最適化(おそ松さん)
こうりつてきなさいてきか
一松に好かれようと双子の
AIロボットは懸命に奮闘するが･･･。
※本作の公式サイトから引用
今日も野球や洗濯物、運動、掃除、園芸、お届け物の署名、料理と何でも器用にこなすAIロボットのシャケとウメに、6つ子のカラ松・チョロ松・十四松・トド松の4人はすっかり2体を信頼するようになっていた。彼らがオムスビ達に作ってもらった焼きそばを食べていた中、丁度目覚めたばかりでこの光景を見たおそ松は俺も食べたいとせがむが、相変わらず無視されてしまうオチだった。
チョロ松と十四松の2人はもっとシャケとウメにちゃんとハマらないと駄目だと彼にアドバイスするが、当の本人はそれに異議を唱えるだけでなく「長男だから寧ろ彼らの方から寄って来て欲しい」と改める様子も無い。その後、焼きそばだけでなくエロVRを頼んでも結局同じ反応をする2体に対してイライラしたおそ松は思わず彼らの首に掴みかかるが、直後に(恐らく4人の弟達から教え込まれた)"クソ長男"と息ピッタリの連呼で罵倒されてしまった。
一方、外出していた一松は猫じゃらしを片手に猫と出会えそうな場所を探すが、普段思い当たりそうな所には1匹も見つけられない状況が続く。更に、夕方にやっと見つけた猫も猫じゃらしに無関心だった上、彼があげようとした餌だけを奪って逃げられてしまった。
この一連の出来事を影で見守っていたシャケとウメは、一松にも自分達のサポートで喜んだり気に入ってもらわなければと意気込む。そして翌日、松野家では(爆睡中だったおそ松を除く)4人が2体がまだ来ていない事や松代が彼らは一体何処から来ているのかと気になっていた中、朝の散歩で立ち寄った河川敷で物思いに耽っていた一松の元へ遂にシャケとウメが現れた。
そこで、彼らは十四松から聞けた情報を元にAIで客観的に出した『ねこ期待値』という分布図を利用して一緒に猫を探しに行かないかと提案する。彼はほんの僅かだけ興味を持ちつつも、相変わらず抱いていた不信感で当初は彼らの提案を断わってしまう。
しかし、ニートであるが故に時間が余っている分どうしても付き合って貰いたいなら別に悪くないと期待も兼ねて一緒に行く事を決意した。果たして、未だに何処か埋まり切りそうにない彼らの関係の顛末は･･････？
