱いになっており、以後本編に登場することはなかった。
パンと同じくサイヤ人の血を引く数少ない女性キャラクターの一人。
サイヤ人と地球人のハーフであるため、パンよりもサイヤ人の血は濃いはずだが、尻尾の有無、超サイヤ人になれるかなどは不明。そもそも武術を嗜んでいるかも定かではない。舞空術も、ベビーに洗脳されているとき以外使用していない。ゲームにおいてもヒーローズでは使用しているが、ドッカンバトルでは使用できていない等、媒体によっても扱いが異なる。
一方でブルマの才能を色濃く受け継いでおり、漫画版『超』の「スーパーヒーロー」において、ドクター・ヘドが仕掛けた高レベルのコンピューターウイルスを4歳のブラがあっけなく解除している。ちなみにこの時の容姿は、銀河パトロールジャコに登場した5歳の頃のブルマとよく似ている。
「魔人ブウ編」から数年後を描いたアニメ『ドラゴンボール超』では、宇宙サバイバル編開始時点でブルマのお腹が大きくなっている。この時点では性別や名前、容姿はまだ判明していなかったが、遂に(ウイスの力によって)誕生。永沢くんヘアの女の子。この様子は視聴者から「天使の祝福を受けた子」として認知されている。
映画「ブロリー」ではブルマによってビルスに預けられた。描写を見る限り懐いている様子である。
名前の由来はブラジャーである。
ちなみにベジータは『超』にてサイヤ人らしい名前としてエシャロットにしようと考えていた。ちなみにエシャロットはネギ属の植物の一つで玉ねぎに似たような野菜と言われている。その為、野菜を名前の由来としない混血サイヤ人の中で、唯一野菜由来の名前を名付けられそうになっていた。後にその名前は別のサイヤ人に使われることになる。
とはいえ、(作者が意図しているかは定かではないものの)ブラという名前は「かぶら(蕪の別名)」にも通じるため、結果的には案外サイヤ人らしい名前だったりするのかもしれないが。
ゲームでは
原作、アニメでは非戦闘キャラの為、長年ドラゴンボールのゲームにはブラは戦士として登場してなかった。登場してもサポートキャラなどその他大勢であった。
しかし、ドラゴンボールフュージョンズで、遂に直接戦闘を行うキャラクターとして登場している。更にブラパンという、パンとメタモルリングよるEXフュージョンした姿が披露されている。
またドラゴンボールゼノバースシリーズでは、登場はしてないがブラと同じ髪型が実装されており似た外見に設定することが可能(衣装は実装されていない)。
ドッカンバトルでは戦闘キャラで実装されており、必殺技としてベジータを呼び出し、ドッカン覚醒前だとギャリック砲、覚醒後だとファイナルフラッシュを放たせる「パパのギャリック砲(ファイナルフラッシュ)」を持つ。また見た目が大人びているためか年上であるパンにはない「ピチピチギャル」カテゴリを持っている。
2020年6月17日に放送されたスーパードラゴンボールヒーローズの特番で、ビックバンミッション3弾(以下BM3弾)にて参戦が決定され、予告通りBM3弾に参戦。必殺技は往復ビンタの後、鋭い蹴りを放つ「ガールズパニッシュ」。またBM5弾では敵を大きく振り回す、ぶっとびスイングのアビリティを持ち、ブラの見た目も相まってかなりギャップが見られる。