LEON(映画)
れおん
イタリア系移民のレオン・モンタナはプロの殺し屋。トニーから請け負った依頼を完璧に遂行し、誰ともかかわらず、牛乳を飲むことを日課としている。
レオンの住んでいるアパートの隣部屋には、とある一家が暮らしていた。その一家の娘である12歳のマチルダは、父親に殴られ、父の再婚相手の継母にこき使われ、義姉にいじめられ、逃げ場のない生活に苦しんでいた。マチルダが心許せる相手は4歳になる義弟だけ。
ある日、いつものように殴られ鼻血を出していたマチルダを見たレオンはハンカチを差し出す。レオンと顔見知りだったマチルダは、お礼にレオンの好きな牛乳を買いに行く。
しかしマチルダが買い物に出ている間に、麻薬密売人のスタンスフィールドがマチルダ一家の住む部屋を襲撃した。マチルダの父親が麻薬の横領をしたことがばれたのだ。銃撃戦の果てにマチルダの家族は皆殺しにされる。
そこに帰ってきたマチルダは、事態の異様さを察知し、自分の部屋を素通りして、レオンの部屋に助けを求めた。レオンは逡巡したが、結局マチルダを保護する。
レオンが殺し屋であることを知ったマチルダは、弟の復讐のため、殺しの技術を学びたいと頼む。
1994年に製作されたフランス・アメリカ合作映画。監督はリュック・ベッソン。
フランスタイトルは『Léon』、アメリカタイトルは『Léon: The Professional』。
ベッソンの次回作となるSF大作『フィフス・エレメント』の資金集めという背景があり、脚本は二日間で急ごしらえされたものだが、今作は世界的に大ヒットし、ベッソンの代表作にもなった。
本作の魅力はなんといっても登場人物とその人間関係にあり、レオンとマチルダの親子のようで恋人のような不思議な関係に根強いファンが多い。(例えば虚淵玄氏)
22分の未公開シーンを加えて再編集した「完全版」がある。こちらはレオンとマチルダの絡み、実戦形式のレクチャーなどが追加されており、オリジナル版を見た後でも十分楽しめる。
イタリア系移民、殺し屋の中年男。通称《掃除屋》。ニット帽と丸眼鏡がトレードマーク。好きなものは牛乳とミュージカル映画。女と子供は殺さない主義。
ボスであるトニー以外とは人付き合いがない。自らの存在を根無し草に例え、観葉植物が唯一の友人だと言う。アメリカに来たばかりのころ、女がらみでは痛い目を見たらしい。
英語の読み書きができないため、マチルダに教えてもらう一幕も。
完全版では、殺し屋になった経緯が追加されている。
モデルは映画ニキータに出てきた掃除屋。
家族から虐待を受けており、父親に対しては「いつか殺すつもりだった」とすら漏らす。唯一、仲のよかった義弟のためにスタンスフィールドへの復讐を決意する。
子供ならではの軽率かつ大胆な行動でレオンを翻弄することが多い。12歳にしてすでに女豹の風格がある。
麻薬密売組織の男。自らも薬物中毒で、ドラッグの錠剤が欠かせない。
商売の邪魔をする者には冷酷で容赦なく、マチルダの家族を4歳の子供もろとも皆殺しにした。
時節、何かに陶酔するような表情を浮かべ、キレると何をするかわからない危険人物。他人の命より音楽鑑賞や一張羅のスーツが大事。
正体は、麻薬取締局(DEA)の捜査官。
トニー - ダニー・アイエロ
表向きはイタリアンレストランの経営者。裏の顔は殺し屋レオンの仲介人。
読み書きができず銀行を使えないレオンのための金庫番でもある。
家族持ち。
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注意 ※映画の結末についてのネタバレがあります。未視聴の方はご注意下さい。 ※登場人物のねつ造部分があります。 表紙素材はこちらからお借りしました【https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=61297542】 初めて映画「LEON」を観た時にある程度予想出来ていた結末だったのに思いのほか自分の性癖に突き刺さり、荒れ狂った自分の感情のやり場に困って書いた小説です。 あの2人には幸せになってほしいけど、あの結末も壊したくないと思った葛藤の末がこれです。 今でもエンディングを聴くと自分でもドン引きするほど涙が出ます。 最高の映画なので是非観てほしいです。1,781文字pixiv小説作品I Wanna Be Adored
リトルイタリーのバーで、ニューヨークで最強は誰かという酔っ払いの話に次元が付き合うというお話。 《ご注意ください》 ○ルパン三世のキャラをお借りして創作しております。 ○映画『レオン』を観まして、うちのキャラたちと会話をさせたくなりましたという背景があります。時間はかなり過ぎて、ヒロインは大人になっております。 ○オリヒロいます。 こんな話もありかとお付き合いいただけると嬉しいです。4,954文字pixiv小説作品