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概要編集

初代ゼルダの伝説を元にストーリーを再構築したコミカライズ作品。ほぼオリジナルストーリーであり独自設定の塊となっている。

完結編に当たる続編も刊行されている。


トライフォースホワイトソードといった設定が特になかった物を掘り下げている他、リンクとゼルダ姫の関係がとんでもないものになっている。

非力でビビリだが知恵と勇気で武具を使って戦うリンク。

高い身体能力を誇り強力な光線も使えるが力押しでの戦いしか出来ないゼルダ。

という全く対照的なキャラ付けがされている。リンクより強いゼルダ姫などどこを探してもこの漫画くらいしかいないだろう。


著者はグロテスクな描写に定評があり、ガノンを始めとする魔族の造形がかなり禍々しいものになっているのが特徴。

一方で成年漫画家ということもあり、ある場面では幼女の水浴びシーンやパンチラが描かれている。ただしサービスシーンはここくらいしかない。


登場キャラクター編集

パーティーメンバー編集

 城の庭を手入れする庭師見習い。人間とエルフのハーフエルフ。ショタ

 捨て子だったところをジジとインパに引き取られているが、実は……。

 

 小国の姫君。リンクより年下。序盤のみリンクと行動を共にする。

 口調も性格も男勝りで「~だな」「~だぞ」という女騎士風の口調で話す。

 幼少期に目の前で母をガノンに殺されたことで復讐を誓う。知恵のトライフォースを継承している。

 高い身体能力と刀や短剣を武器に戦う。本気を出す際は額に装着した知恵のトライフォースを用いた光線を使う。

 魔法で戦うイメージが強いゼルダ姫だが、この漫画ではバリバリの武闘派である。敢えて近い戦闘スタイルのゼルダ姫を挙げるなら厄災の黙示録ゼルダ姫だろうか。


  • カナン

 エルフの少女。終盤で仲間になるが最終決戦には同行しない。

 リンクの叔母(父の妹)に当たるが正体を隠している。

 初登場時は“カンナ”と誤記されていた。


  • フィー&エル

 小さな妖精の二人組。カナンの友達で、口は悪いが根は優しい。

 簡単な傷を治したり、テレポートや透明化などの力が使える。最終決戦の舞台であるデスマウンテンまでリンクに同行したが、ガノンの放つ魔気に耐えられずラストバトル直前に離脱する。


サブキャラクター編集

  • 16代ゼルダ

 ゼルダの母親。精神的に弱く体も病弱だったため、魔界の封印が弱まるという事態を引き起こしてしまう。

 力のトライフォースを継承していたが背後から襲って来たガノンに殺され奪われてしまった。

 少女の頃はルーンという少年と逢瀬を重ねていた。護衛を振り切っては城から抜け出しており、このお転婆な気質は娘にも受け継がれている。

 実は“ゼルダ姫の母親”というのはブレスオブザワイルドで存在が語られたくらいで、本家でも登場したことは一度もない。本作と共通点がある黒き影の伯爵では、ヨハンナという妃の名前が語られている(既に故人)。


  • ルーン

 リンクの父親。エルフの青年。

 2年前、魔族の脅威に対抗するためゼルダの一族が鍛えた古代遺物ホワイトソードを探し出し、どこかにいる息子に託そうとしたが、長旅で限界を迎え返らぬ人となった。

 少年の頃は16代ゼルダと逢瀬を重ねていた。


 17代ゼルダの父親。婿養子のため王族の血は引いていない。騎士団長を思わせる黒髪黒ひげの大男。

 娘を溺愛しているが独りよがりに過ぎず、姫らしくすることを強要しているため嫌われているが本人は気づいていない。また母がガノンに殺されたという話を頭ごなしに否定して信じようとしなかった。

 短気で思慮が浅く、力押しでの解決方法を取る傾向にある。この悪い面は娘にも受け継がれている。


  • 先代ハイラル王

 16代ゼルダの父親。名前のみで直接の登場はない。3年後には上記のハイラル王に代替わりしている。

 エルフに対して差別意識を持っている。このため16代ゼルダは、ルーンと付き合っていることを隠していた(バレたら二度と城の外に出してもらえないと危惧していた)。


 王家に仕える使用人。本作では若い女性になっている。

 捨て子だったリンクを引き取って育てており、お母さんと呼び慕われている。


  • ジジ

 王家に仕える庭師の老人。常に怒ったような顔をしており短気。仕事に失敗するリンクを良く怒鳴っている。

 リンクと一緒に暮らしており祖父のような存在でもある。


  • 悪ガキ3人組

 城下町に住む不良たち。リンクの耳の形が「みんなとは違う」という理由だけで暴力を振るって虐めていた。

 しかし終盤では、リンクが1人でガノンを倒しにデスマウンテンへ向かったと聞いて「あいつ、弱いくせに……」と言いながらも見直しており、エンディングでは改心したのか笑顔を見せている。


  • ティア

 とある町の宿屋の看板娘。若い女性だが正義感も気も強い。

 父親(店主)が夜遅くに泊まりに来たリンクに対し、面倒事はごめんだと追い返してしまったのを知りどやしつけている。その後、リンクに声を掛けて宿泊させた。

 ストリーには関わって来ないが、彼女の振る舞いは差別されていたリンクを元気付けるのに十分であった。終盤では後述の精鋭魔族に街を襲われてしまうが、成長したリンクに助けられる。


  • ジェナード

 かつて16代ゼルダの護衛隊長を務めていた老人。大柄な体格で顔も一見怖そうに見えるが、実際は気さくで面倒見が良い。隠居後は都市から離れた森の中の小屋で孫たちと暮らしている。

 魔族に襲われていた孫たちを助けてくれたリンクを歓待する。

 経歴や孫娘と暮らしているという設定は、ブレスオブザワイルドのインパが近い。


  • グレイ

 ジェナードの孫。ペルの兄。気さくでヤンチャな少年。リンクと仲良くなる。

 次回作には未登場。


  • ペル

 ジェナードの孫娘。グレイの妹。弱虫で泣き虫な幼女。

 魔族から助けてくれたリンクに一目惚れをする。

 過去、目の前で両親を魔族に喰い殺されており、それもあって命を守ることに必死になる。

 数あるゼルダのコミカライズでも水浴びシーンやパンチラをする(スカートがめくれて尻を見られる)という偉業を成し得ている。

 なお、本家においてリンクに一目惚れをした孫娘というポジションのキャラは、ブレスオブザワイルドのパーヤがいる。


魔族編集

 本作のラストボス。魔族最強の王。

 触れた者の精気を奪い取る魔気という黒い霧を放てる(性質的にはティアーズオブザキングダムガノンドロフが使う瘴気に近い)。

 水牛を思わせる頭部をしており、シルエットは時のオカリナのガノンに近い。

 卑怯にも16代ゼルダの背後から襲い掛かり力のトライフォースを奪い取る。

 常に怒鳴るような老人口調で話すが、八つ当たりで部下を殺すような真似はせず、この手の悪役としては部下想い。


  • ゴーリア兄弟

 リンクを始末するために送り込まれた最初の刺客。兄は1本角、弟は2本角。円月輪のような2つの投擲武器を用いる。

 ジェナードを圧倒してリンクを殺そうとしたが、ホワイトソードから放たれた剣ビームでまとめて倒された。

 原作ではブーメランを投げて攻撃して来る小鬼だが、本作ではマッチョな8頭身で「兄者、弟者」的なキャラになっている。


  • 精鋭魔族(名称不明)

 ユニコーンのような姿をした精鋭魔族。リンクに送り込まれた最後の刺客。

 とある街を襲ってリンクを誘き出す作戦を行った。ホワイトソードの剣ビームを防ぐなどかなりの力を持っていたが、マジカルソードの剣ビームには敵わず撃破された。


ストーリー編集

詳細はを。他作品のネタバレも含むので閲覧注意。


関連タグ編集

ゼルダの伝説 初代ゼルダの伝説 コミカライズ

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