「顕現せよ、CNo.107!」
「逆巻く銀河を貫いて、時の生ずる前より甦れ!」
「永遠を超える竜の星!」
「超銀河眼の時空龍!!」
概要
バリアン7皇の一人であるバリアンの騎士・ミザエルが使用する、ランク9・光属性・ドラゴン族の効果エクシーズモンスター。オーバーハンドレッドナンバーズ「No.107銀河眼の時空竜」がRUMの力によってカオスエクシーズチェンジしたモンスター。
全身がほぼ金1色で、所々に黒と赤紫色で配色されている。対となる「超銀河眼の光子龍」や「青眼の究極竜」と同じく三つ首で尻尾も三つなので、色と相まってキングギドラっぽい。ランク以外のステータスも両者と同様である。
ランクアップ前と同じく鋭角を多用したフォルムでであり、機械的なデザイン。光り輝く金色の翼を備えている。
OCG版テキスト
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3000
レベル9モンスター×3
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン相手はフィールドで発動する効果を発動できず、
このカード以外のフィールドの全ての表側表示のカードの効果はターン終了時まで無効化される。
(2):このカードが「No.107 銀河眼の時空竜」をX素材としている場合、以下の効果を得る。
●このカード以外の自分フィールドのモンスター2体をリリースして発動できる。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に3回までモンスターに攻撃できる。
OCG版説明
遊戯王OCG第8期第8弾「PRIMAL ORIGIN」にて収録される。相変わらず金色に光り輝いており存在感を放っている。
全ての表側表示のカードを無効にし、更に相手のフィールド上のカードの発動を防ぐ第1の効果と3回連続攻撃を行える第2の効果を持つ。
第1の効果は圧倒的な制圧力を誇り、ネオ・タキオンの強力なステータスを存分に喰らわせることが出来る。ただし、「オネスト」などの手札から発動される効果までは無効には出来ない。また、無効にしても破壊までは行わないため、自ターン終了と共に表側表示カードの効果は復活してしまい、セットされたカードは使えるようになってしまう。
なお、自分はネオ・タキオンの効果の影響を受けないので遠慮なく魔法・罠を使っていける。そのため、速攻魔法や罠カードを多用するデッキと相性が良い。
ちなみに、相手ターンには発動不可能。
第2の効果は恐怖の連続攻撃能力。4500もの攻撃力ならほとんどのモンスターを破壊出来、相手の場のモンスターを一掃し大ダメージを与えられる。1ターンキルだって十分狙える。第1の効果と組み合わせればより安全。3回攻撃はモンスターにしか攻撃できないので、残念ながら原作のようにダイレクトアタックは行えない。
ただし、発動条件が厳しい。重い時空竜からランクアップした場合にしか使用出来ず、さらに効果を発動するにはコストとして自分フィールド上のモンスター2体を要求している。トークンなどで負担を軽減しよう。
進化前と同じく、カイトの使用カテゴリーである「フォトン」との相性が良い。光子竜とサポートカードを共有出来、素材やコスト確保も幾分しやすい。
アニメ版テキスト
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/光属性/ドラゴン族/ATK 4500/DEF 3000
レベル9モンスター×3
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。
エンドフェイズ時まで、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する
全てのカードの効果を無効にする。
またエンドフェイズ時まで、このカード以外のこのターン発動した
全てのカードの効果を無効にし、このターン開始時の状態に戻す。
この効果の発動後エンドフェイズ時まで、フィールド上に存在するカードの発動は、
このカードのコントローラーが許可したもののみになる。
このカードが「No.107 銀河眼の時空竜」をランクアップしてエクシーズ召喚に成功した場合、
以下の効果を得る。
●自分フィールド上に存在する攻撃宣言をしていないモンスター2体をリリースする事で、
このターンこのカードは、一度のバトルフェイズ中に3回攻撃する事ができる。
アニメでの活躍
天城カイトとの真の銀河眼使い決定戦において初登場。しかし、あまりのパワーに使用していたバリアンズ・スフィア・フィールドが耐えられず、本来の姿を現すことすらできずにデュエルは中断された。この時は金色の炎に包まれた三つ首のドラゴンの姿だった。
その後、「異次元の古戦場-サルガッソ」でのデュエルで再登場。この時初めて本当の姿を披露した。ランク・攻撃力が明かされたがこの時も途中でデュエルの続行が不可能になったため、その能力を発揮出来ずに終わった。
奥平風也と神月アンナとの戦いで召喚されたがデュエル内容が丸々カットされ、フィニッシャーとなったこと以外分からなかった。
そしてⅢとV兄弟とのデュエルで遂に本格的な登場を果たした。2人の戦略によって銀河眼の時空竜を封殺され、残り1LPにまで追い詰められたミザエルは、肉を切らせて骨を断つ戦法で時空竜を奪還。そして、「RUM-七皇の剣」によってこのカードをカオスエクシーズチェンジによって召喚する。
圧倒的不利な状況を一瞬にして覆し、3連続攻撃によって「CNo.6先史遺産カオス・アトランタル」と「CNo.9天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア」を破壊し、続くダイレクトアタックを決めてフィニッシャーとなった。
月におけるカイトとの銀河眼使い決定戦においても召喚され、光子竜を無力化して破壊。降臨した「No.62銀河眼の光子竜皇」や「No.46神影龍ドラッグルーオン」に破壊されても、その都度復活、
激闘を繰り広げるものの、最終的に攻撃力を8000となった光子竜皇の攻撃で粉砕された。
アニメにおいてはこのカード以外のフィールドの表側表示カードの効果を無効化する効果に加え、フィールドの状態をターンの開始時の状態に戻すというもの。
このため、一度使用した魔法カードを再利用するという戦法もできてしまう。
さらに、コントローラーが許可しないフィールド上のカードを発動できないという効果も存在する。
総じて、非常に高い制圧力を持ったモンスターといえるだろう。
細部は違うが原作の「デジャヴー」が元ネタなのだろうか。
攻撃名は「アルティメット・タキオン・スパイラル」、無効効果名は「タイムタイラント」
効果発動時には時間が巻き戻るような演出がなされ、映像が反転しBGMも逆再生されている。
ミザエルはもっぱら「ネオ・タキオン」と呼んでいる。
その他
2012年12月16日の放送で登場し、正式な姿の判明は2013年3月31日の放送分だが、本格的に活躍し効果が判明したのは2013年11月3日の放送分と、実に1年近くも存在が謎のままだった。
外見について
進化前同様機械的な外見をしているが、そのフォルムは一言で言えば「ドラゴンの三つ首をつけた機械の要塞」とでもいうべき異形である。
線が多くさらにディテールがあまりに複雑であるためか、基本的に劇中ではフルCGで表現されている。
丸山氏いわく、「ネオ・タキオンは人が手描きで動かす限界を超えている」とのこと。
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