がいようなノ
4コマ漫画「学び生きるは夫婦のつとめ」のヒロインで、学生結婚した主人公・オト(夫の愛称で、名前は御伽)の妻。
東京帝都大付属高校に通う3年生。
愛称はポーニャ。
ロシア人とフィンランド人のハーフで、アメリカに在住していたロシア乙女。
趣味はオヤジギャグ。
わたしの事だヨ
来歴
ポリーナはオト(夫の愛称で、名前は御伽)が10才の時にアメリカへ越してきた時に知り合った(ツイ4版の49話では何故か5歳だが、単行本では10才に修正された)。
オトが高校生の時に彼の婚約を受け入れ学生夫婦となる。
婚姻後は来日して、夫と同じ高校に通いながら日本での生活を送っている。
容姿
口元にホクロがあり、主人公や周囲の人達と比べると背は低め。金髪碧眼の長髪で、大きな髪留めで二つ結びにしている(外見の特徴は、作者のTwitterに投稿された4コマ漫画のカラーコマより)。
性格
夫は自分の事を「あほ」と自覚しているらしいが、嫁・ポリーナは「さらに輪をかけてあほ」との事。
喜怒哀楽の感情表現が豊かで活発。この人柄は、「スパイシーだけど優しくて身も心も温めてくれる…」と同級生から評価されている。
夫もたじろぐほどに怒ると怖いタイプで、時折見せる男気がすごい!!
憧れのニッポンステキ☆
日本文化が大好きで、日本の事は主に漫画やアニメで学習したと思われる。その影響なのか、未だに"ニッポンの体育はブルマを履いて行う"と勘違いしていた事がある。
好きな日本語は「慮(おもんぱか)る」
この言葉を使うと、なぜ日本人は「おもんぱかる」と続けてつぶやくのか不思議に思っている。
日本のサブカルチャー好きだけでなく、伝統文化や食文化にも感心を抱く。なので外国人が漫画やアニメだけから日本を好きになったという見解は好まない様子だったが…
同級生「まあ漫画嫌いの外国人もいるよな」
ポリーナ「日本の宝を侮辱するな!!」
この後、彼女は漫画が死ぬほど好きな事がオト(夫の愛称で、名前は御伽)によって明かされた。
因みに来日して初めて同人誌の存在を知ったポリーナ。オトの説明で『同人=漫画を描く人』と教わり、同じクラスに同人作家の同級生がいると知った時は、嬉しさのあまり周りから心配される程のハイテンションになった。
漫画に対しては相当のめり込んでいる様子。アマチュアの素人作家でも、出版不況の中で知ってもらう努力を続ける一つの漫画家スタイルなどの見解を持ち、 尊敬する人として軽蔑せず接する。
それは相手を称えるのに最適な日本語をケータイでムニムニ検索する程の思い入れは強い。だが言葉のリスペクトは重い。
そんな彼女が抱く漫画家(という職業)像が語られる場面があり、近くに"きかい"があれば読むことをオススメする。
学生生活
鬼城御伽・ポリーナ夫妻は通学にバスを使うらしい。
彼女は同級生とも仲良く?打ち解けており、日本で初めてバレーボールを体験するなど、異国の学校生活を謳歌している様子。
日本での日常会話ではー
を使う場面がある。アメリカ在住歴があるので、少なくとも英語も話せるバイリンガルなのかもしれない。
※調味料のさしすせその件(くだり)。豆を"ソイ"と言っていたが、正確には大豆の事。味噌の原料なので微妙に合(お)うとるし!!
だが日本語の読みはまだ苦手。その為テストの問題文が読めず苦労する場面が見られる。
得意科目は計算問題なので、問題文を読まなくてもフインキで解ける…ん?フインキ?
学生夫婦
転校初日、彼女が初めて日本の高校へ登校する日に、オト(夫の愛称で、名前は御伽)が同級生へ学生結婚した事を伝えるかどうか悩んでいたところ…
ポリーナ「ドウモー。オトくんの妻ですー。夫がお世話になってます~」
と、教室に入るなり学生夫婦になった事をカミングアウトして、夫の心配事を杞憂に終わらせた。
オトを思う気持ちは深く、例え夫の友達であっても新婚生活を脅かす輩には怒る。
因みに登校して間もない頃頃、行ってきますのチューをオトにせがむポリーナだったが、「それでは男気が減る」と赤面しながら応じない夫と「その程度でブレるなら男気とはいわんのジャ!!」と妻の方がすごい男気を見せるやり取りがあった。
学校内ではー
- 学校生活で日が浅い頃、お昼のお弁当に郷土飯のロシア料理を作ってくれる夫に感謝していたが、そろそろ和食が食べたいとこぼす妻。
- そんな自分が弁当当番になった際は、まさかのコンビニおにぎり(ツナマヨ)だった!
- 自分の事より夫は友人との予定を優先した時、妻はそれに激怒してその友人と同級生達の助力?を得ながら勝負した。
学校外ではー
- 料理は出来るが朝食作りが苦手。それは朝が弱いのではなく、お腹が減ってつまみ食いしてしまうから…。
- 皿洗いなどの家事は分担している。だが日本の物事にまだ慣れない妻に、夫から色々面倒を見てもらっているらしい。
- ネットで四国のポン酢を取り寄せて食卓に並べたり…食べる事が好きなのだろうか?
と、異国の地【日本】で学ばなければならない事がたくさんあるけれど、毎日を後悔なく生きる夫婦になるため、彼女なりに頑張っている様子。
よだんだネー♪
漫画「九十九の満月」(作・小雨大豆)の【その181】にて、主人公とヒロインの口喧嘩?する場面で多くの妖怪達が登場する中に、鬼城御伽・ポリーナ夫妻に似た妖怪が登場している。
かんれんタグでござりまするカ!?
・・・オトくん
実は数か月前、オト(夫の愛称で、名前は御伽)は大病を患い高校を休学。入院生活で闘病中の彼を見舞いに来たのが、ポリーナだった。
彼は幸いにも一命をとりとめ退院。再発の可能性が残る中で復学したのである。
オトの病状をポリーナは承知した上で学生結婚の申し出を受けー
毎日後悔しないように生きようヨ
そうしてー
とびきりにあほで幸せな夫婦がうまれたんじゃ。
ポリーナは新婚夫婦の生活を学業と共に楽しく暮らしている様だが、夫と夫の家族と友人達とで動物園に行った日の夜。妻が新しく見つけた変顔(オトのマブダチに作ってあげたような顔)を披露しながら、今日の出来事やこれからの事を楽しそうに、アホみたいに、語らう夫婦のひと時。
最後にはー
妻「長生きしてネ」
夫「わかりました」
二人とも良い笑顔で笑い合い、いつかその時が来ることを覚悟しての事なのだろうか、夫を大切に想う彼女なりの愛情表現で彼の為に力(つと)める妻の姿があった。