「2001年の消滅は起こ、あぁぁぁっ!」
概要
Case File 41「予言者を暴け」に登場。
30世紀に嘘の終末予言をして人々の恐怖を煽り、信者から金を搾取した罪で圧縮冷凍の刑を受けていたロンダー囚人で、囚人番号は[4288]。
黒くメタリックな外見をしており、丸く大きい頭部を持ち、背中にはマントを羽織っている。また、体の模様も左右で赤と青という非対称なカラーリングなのも特徴。
劇中では念動力により、「2001年で世界は滅ぶ」と世間の人々に信じ込ませて信者にし、30世紀と変わらず金を巻き上げて搾取した。
尚、上記の通り彼の特殊能力は念動力だが、異星人が多くいる30世紀では別に珍しい力というわけではない。ただ、それでも現代においてはペテンを働くのに十分過ぎる力であることは間違いなく、劇中でも相当数の人間が騙されていた。
活躍
教祖・白王(※実際はマネキン)の元にその言葉を伝える秘書に化け、「2001年に世界は滅亡する」とインチキな予言をして金を巻き上げようと画策。
誰にも信じてもらえないため、乗っている神輿を念動力で浮かすことで大勢の人々を信者にする、金を納めさせること、人間を念動力で持ち上げて救われたことを信じ込ませる。
一方、タイムレンジャー側からは竜也とユウリが「白王の城」に潜入調査するが、白王の正体を暴いたユウリを隠し部屋に監禁し、「儀式」と称してボウガンで射殺しようと準備する。
だが、それに気づいた竜也によって阻止されたため、2人を剣で殺害しようと襲いかかるが、現れた直人の銃撃で剣を落として未遂に終わる。
かくして正体を現すと、タイムファイヤー達3人を念動力で宙に浮かせて追い詰めるが、駆けつけた他の3人のボルユニットの射撃を喰らい、怯んだ拍子にレッド達を解放してしまう。負けじと剣で立ち向かうもレッドとピンクに圧倒された末、ベクターエンド・ビート3とベクターエンド・ビート6を同時に受け敗北。
直後に巨大化抑制シールをはがして巨大化すると、巨大戦ではブイレックスを念動力でシャドウベータに衝突させ、止めを刺そうと剣で襲いかかる。
だが、プロディバイダーの射撃を受けて怯んだところにプレッシャーカノンを撃ち込まれて上記の台詞を吐きながら圧縮冷凍された。
余談
名前の由来はソロモン72柱のストラスからだが、同名の人物には哲学者が多い。
ストーリー終盤の展開を見るとあながちインチキな予言でもなかったのかもしれない。
関連タグ
未来戦隊タイムレンジャー ロンダーズファミリー ロンダー囚人
ウラナイジゲン:『鳥人戦隊ジェットマン』に登場する予言者繋がりの先輩。こちらは戦隊ホワイトをターゲットにした。
ストリウス:名前の「ラ」を「リ」にずらした一文字違い。