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データ編集

レベル究極体(クロスウォーズ)
タイプサイボーグ型
属性ウィルス
必殺技トライデントファング、デストロイスマッシャー、ジークフレイム、プラズマレールガン、ファイナルストライクス
所属メタルエンパイア
初登場デジモンクロスウォーズ~悪のデスジェネラルと七つの王国~第2話「立ち上がれキリハ!クロスハート奪回作戦」

ジークグレイモンは完全なる勝利を求めたメタルグレイモンに伝説のデジモンたちが「進化」を与え手に入れた新たなる姿である。伝説のデジモンが与えた全身の装甲はクロンデジゾイドと呼ばれる硬度の仮想超金属であり、その装甲はさらに高みを得て“ゴールドデジゾイド”のボディとなり、まばゆいばかりに高貴なる黄金の輝きを放つ。防御力は絶大にして軽量で、重装甲に見えてその身のこなしは意外にも素早い。 ジークグレイモンはオールラウンドに高いポテンシャルの戦闘力を有ている。右手の「プラズマレールガン」で牽制しつつ、「トライデントファング」で一撃の元に敵を切り刻む戦法を得意とし、遠距離や上空の敵には高威力のエネルギー弾を撃ち出す「ハイパーランチャー」で対応する。また大軍に対しては、口から吐き出す地獄の業火「ジークフレイム」が多くの敵を焼き尽くし、強敵に対しては姿勢を低く保ちながら自ら輝く光の矢となって突撃し、零距離でエネルギーを解放し目標を爆散する「ファイナルストライクス」で敵を屠る。


概要編集

メタルグレイモン(2010アニメ版)(以下XW版メタルグレイモン)が超進化した姿。

シャウトモンや『デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~』のガムドラモンなどクロスウォーズの超進化のうちデジクロス体からの超進化は唯一(近い例ではインペリアルドラモンか)。


究極体では人型が多くなっていくグレイモン系デジモンでは珍しく、グレイモン系統の怪獣体型のまま突っ走った豪快な存在。

メイルバードラモン由来のパーツの翼の形状が代わり、頭部も上部全面を覆っていたデザインからグレイモン(2010アニメ版)の顔の形状に近い目が見える姿になったことで従来のメタルグレイモンの印象もある見た目に近付いた。代わりにメイルバードラモンはメイルバードラモンの尻尾(トライデントテール→トライデントアーム→トライデントファング)や頭(メタルグレイモンやジークグレイモンの尻尾)に面影を残す程度になっている。


2020年9月にXWデジモンに成長段階と属性が追加されたことで究極体のウィルス種となった。

デジタルモンスターカードゲーム(旧デジカ)では世代は完全体として扱われており、原作通り、メタルグレイモンから進化するが同作で完全体として扱われていたオメガシャウトモンに合わせる為か完全体扱いであり完全体から完全体に進化する珍しい例となった(旧デジカでは珍しいだけで設定としては普通にある)。


アニメでは単に「覚醒」という形で描かれた進化だが、公式設定ではXW版メタルグレイモンに伝説のデジモン達が進化の力とクロンデジゾイドとしては物理的防御に加えデータ分解にも耐える絶対防御を持つ「ゴールドデジゾイド」の装甲を与えたという経歴を持つ。

2022年11月現在、ゴールドデジゾイドを持つデジモンは8体、そのうち3体がジークグレイモンをデジクロスしており実質半数がジークグレイモン由来となっている(なお同様のシャウトモンEX6のみ明確に設定されていない)。

なお、マグナモンXの設定によればゴールドデジゾイドはデジモンには適さない比重の高さを持つのだが、ジークグレイモン及びジークグレイモン由来を明言しているシャウトモンDXの設定では軽量な扱いを受けており理由は不明。

ジークグレイモンの設定からは与えられたのはあくまでクロンデジゾイドでゴールドデジゾイドに高めたのはジークグレイモン自身とも取れることやデジモンプロファイルにおいてゴールドデジゾイドは筋肉のように鍛えれば成長するとされたことから、ジークグレイモンが扱うにあたり変化した可能性が考えられる。


基本武装は右腕の『プラズマレールガン』、左腕の爪『トライデントファング』

必殺技はエネルギー弾を上空の敵に放つ『ハイパーランチャー』、口から吐き出す『ジークフレイム』、尻尾の銃を全方位に発射する『デストロイスマッシャー』、最後の切り札は敵の懐に潜り込み、トライデントファングの一撃を見舞う『ファイナルストライクス』


アニメでの活躍編集

デジモンクロスウォーズ編集

CV:草尾毅

ドルビックモンとの戦いでピンチに陥ったメタルグレイモンが超進化の力に目覚めて進化、圧倒的な戦闘力でドルビックモンを撃破した。

以降はブルーフレアの最高戦力として活躍。

設定上はジークグレイモンを中核としたブルーフレア内での更なるデジクロスも可能だと思われる(例えばオメガシャウトモンはドルルキャノンを使用している)のだが使用せず、ジークグレイモンからのデジクロスは軍を越えたシャウトモン主体のシャウトモンDXシャウトモンX7に譲っている。


進化ルート編集

作品幼年期1幼年期2成長期成熟期完全体究極体
ガオスモングレイモン(XW)メタルグレイモン(XW)ジークグレイモン
バイタルブレスボムモンミサイモンハグルモンメイルバードラモン

『バイタルブレス』では他に、ロコモンアトラーバリスタモンローダーレオモンメタルマメモンリベリモンから進化する。


『デジタルモンスターカードゲーム』ではメタルグレイモン(X抗体、通常種、ウィルス種を問わない)にサイボーグ型デジモンを融合させる事で進化させる事ができた。

デジモンカードゲーム』ではルールを満たせばどのデジモンからも進化できるが、メタルグレイモン名称ならどのメタルグレイモンからも進化できるジークグレイモンBT11-031とXW版メタルグレイモンからは色条件が違うため直接進化できないジークグレイモンBT5-017の二種類がある(BT5の方はグレイモン系のイメージが強い赤のカードなのに対してブルーフレアは青主体デッキになったのとBT10以降のXW産デジモンは新システムのデジクロスを使う理由で専用構築の面が強いため)。


余談編集

進化時にクロスローダーに「Z」が浮かび上がるので、オメガシャウトモンの「Ω」がギリシャ文字最後であることからアルファベットで同じく最後の「Z」を持ってきたのだと思われる。公式サイトではΩシャウトモンとZグレイモンという略称が使われたこともある。

名前の由来は公式では不明だが、公式表記が『ZEKEGREYMON』なのでジークは連合国側が零戦につけたコードネーム「Zeke」が由来か(なお英名は2022年現在はZeigGreymonに統一されつつある)。

また、発音が似たものとしてドイツ語で「勝利」を意味する「Sieg」があることから「勝利」の名を持つビクトリーグレイモンを意識したという説もある。

ジークフリートに由来するという意見もある。


2020年のアニメに登場したメタルグレイモン:アルタラウスモードはジークグレイモンとは右腕に火器、左腕に爪というデザイン性が似ている。


テレビマガジン2011年5月号に登場が予告された時の姿は進化前とカラーリングが同じであった。


設定上の「伝説のデジモンたち」は特に匂わすような話もなく詳細不明。

一応、XWの世界観には伝説のデジモンたちが確認できデジメモリとして存在している。

また、ゴールドデジゾイドを持つのはXW放送時点ではマグナモンXデュークモンXの二体。

対となるオメガシャウトモンはオメガモンから本来はオメガモンXの持つオメガインフォースを与えられているため、X抗体を持たないマグナモンデュークモンも候補に挙がるだろうか。

もっとも、オメガシャウトモンとオメガモンXのオメガインフォースがどうも違う能力のようであったり、前述のようにクロンデジゾイドのみ与えられたという解釈もできる点や「伝説のデジモンたち」というかなり曖昧な表現がされている点から特定のデジモンに絞るのは難しいか。


関連タグ編集

デジモン デジモンクロスウォーズ グレイモン

オメガシャウトモン:対の存在。

ブラックウォーグレイモンガイオウモンブリッツグレイモン:究極体のウィルス種グレイモン系

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