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井坂「複製した、お試し品ですがね?」

データ

翼端長12.0m
体高6.0m
体重2.8t
生体コネクタ島本凪は左腕
頭文字デザイン輪を描くように羽を広げた翼竜(Q)
特色/力ケツァルコアトルスの記憶による巨大化、および音速の飛行スピードと成層圏にまで達する超高度飛翔能力など
登場話第35話『Rの彼方に/やがて怪物という名の雨』

概要

風都野鳥園の職員の女性が「ケツァルコアトルス」の記憶を内包したケツァルコアトルスメモリで変身するはずだったドーパント及び、野鳥園のオウム井坂深紅郎により複製品のメモリを挿されて変身したドーパント

怪人体は3つに開く嘴を持つ青い肌の巨大な翼竜の姿。頭にはケツァルコアトルスの由来となった神ケツァルコアトルを思わせる羽毛が生えている。

これまでの古生物系が第1段階として人型の姿になっていた事を考えると最初から巨大な姿であるこのドーパントは極めて異質な存在であり、劣化した複製品で変身したとしてもすさまじい戦闘力を誇る恐ろしいドーパントである。

メモリについて

メモリを使用するはずだった島本凪はケツァルコアトルスメモリの過剰適合者(メモリとの適合率が異常なまでに高い人物)である。

ケツァルコアトルスメモリは園咲琉兵衛が保管するメモリのうちの一つにしてゴールドメモリと同等の力を持っている。

また、メモリの色と端子が金色でメモリの形状も翼状のパーツがある特殊なものとなっているが、ゴールドメモリではないという事の為、どういうタイプのメモリなのかは明かされなかった。

(ゴールドメモリに進化している状況のメモリだったのかもしれない。)

なお、井坂が複製したケツァルコアトルスメモリは剥き出しの基板に羽が付いた形をしている。

正体・行動

本来のメモリの使用者は島本凪(演:和川未優)だったが未遂で終わった。

が、野鳥園のオウムが複製品で変身している。

実は井坂深紅郎は過剰適合者である彼女に(父親を目の前で惨殺してから)メモリの生体コネクタを打ち込む。更に彼女を恐怖させることで生体コネクタを最大限成長させ、その状態でメモリを彼女に使用することでケツァルコアトルスメモリの力を最大限引き出し、それを奪って自分に使用することでパワーアップに利用しようとしていた。

そして井坂はコネクタの成長を確認した翌日、彼女が通う野鳥園に現れケツァルコアトルスの複製メモリを園内のオウムに使用しその強大な力を彼女に見せつける。

が、ケツァルコアトルス・ドーパントは仮面ライダーダブルサイクロンジョーカーエクストリームと戦い、ハードガンナーによる砲撃からの「ビッカーチャージブレイク」で倒された。

複製メモリあるいはユーザーが人外のためかメモリブレイク後のオウムに衰弱した様子はなく、むしろ以前と違いないまま元気に飛び去っている。

しかし野望達成の前に仮面ライダーアクセルに阻まれ、メモリは破壊され、彼女が変身することはなかった。

備考

ケツァルコアトルスは古代アステカ文明で農耕を司る蛇神ケツァルコアトルの名を冠した史上最大級の飛行生物であり史上最大級の翼竜である。

なお、翼竜ケツァルコアトルスの名前の由来になっているのはアステカ神話の白い有翼の蛇神。一方で井坂が対決を狙ったテラー・ドーパントのモチーフは饕餮とデザイナーから明言されている(『仮面ライダーW 公式読本 "W"』より)。

もしも井坂の企みが実現していればウェザー・ドーパントは圧倒的な制空権(ケツァルコアトルス・ドーパントの成層圏にまで達する超高度飛翔能力とウェザー・ドーパントの天候操作)を手に入れ、井坂曰くサイクロンジョーカーエクストリームテラー・ドーパントにも勝てる(テラーフィールドを攻略できる)ほどの力を得たという。

わざわざ空中戦が可能なドーパントである以上、井坂がテラードラゴンのことも調べていた可能性が高いが、その場合はゴールドメモリクラス同士の大空中戦が繰り広げられることになったであろう。

もしテラー・ドーパントvsケツァルコアトルス・ウェザーが実現した場合、テラードラゴンに勝利できたのかは永遠の謎となった。

黒幕によって再生させられたドーパントの一体。

恐竜グリードによってセルメダルを大量に輸送する役目を持っており、ダブルの操縦するハードタービュラーと空中戦を繰り広げ、撃墜されて山地の方角へ逃げて行った。

今回新たに突風を放つ能力を見せている。

コラボブースター『相棒との道』で登場。

紫属性のスピリットで系統は怪人が多く属する「冥主」。

井坂の野望を再現するかのように、トラッシュにあるドーパントが多いほど様々な効果を発揮でき、5体であれば召喚コストを「5」に軽減し、10体であればトリプルシンボルに変化させるという無茶苦茶な効果を持つ。

もっとも、ここまでドーパントを犠牲にできる環境が整うとは限らない。本編通りに仮面ライダーたちにコテンパンにされる恐れがあるので運用は計画的に。

余談

  • ケツァルコアトルスメモリは本物・お試し品どちらも『サウンドガイアメモリコンプリートセレクション』にて玩具化。他のメモリより塗装が少し豪華になっている。また特徴的な羽パーツは取り外して別のメモリに取り付けることも可能。
  • ケツァルコアトルはスケールのデカさばかりが注目されがちだが、実際は飛ぶのが(プテラノドンと比べて)苦手だったのではないか?という説があり、そんな生物がモデルであるコイツが何故制空権を握れるほどの飛行能力を有しているのかは定かではない(「ケツァルコアトルスの記憶」というのだから人々の「飛ぶ」というイメージや名称の由来になった神のイメージを反映している可能性も無くはないのだろうが…)。

関連タグ

仮面ライダーW ドーパント ケツァルコアトルス

ウェザー・ドーパント/井坂深紅郎

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