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マッド・ガルボ

へびのようにれいこく

メタルヒーローシリーズの第8作目である『機動刑事ジバン』の敵、「バイオロン」の女幹部

「身体の他の部分は完全にメカに改造されているが脳だけは元の田村直人。考えること感じることやること全てが下らん人間と同じだ!」

CV:弥永和子/演:垣内かおる、金田憲明(ガルボの化身)


概要編集

ドクター・ギバが生み出した対ジバン必殺兵器にして「J(ジバン)キラー」。第17話より登場。蚕のような姿をしているが明確な生物のモチーフは設定されていない。ハスの成分など複数の生物の要素が含まれており、有鱗類(トカゲ類)や猫目を思わせる細長い瞳孔をしている。


機動刑事ジバンと同等、もしくはそれ以上の能力を有する。

一見有機的だが実際は80%が金属、20%が有機物質で作られており、その実態は「バイボーグ」と呼ばれる無機生物(または人造生物)である。よく見るとジバンを歪めたようなデザインをしており、ジバンが有機的になったようなフォルムをしている。他作品で例えるなら、アナザージバンと言える存在。


バイオノイドで唯一、流血描写があり、ジバンに心臓部を刺された際に緑色の血を流している。


鋭い水晶状の剣、ダイダロスファイヤーも防ぐ盾、バイオバズーカ、ガルボアンカー等の武器を持つ。これらの武装は当時若手デザイナーだった篠原保が担当している。しかし剣と盾以外の使用回数は少ない。


「黒牙」というバイカンと同性能のサイドカーを所有している。


性格は冷酷非情で卑劣、残忍。勝つ為には手段を選ばず、ジバンを騙す為に創造主であるギバさえ欺いた事もある。

この手のライバルキャラは主人公を倒す事に拘るあまり組織を裏切ったり主人公と友情で結ばれて仲間になる者も多いが、マッド・ガルボはギバに忠実であり続け、ジバンに対しては最後まで敵意と殺意以外の感情を抱かなかった。


見かけは男性を思わせる姿だが人格は女性らしく(実際、声は女性)、第33話では人間の女性(演:垣内かおる)に化けている。

ただしデザイナーの雨宮慶太氏によれば元々は男性を想定していたとの事であり、デザイン画ではクリーチャー感が薄く、ヒーロー然としているのが確認できる。そのため映像化された際は脚本も含め、雨宮のイメージとスタッフのキャラ設定は大幅な食い違いがあったという。


物語中盤にて宇宙生物の力でパワーアップし、配下のサイノイドと共にジバンを大破させ死に追いやった。その回を見た当時の視聴者の中には、本作終了後から30年以上の月日と年数が経過した今でもトラウマとして強く記憶に残っている者も多いという。


最終的には盗み出したジバン計画の設計図から全ての性能においてジバンを上回る同型のサイボーグとなり、ジバンの3大メカもコントロールしてジバンを圧倒するが、雷が彼女に直撃して元の姿に戻り、怯んだ隙をパーフェクトキャノンでやられ撤退した。


最終回直前の第51話でジバンと激戦を繰り広げ、卑劣にもジバンに幻影(正体は関係者に化けたマスク)を見せ動揺を誘ったが、心を鬼にしたジバンに見破られ、結果として火に油を注いでしまった。マッド・ガルボの卑劣な行為に激怒したジバンから怒濤の猛攻を食らう。ジバンエンドで一刀両断されたがそれでも死なず、持ち前の執念深さでジバンを倒そうとしたが、パーフェクトジバンのファイナルキャノンで粉砕され、ジバンとの長きに亘る激闘は幕を閉じた。また次番組からリアル路線に転じたため以降は顔出し俳優が中心となり、主人公にとっては倒すべき存在の怪人(着ぐるみ)は6年後の『重甲ビーファイター』まで姿を消すことになる。


関連タグ編集

マッドギャラン ヘルバイラ トップガンダー ビルゴルディ ジスプ ブラックビート ビークラッシャー四鎧将 - メタルヒーローにおけるライバルキャラのポジション


サイボーグ 外道 みんなのトラウマ ハカイダー シャドームーン 黒い八手三郎

エースキラー ドン・キラー ギーツキラー - 主人公を模して作られた存在で○○キラーを冠する。またドン・キラーとギーツキラーに関してはテレビ局及び制作会社が同じキャラクターである。

アナザーディエンド バラキング キラーゴースト:制作会社とテレビ局が同じな主人公以外を模したクリーチャー繋がり。

チェイス/仮面ライダーチェイサー - マッド・ガルボと似たような立ち位置のキャラで二者は人間態が存在し、機械の肉体を持った冷酷な戦士だがチェイスは後に改心して主人公側に全面協力している。チェイス自身はこちらとも似ている

アナザーライダー - ある意味で後輩的な存在。

帯刀龍三郎/ビルゴルディ - 元人間のサイボーグと怪物という違いはあるが、立ち位置や境遇が似ており、どちらも主人公のアンチテーゼ的な存在という点でも似ている。憎悪の対象は違うが帯刀はロボット、ガルボは人間を憎んでいる。また二者はプライドが高くて負けず嫌いかつ卑劣な性格であり勝つためには手段を選ばない冷酷無比かつ非情な策士だが、どこか間が抜けたような部分がある点でも共通。形は違うが二者は主人公側と共闘した(マッド・ガルボは本編33話、帯刀はビーファイター52話にて)。相違点としては帯刀には仲間思いな所があり、元が人間のため人間的な感情が残っていたり老化をする点である。

ドラス - 同デザイナーかつ外の人繋がり。またオマージュ元である仮面ライダーシンとも似通っている。

ガイナガモス - 同デザイナーかつ外の人繋がり2。植物がモチーフとして使われている点でも一致。

ギルドス - 『超獣戦隊ライブマン』に登場する幹部クラスの怪人で外の人繋がり3。ただしこちらはマッド・ガルボと違い完全なロボットである。

ベガベビー - 外の人繋がり4。上記と同作に登場する怪人の子供だが、こちらはロボットではない。

ガイバー - 上記のキャラ達(ドラスの項目から)とデザインコンセプトが似通ったキャラであり外の人繋がり4。ただしガイバーは有機的なパワードスーツを身に纏った生身の人間であり怪物でもサイボーグでもない。

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