プロフィール
依代 | 間桐桜(黒桜) |
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真名 | カーマ(+マーラ) |
クラス | アヴェンジャー |
性別 | 女性 |
身長 | 156cm ※ |
体重 | 46kg ※ |
出典 | インド神話 |
地域 | インド |
属性 | 中立・悪・天 |
好きなもの |
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嫌いなもの |
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設定担当 | 水瀬葉月 |
ILLUST | ReDrop |
CV | 下屋則子 |
※ 身長・体重は基本状態のもの。夏なので普段より自由度が増している。
概要
2021年水着イベント『カルデア・サマーアドベンチャー!』に登場するカーマの水着版。レアリティは☆5。開始1週間後のピックアップ2召喚においてなぎこさんやカイニスと共に実装された。
今回は「夏の雰囲気で浮ついたマスターを堕落させる」というコンセプトで以前よりマーラの成分多めになっている。そのために霊基出力もビーストのものに近づいているが、同時に「全人類を堕落させる」ビーストの権能を「マスター個人を堕落させる」という本来の仕様(対大多数)にない使い方(対個人)をしているため、不具合を起こしている(「本来70億に平等に分け与える愛をたった一人に注ぎ込もうとした結果、帰ってくる反応の威力が70億倍になっている」と評される)。
通常時はカーマとマーラの割合が6:4だがこの比率が4:6になった時にビーストとして覚醒する。本人は3:7と自称しているが、いつもと変わりない。そのため、彼女を監視するパールヴァティーからは安全だとみなされた。属性も元の混沌・悪から中立・悪へと変化している。
人物
「カーマ?最近はなんだか微笑ましいですよねぇ」というパールヴァティー達の生温かい目に復讐する、というなんとも言えない理由で霊基をアヴェンジャーに自己調整した結果、魔王マーラの側面をチョイ出しした(と本人は思っている)水着霊基。しかし性格云々は変わってない。
それどころか、マスターに対しての誘惑は攻撃に特化したため、その反動で防御面がとても弱くなっており、さらに上記の不具合も合わさってむしろ通常霊基よりチョロくなっている。
具体的には、以前よりマスターに対するアピールが直接的になっており、面倒くささを見せる描写が抜けている反面、マスターからのアプローチに対する免疫力が極端に低下している(アプローチどころかマスタースキル発動時の掛け声が聞こえるだけで戦闘に集中できなくなるレベル)。
ついでに通常霊基の時はマスターを膝枕した際、あまりにも無防備な姿に干渉しようとして対マーラ防壁に掛かっていたが、この霊基のカーマはマスターを膝枕すると顔を眺めているだけで夜が明けてしまう位かよわい生き物と化してしまう。愛玩系ビーストとはこのことか……
霊基第一段階では子供用の花柄水着、第二段階では緑ビキニだが、問題は第三段階。なんと大事な部分を青い炎が覆っているだけの状態であり、もはや水着ですらなく何も着ていない。
能力
アヴェンジャーとしての霊基を得て更に深く依代の虚数属性と結びついたことで、元の依代の能力であったシェイプシフターを積極的に攻撃に利用している。当のカーマ自身はそれが何なのかを理解していない。本来ならあらゆるサーヴァントにとって死の猛毒になる力だが、カーマはその神格の高さと、魔王兼人類悪としての相性からか、全く悪影響を受けていない模様である。
他にも、このビースト仲間と同様に時を巻き戻す力を持つらしく、イベント『カルデア・サマーアドベンチャー!』において探検時に主人公が選択する扉の色を間違えた際は「溢れ出る魔王パワー」によって選択肢の時点まで引き戻すシーンがあるが、これは通常時同様に霊基的に繋がりのある宇宙を司るシヴァ神の持つ時間に干渉する力を行使しているのではないかという説がある。
モーション中では、シェイプシフターを使った攻撃(鳥の群れに変えて突進させる、浮き輪の穴から帯型の奔流を巻き起こす)、浮き輪を振り回したり転がして叩きつける、花吹雪を巻き起こす、マカラ型のフロートに乗って噛み付かせる、足元から間欠泉を噴き上げさせるなどしている。
第2再臨では、花吹雪の代わりに苦無サイズの矢の雨を投げつける攻撃となる。
第3再臨では、背中の装飾を駆使した攻撃(自身の周囲で旋回させて斬り裂く、炎を纏わせチャクラムのように転がして攻撃、分離させてビットのように操る、穴から帯状の魔力を敵の頭上に放出)を披露する他に、シェイプシフターでできた水着の帯を伸ばして突き刺す、敵に触れて蒼炎で炎上させる、3人に分身して背中の装飾を投下し宇宙のエネルギーを炸裂させるなどの攻撃に変化する。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | B | C+ | A | EX | D | EX |
保有スキル
対魔力(A) | 本来はアーチャーなどのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Aランクともなると、魔法陣及び瞬間契約を用いた大魔術すら完全に無効化してしまい、事実上現代の魔術師が傷を付けるのは不可能。 |
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騎乗(A) | 本来はライダーなどのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。Aランクともなると、幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操る事が出来る。今回はマカラ型フロートを乗りこなしている。 |
単独顕現(C) | ビーストのクラススキル。単独で現世に現れるスキル。『単独行動』のウルトラ上位版。堕落の愛はどこにでも顕れる。尤もこの霊基では唯一の堕落対象である自身のマスターの前にしか顕れない。 |
復讐者(B) | アヴェンジャーのクラススキル。釈迦への復讐を目論むマーラ・シヴァへの復讐を目論むカーマとしてある事で、アヴェンジャー霊基との親和性をこじ付けてランクを上げている。マスターラブ勢の敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変わる。こじ付けで取得した為か、ランクは低め。 |
忘却補正(B) | アヴェンジャーのクラススキル。彼女は決して忘れない。シヴァの炎に灼かれた事を。或いは全力の愛で堕とせなかった人間がいた事を。忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。こじ付けで取得した為か、ランクは高くない。 |
自己回復(魔力)(A) | アヴェンジャーのクラススキル。復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。微量ながらも魔力が毎ターン回復する。 |
魔王の神核(?)(B) | 恐るべき夏の魔王マーラである事を示すスキルだと自称している。このスキルにより、マーラ側に寄った霊基であるのだとか何とか。 |
マカラ・フローティング(A) | 夏の水遊びにうってつけのスキル。カーマはインド神話における海獣マカラに関連する存在だとも言われる。マカラは水神ヴァルナやガンジスの女神ガンガーの乗騎(ヴァーハナ)でもあり、即ち水を操る力を持つ。夏の彼女が乗り回すワニやサメに似た形の謎フロートは、心地好いぷかぷかを演出すると共に、いかなる荒波も乗り越え、時には水上バイク以上の運動性能を発揮すると言われている。 |
真夏の海のマーラ(EX) | 魔王の夏の本気を示すスキル。アサシン時のスキルである『マーラ・パーピーヤス』の夏バージョンとも言える。普段のやる気のないダウナーな部分が減少し、行動が若干ながらアクティブ化。普段なら「面倒くさいから嫌です」とジト目で拒否されるような事も、まあ、夏ですし?の一言でやってくれるようになる、かも。 |
虚ろなる魔(EX) | アヴェンジャーの霊基を得た結果、シヴァに焼かれ宇宙と繋がったカーマの在り方は、依り代の少女の持つ希有な魔術属性と更に深く結びついてしまった。これにより夏の彼女は特殊な魔力操作による攻撃を行う。堕落の炎は決して消えないが、このスキルの影響により「あるが、無い」様相に近付いている。第三再臨において、彼女の身を焼く炎が「少なくなっているように見える」のはその為。 |
宝具
愛もていたるは恋夏なり(カーマ・ルーパーストラ)
- ランク:B
- 種別:対人宝具
- レンジ:2~10
- 最大捕捉:10人
「大活躍ターイム!」
「夏の堕落はチャーミング!咲き誇れ恋の花……出会いの渚に煩悩燦々!『愛もていたるは恋夏なり(カーマ・ルーパーストラ)』!!」
「覚悟、決めました?」
「魔王の誘惑……如何です?恋を飾るは花の冠、真夏の夜に堕落咲き――『愛もていたるは恋夏なり(カーマ・ルーパーストラ)』!!」
カーマが所有する花の矢「サンモーハナ」が変化した愛らしい浮き輪。
使用時には相手に向けて投げられ、ヒットすると堕落パワーが複数の影の巨人となってドーナツの穴状の所から溢れ出す。そうなる原理はカーマ当人にもよくわかっていないのだとか。
宝具名のルーパーストラとはカーマの別名の一つで「形、形相」など(文脈によって「表現」や「美」のニュアンスも持つ)を意味するルーパと「武器」を意味するアストラの合成語。カーマの異名としては、しばしば「美の武器(the weapon of beauty)」の意と解される(ソースは此方)。
恋もて堕とすは愛果てなり(マーラ・シューニャター)
- ランク:B
- 種別:対人宝具
- レンジ:2~10
- 最大捕捉:100人
「果てに愛が無いとでも?」
「愛の世界、燃える宇宙。望む全ては花弁と舞いて、虚無の堕落に灼かれて溶ける。『恋もて堕とすは愛果てなり(マーラ・シューニャター)』」
第三再臨状態での宝具で、ゲーム中での効果は変わらない。
よりマーラの側面が顕われた堕落の誘い。対象を炎が変じた虚ろなる空間に誘い込む。
アサシン時での第三再臨時の宝具『恋もて焦がすは愛ゆえなり』のように、愛の果てに通じた宇宙を背景に巨大化したカーマの姿が現れる。敵陣は彼女が両手の指でつくった輪の中に現われた青い虚炎の火球の中に閉じ込められて灼かれ、宇宙空間で超加速したかのように星々が流れていく。
ゲーム上での性能
HP | 11790 |
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ATK | 13213 |
カード | Quick:2/Arts:2/Buster:1 |
宝具種別 | Arts |
スキル1 | マカラ・フローティング<A>/自身のアーツ性能アップ(3T/20〜30%)&回避を付与(2回/3T) |
スキル2 | 虚ろなる魔<EX>/自身の宝具威力アップ(3T/10〜20%)+敵全体に魅了を付与(1T/確率50〜100%) |
スキル3 | 真夏の海のマーラ<EX>/自身のNPをチャージ(30〜50%)&「通常攻撃時に愛炎(3T)を付与する状態」を付与(3T)&愛炎特攻を付与<愛炎の数だけ威力アップ>(3T/10×n%/最大10個) |
宝具 | 愛もていたるは恋夏なり/敵全体に強力な魅了特攻攻撃(OC:150〜200%)&防御力ダウン(3T/20%) |
アペンドスキル3 | ランサーに対する攻撃力アップ |
攻撃偏重型のアタッカー。その攻撃力はクラス補正も相まってとても高い。
最大の魅力は魅了特攻持ちの全体多段宝具である。第2スキルで魅了を付与して他のスキルによる下駄を履かせれば、サポートなしでもかなりのダメージを叩き出すことができる。
また、NP50%チャージ持ちである点も見逃せない強みであり、アペンドスキル『魔力装填』を解放すれば、Wアルトリア・キャスター&黒聖杯でシステム周回も可能という旨みもある。
更に第3スキルには通常攻撃で愛炎状態を付与しつつ自身にはその特攻を付与する複合効果もあるために、体力の多い相手でも魅了特攻宝具と合わせて消し炭にしてしまえる。
関連人物
桜の擬似サーヴァント同士であり、因縁の相手にして忌々しい女神。
彼女からの生温かい目にキレて水着魔王になるも、生温かい目で見られるのは変わっていない。
契約したマスターさんで、今回は唯一の堕落対象に設定している。
いつもの様に堕落させようと迫り、バレンタインのバッドエンドの様な危うい雰囲気を漂わせる。
しかし夏仕様故に少しだけ解放されたカーマは主人公に真顔で見つめられたり、思わぬ口説き文句に撃沈しかける等いつも以上にチョロい。具体的にはムキになったカーマが「実はマスターはもう堕落しているが夏の魔力で気付いてないだけでは?」とマスターの自己申告を受けて訝しむもその証明としてパフェ等を与えて接待するだけで満足するレベル。そして最終再臨では露骨にデレる。
通常霊基では彼/彼女を膝枕した際、我慢出来ず襲いかかろうとしてパールヴァティーのセキュリティが発動するのだが、朝まで寝顔を眺め続けるだけで何も出来ないようになってしまっている。
アヴェンジャークラス仲間で、マスターへの精神干渉への最終防壁をやっている脳内セコム。
そんな彼がスルーするのがカーマである。例として(手段はともかく)マスターの身を案じての侵入であったムネーモシュネーはマスターに報告、自身の利用した特異点の不可解な点についての警告を与えにきたジャック・ド・モレーは実力行使で追い返したにもかかわらず、マスターを堕落させにきた(マスターの疲労が溜まっていたため無理矢理休ませようとした)カーマはスルー。一応パールヴァティーのカーマ/マーラ専用ファイアウォールが敷いてある為でもあるのだが。
カルデアキッチン部のメンバーで、エミヤは依代の縁者の成れの果てでもある。
第1再臨では彼らからパフェやらかき氷やらをもらい、それをマスターに見られて恥ずかしがる。
依代の関係故か見ていると顔と体がムズムズしてくる為初っ端からダメを連呼。なんでさ。
理由は分からないので、最終的にシヴァ系のサーヴァントと勘違いして赤面しながら退散する。
水着化に伴い幼女形態となった煉獄に対してライバル意識を感じている。
マイルームでは「あれくらいいけますから」「いざとなったら勝負」と嫉妬している。
相変わらずの暴走娘。寧ろ水着でバーサーカー化したのでさらに狂気に……いや、変わってねえなこのパリピ。カーマに対してカマちょ呼びとかなり気安い態度は変わらない友人枠。いや、友人なのかな?このふたり。夏のイベントでも絡みは多かったけどぶっちゃけだいたいそんな感じ。
依代の姉の擬似サーヴァントで、イベント中で色々あって競う羽目になった。
マイルームで曰く「理由は分からないが、妙に張り合いたい気分になる」のだとか。
前年度に水着になったビーストⅢとしてのライバルで相容れない女。
人魚や蜃を喰らった彼女を皮肉っており、今年は自分が好き放題するつもり。
イベント中で敵対した相手であり、後述のコロンブスでトラウマを植え付けられた。その恨みもあってか、彼の行動を的確に抑え込み最後は壺に封印して元ビーストの力を見せつけたのだった。
DOMAN本人の名誉のためにフォローしておくと、イベント中のDOMANはブラック上司に酷使されて過労状態、かつカーマに術式を解析され手の内を把握されていたうえ、どうせそんな事だろうと思っていたカーマが後述のDOMANピンポイントメタ術式を譲り受けていたという極めて不利な状況にあったので、万全のコンディションであれば一方的に負かされる事はなかったと思われる。
経緯は不明だが彼女に陰陽道の術について聞き出した、もとい教わったらしくDOMANを完封する活躍に繋がった。なお、紫式部が教えた術は彼女の師匠が対DONAN用に用意したお仕置き術式の1つであった事が翌年判明しており、東の師匠によって同じ術がDOMANに使われていた。
量産型コロンブス
DOMANが大量生産したサーヴァント擬き。カルデア一行と共に海上で襲撃された際、目的のついでに禁止用語を吐きながらネモ・マリーンを攫おうとしたが、何故かカーマは真顔でスルーしていた。その後、街を覆い尽くす量産型コロンブスの群れを見て浮かんでしまった嫌すぎる想像を「単為生殖」という単語でマスターに無理矢理おすそ分けした。なんて事をしてくれたのか……
余談
カーマのヴァーハナがインコ(parrot)である事を反映して、肩に鳥を乗せている。ミドリワカケインコというインドにも生息するインコである。無論虹色に光りながら回ったりもしない。ちなみに、首に黒い線があり、クチバシが赤いのはオスらしい(メスは頭部やクチバシが黒くなる)。
しかし、ホンセイインコ属の中ではマイナーなため、メジャーな種類のワカケホンセイインコとして描かれているものが多い。「Kamadeva parrot」で検索すると、カーマとワカケホンセイインコが組み合わせられているのを確認できる(1835年のフランスの書籍の図版の例)。なお、シヴァの一側面バイラヴァのヴァーハナとして描写されている絵画も存在している(大英博物館サイト)。
2021日11月21日、ReDrop先生自らこんなイラストが……
先生曰く「こんなことも出来るんです(たぶん)」とのこと。
関連イラスト
【第1再臨】
【第2再臨】
【第3再臨】
【おまけイベントで見せた第3再臨の派生】