概要
忍者である「影」を操作し、さらわれた「霧姫」を救出するのが目的。
8方向レバーと刀を振るボタンと手裏剣を放つボタンを操作する。
縦横スクロールであるが基本は左右移動、下方向でしゃがみ、上方向にレバーを入れると木があるところでは登り、それ以外では斜め上方向含めてジャンプする。
なお、手裏剣はジャンプ中は8方向に放てるが、地上にいるときは左右のみである。
アイテムである巻物を取れば一定時間、画面内の敵を一掃する(その間、操作不能)。
2周プレイすればエンディングとなるが、その後は最初からのループとなる。
初期基板はコインを入れなくてもデモ画面でプレイが可能という、実にサービス満点なゲームであった。
移植
- 1986年4月、ファミリーコンピュータ : 水晶玉を取ると2段階までパワーアップするという要素(敵の攻撃に対しても一度だけ無効化、ただし初期状態に戻る)を追加。
- 1986年10月、MSX : ファミコン版と同仕様。
- 1986年11月、X1turbo : ニデコムより発売、開発はSPS。
- 2005年8月、プレイステーション2 : 「タイトーメモリーズ下巻」に収録。
- 2006年1月、プレイステーションポータブル : 「タイトーメモリーズポケット」に収録。キャラを3Dにしたリメイク版「影の伝説2005」も収録。
- 2006年12月、Wii : バーチャルコンソール (ファミコン版)
- 2014年1月、ニンテンドー3DS : バーチャルコンソール (ファミコン版)
- 2014年6月、WiiU : バーチャルコンソール (ファミコン版)
- 2015年10月、プレイステーション4 : アーケードアーカイブス
- 2019年10月、Nintendo Switch:アーケードアーカイブス
- 2022年3月、イーグレットツーミニ
プレゼントキャンペーン
- ヤマキ株式会社が行った『影の伝説 ヤマキめんつゆサマープレゼントキャンペーン』において、めんつゆに付いていたポイントを集めて応募すると抽選で10,000名にファミコン版がプレゼントされた。ただしゲーム内容は全く変わらず、カートリッジにも「ヤマキめんつゆサマープレゼント」と書かれた簡素で小さな細長いシールが貼ってあるだけで箱だけが全くの別物である。
- ファミコン版の「青葉の章」、「紅葉の章」、「雪の章」を2回クリアし、霧姫が画面に出現したものを写真に撮ってタイトーに送付すると、先着1,000名に「おしゃべり霧姫」というボタンを押すとしゃべるヌイグルミ(仕組みは笑い袋と同じ)がプレゼントされた。
続編等
- 『不動明王伝』 : 1988年3月29日にファミリーコンピュータ用で発売された作品。影の伝説のシステムを継承しており、事実上の続編とも言われている。
- 『影之伝説 -THE LEGEND OF KAGE 2-』 : 2008年3月13日にニンテンドーDS用で発売された続編タイトル。だが、話の内容的にはリメイクに近い。プレイヤーキャラとして「千尋」が追加され、キャラによりストーリーが若干異なる。
映画
2005年、映画評論家の有村昆による自主制作短編映画の第2弾として『影の伝説 真田幸村の死闘』が製作されている。
影の伝説との関連は、映画のタイトルだけであるらしい・・・。
関連イラスト
関連動画
北米向け アーケードアーカイブス版 紹介動画
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小倉久佳(BGM作曲者)