GTAVC
ぐらんどせふとおーとばいすしてぃ
「グランド・セフト・オート」シリーズ4作目。 バイスシティはマイアミがモデルになっている。主人公はトミー・ベルセッティ。
プラットフォームはPS2、PS3、XBOX、iOS、Android。
随所にスカーフェイス、特捜刑事マイアミ・バイスを意識したと思われる箇所が存在する。
時は1986年。リバティーシティの有力マフィア、フォレッリファミリーの密談が、マルコズ・ビストロ行われていた。
内容は、腐敗の町、バイスシティで一大市場を築いている麻薬ビジネスへの参入だ。
古参とおぼしきメンバーは、ファミリーの掟を盾に反対するも、ボスであるソニー・フォレッリは「時代だよ」とあっさり突っぱねてしまう。
その後、麻薬ビジネスへの参入を決め。当て馬として主人公であるトミー・ベルセッティと部下2人の派遣。現地での交渉役として、ケン・ローゼンバーグという三流弁護士を使う事を決定する。
所は変わり、バイスシティ。
「やあ、こっちだよ。」と頼りない男が車から手を振っている。
この男こそがケン・ローゼンバーグ。彼の案内で取引場所である港に向かう一行。
港に着くと、取引相手である黒人兄弟が姿を現す。
順調に進み、取引成立。と思ったその時。銃声がこだまする。
命からがら逃げ出したトミーとケンだったが、部下2人と取引相手の兄弟の内1人は謎の集団によって殺されてしまった。
今、バイスシティのどん底から、トミーはバイスシティの闇社会の頂点へ登るべく立ち上がる。
- トミー・ベルセッティ
本作の主人公。35歳。ハーウッド事件というヤマで逮捕経験がある。
その逮捕される原因を作ったソニー・フォレッリには内心反目している。
後にベルセッティファミリーというマフィアを作る。父親は元印刷工。
GTAの歴代主人公の中でもその成功した事業の規模や手広さの面では群を抜いている。
- ケン・ローゼンバーグ
バイスシティでしがない法律事務所を経営している弁護士。
腕は「無実の人間を死刑台送りにする」というレベル。
司法試験のカンニングはできる反面、陪審員を脅す事すらできないチキン野郎
かわいそうにSAでは髪が薄くなり、加えて薬中になりトミーに見捨てられてしまう。
- ファン・ガルシア・コルテス
某中南米の国の大佐。クーデターを生き延びたり、死刑判決を免れたり、暗殺者を撃退したり色々とすごい人。
でも最後にはGIGNや、DGSEのエージェントから逃げる形で退場する。
娘が1人いる。そしてフランス嫌い。
- ランス・ヴァンス
上述の取引相手の兄弟の弟の方。
VCSでのトラブルメーカーっぷりは本作でも健在。
"ラストダンスだ、ランス・ヴァンス。"
- ソニー・フォレッリ
フォレッリファミリーのボス。
非情に狡猾で、若くしてフォレッリファミリーのボスにのし上がる。
数件のマフィア殺しの疑惑があるものの、微罪でしか検挙されていない。
最後はトミーの成功を横取りすべく現地入りする。
- リカルド・ディアス
バイスシティの麻薬王。移住の際、移民局に賄賂を払って永住権を取得する。
非常に短期な癇癪持ちで、コンセントが抜けているのを故障と勘違いして壊すほど。
VCSではコカインでハイになってるため気さくな人物になっている。
- ケント・ボール
イギリス人プロデューサー。同作に出てくる架空のロックバンド、ラブフィストのプロデュースをしている。
裏社会のご意見番としての役割も担っており、トミーに情報を提供する。
- エイブリー・キャリントン
バイスシティの不動産王の異名を持つ実業家。
ドナルド・ラブの師匠でもあるオヅラさん。
- ウンベルト・ロビーナ
父のアルベルトと共にカフェを経営している傍ら、キューバ人ギャングのボスもしている。
"男らしさ"を求めるが、当人は凄く女々しい。
- フィル・キャシディ
前作、GTA3のモブキャラから、仕事を依頼するキャラに大抜擢。
今作では、片腕をなくす理由が語られるが、非常にしょうもない。
3とでは失う腕が逆なのは内緒だ。
- メルセデス・コルテス
コルテス大佐の一人娘。
遊び好きでアダルトビデオにも出演したりするなど、破天荒な生活を送る反面、将来は弁護士になるべく勉強している。
- ラブフィスト
架空のロックバンド。ヤク中で性癖もイカれている。
彼ら以上にイカれたストーカーに付け狙われており、解決をトミーに依頼する。
後作でも意外なところで顔をのぞかせている。
- スティーブ・スコット
売れない映画監督。なぜか自身の映画にマッシュポテトとサメを出したがる。
モデルは多分この人。
ポンコツだがトミーの尽力によって映画が大ヒットし、父を老人ホームに入れた。
- アウンティ・ブレ
ハイチ人ギャングのボスのおばはん。
ブードゥーを使っているのか、彼女の所にいるトミーはおかしい。
- ビッグ・ミッチ・ベイカー
ベトナム戦争から帰還した退役軍人のバイカーギャングのリーダー。帰還兵の扱いの悪さに不満を持っている。(皮肉にもこれはアメリカの社会問題になっている。)
よそ者は歓迎しないが、最終的にラブフィストのバンドの警護を引き受ける。(モデルはオルタモントの悲劇)
- カム・ジョーンズ、ヒラリー・キング
これにフィルとトミーを加えた4人で銀行強盗を行う。
カムは金庫破りの名人で常識人。ヒラリーは運転の名人だがひ弱。
ヒラリーはSWATに射殺される。カムは金庫を開けた後はフラグが消えるので誤射して殺してもOK。
- モード・ハドソン
アイスクリーム?工場のオーナー
子供嫌いで薄気味悪い
- デロア
カウフマン・キャブの無線指令員。同じタクシー会社のVCキャブを敵視している。
- BJスミス
アメフトの元スター選手。
サンシャインオートのオーナーだったが、現役復帰のためにトミーに売り渡す。
- ミスターブラック
公衆電話で仕事を依頼する謎の人物。
今作からバリエーション豊かになったが、同じ種類の武器は一度に持てない。
リンク先はモデルとなった武器。
殴打武器
投擲武器
近接武器
拳銃
短機関銃
散弾銃
突撃銃
ルガー(スターム・ルガー ミニ14)
重火器
狙撃銃