概要
ブルーマーベルはアメコミ出版社MARVELコミックの作品に登場するスーパーヒーローの一人。
実際にコミックに登場したのは2008年だが、設定上は1960年代から活躍しているベテラン。
本名:アダム・ブラシアー
海兵隊員として朝鮮戦争で活躍し、優秀な頭脳を持つ科学者でもあるアフリカ系アメリカ人男性。
異次元の反物質宇宙『ネガティブゾーン』からエネルギーを取り出す実験を行い、誤って反物質エネルギーを浴びてしまい、スーパーパワーを獲得。
青いコスチュームをまとったスーパーヒーロー『ブルーマーベル』として活動を開始した。
しかし、同じく反物質エネルギーを浴びてスーパーパワーを手に入れた友人コナー・シムズがアンチマンというスーパーヴィランと化してしまった上、アンチマンとの戦いでマスクが割れてしまった事でアフリカ系である事がバレてしまう。
1960年代は21世紀よりも人種差別が厳しかった時代で、時のジョン・F・ケネディ大統領からの引退勧告を受けて活動を休止。
その名前や活躍も忘れ去られていった。
時は流れて21世紀。
宿敵であるアンチマンが活動を再開し、アイアンマンことトニー・スタークからの要請を受けて再びヒーロー活動を開始したのだ。
以後はマイティ・アベンジャーズを初め、アルティメッツやディフェンダーズといった複数のヒーローチームに参加している。
能力
- 超人的な強さ・スピード・スタミナ・耐久性・精神知覚:ハルクやセントリー、マイティ・ソーと同等レベル
- 反物質操作・吸収・投影
- エネルギー操作吸収投影
- 不死身:核爆発でも傷付かず、真空の宇宙空間でも活動可能
- 光生成
- 長寿:普通の人間よりも成長や老化のスピードが遅いため
- 飛行:ほとんど光の速度で飛行できる
- 訓練を受けた武装および非武装の戦闘員:海兵隊で鍛えられた
- 訓練された白兵戦:同上
- 天才級知性
主な弱点:ニュートロニウム(エクソスペースからの物質)
余談
- コンセプトとしては『黒人版スーパーマン』で、能力や経歴はキャプテン・アメリカとスーパーマンを足して2で割ったようなキャラと言える。
関連タグ
ファルコン、ウォーマシン、ストーム、ブラックパンサー、ブレイド、ルーク・ケイジ:マーベルのアフリカ系ヒーロー達
スーパーマン:オマージュ元ネタ。
ハイペリオン、セントリー:同じくマーベル作品世界に存在するスーパーマン的キャラ達。コミックの登場順で言えば先輩だが、設定上の経歴で言えば後輩に当たる。
ホームランダー(ザ・ボーイズ)、オムニマン(インビンシブル)、ブランドン・ブレイヤー(ブライトバーン):MARVEL以外の企業が製作・発表した作品に登場するスーパーマンのオマージュキャラ達。