ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団
うるとらまんぞふぃーうるとらのせんしぶいえすだいかいじゅうぐんだん
概要
「ウルトラマン80」の放送終了後から三年後に劇場公開。(第3弾ウルトラマン怪獣大決戦から五年ぶり。) 。
テレビ朝日男性アナウンサー古舘伊知郎氏がウルトラマン、怪獣との戦いをプロレス風に実況するシーンとピグモンが友好怪獣達を紹介するシーンもあるので見所満載!
浦野光氏がゾフィーの声を担当するのは、
「帰ってきたウルトラマン」が「ウルトラマンジャック」と呼ばれるようになるのは本作が初めてである。
同時上映は「ウルトラマンキッズ」。
キャッチコピー(2種類)
「遂に実現!ウルトラファミリーと36大怪獣の死闘 スクリーンに炸裂!!」
「M78星雲からー不滅のヒーローたちウルトラファミリーが帰ってきた!」
スタッフ
製作・企画 円谷 皐
プロデューサー 宇川清隆
円谷 皐
総編集 浦岡敬一
構成・脚本 藤島浩一郎
安井尚志
金田 益実
平野 靖士
撮影 大岡新一
撮影助手 塩谷真
松島孝男
照明 高野和男
照明助手 田中公臣
美術 山口 修
編集 小林熙昌
編集助手 石原 肇
ネガ編集 五月女孝男
製作進行 青柳和彦
プロデューサー補 阿部孝司
音楽 宮内国郎
冬木 透
日音
円谷音楽出版
プロデューサー 玉川静
掲載 小学館
光学 兵頭文造
タイトル 南波啓子
録音 整音企画
斉藤恒夫
効果 スワラ・プロ
須藤 輝義
現象 東京現象所
製作 円谷エンタープライズ
監督 高野宏一
製作 円谷プロダクション
主題歌
ウルトラマンゾフィー(ＯＰ)
本作のＯＰであり、ゾフィーのテーマソングである。
ウルトラマン物語(ＥＤ)
前作「ウルトラマン怪獣大決戦」ＥＤを流通。
映像リスト
ウルトラQ
5話「ペギラが来た」
8話「甘い蜜の恐怖」
10話「地底超特急西へ」
15話「カネゴンの繭」
16話「ガラモンの逆襲」
18話「虹の卵」
19話「2020年の挑戦」
20話「海底原人ラゴン」
ウルトラマン
2話「侵略者を撃て」
4話「大爆発五秒前」
11話「宇宙からきた暴れん坊」
16話「科特隊宇宙へ」
25話「怪彗星ツイフォン」
26話「怪獣殿下」
32話「果てしなき逆襲」
37話「小さな英雄」
39話「さらばウルトラマン」
ウルトラセブン
14話「ウルトラ警備隊西へ前編」
15話「ウルトラ警備隊西へ後編」
38話「勇気ある戦い」
40話「セブン暗殺計画」
帰ってきたウルトラマン
18話「ウルトラセブン参上!」
38話「ウルトラの星光るとき」
ウルトラマンA
5話「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」
13話「死刑!ウルトラ５兄弟」
14話「銀河に散った５つの星」
27話「奇跡!ウルトラの父」
ウルトラマンタロウ
19話「ウルトラの母愛の奇跡」
24話「これがウルトラの国だ!」
25話「燃えろ!ウルトラ6兄弟」
33話「ウルトラの国 大爆発5秒前!」(予告のみ)
34話「ウルトラ6兄弟最後の日!」
ウルトラマンレオ
22話「レオ兄弟対怪獣兄弟」
39話「レオ兄弟ウルトラ兄弟勝利の時」
ウルトラマン80
49話「80最大のピンチ!変身!女ウルトラマン」
登場怪獣
- 冷凍怪獣ペギラ
- モグラ怪獣モングラー
- 人工生命M1号
- 隕石怪獣 ガラモン
- コイン怪獣カネゴン
- 地底怪獣パゴス
- 誘拐怪人ケムール人
- 海底原人ラゴン
- 宇宙忍者バルタン星人
- 海底原人巨大ラゴン
- 脳波怪獣ギャンゴ
- 宇宙忍者バルタン星人二代目
- どくろ怪獣レッドキング二代目
- 冷凍怪獣ギガス
- 彗星怪獣 ドラコ
- 古代怪獣ゴモラ
- 灼熱怪獣ザンボラー
- 怪獣酋長ジェロニモン
- 宇宙恐竜 ゼットン
- 宇宙ロボットキングジョー
- ロボット怪獣クレージーゴン
- 分身宇宙人ガッツ星人
- 宇宙大怪獣ベムスター
- 暗殺宇宙人ナックル星人
- 用心棒怪獣ブラックキング
- 大蟻超獣アリブンタ
- 地底エージェントギロン人
- 殺し屋超獣バラバ
- 火山怪鳥バードン
- 宇宙大怪獣ムルロア
- 極悪宇宙人テンペラー星人
- 兄怪獣ガロン
- 弟怪獣リットル
- 暗黒星人ババルウ星人(にせアストラ)
- 合体怪獣プラズマ
- 合体怪獣マイナズマ
STORY
「」(ゾフィー、ウルトラ戦士、侵略宇宙人のセリフ)
『』(ナレーター)
ＯＰ
「地球のみなさん。ウルトラの兄弟の星がどこにあるかご存知ですか？地球から遥か離れた宇宙の彼方に、
ウルトラ兄弟の故郷、M78星雲があるのです。そこは太古の昔より、光の国と呼ばれ、
私達はその光の国から、宇宙全体の、そして地球の平和と安全を見守りつづけているのです。」
「私は、そのM78星雲から来たゾフィー。宇宙の平和を守る宇宙警備隊の隊長です。
私達宇宙警備隊は、過去幾度となく、地球を訪れました。
あの頃の地球は、宇宙の歪が生み出した怪獣達が暴れまわっていたのです。」
『分身の術を得意とするバルタン星人。20億人もの仲間をもっており、ミクロから自由に巨大化し、地球を侵略しようとしていた。』
『ぺダン星人が操る宇宙ロボットキングジョーは、湾岸のコンビナートを襲った。地球防衛軍さえも太刀打ちはできない。』
『発電所を襲ったのは、灼熱怪獣ザンボラー。背中のドケを光らせ、辺りを火の海にしてしまった。』
『鉄を食べるクレージーゴン。この狂ったロボットは、東京中の車をほとんど飲み込んでしまった。』
『そして、凶暴なドラコ ギガス レッドキングの戦い』
※
『怪獣の叫びは、また新たな怪獣を呼んだ。古代怪獣ゴモラ。』
『しかし、眠りを妨げられたゴモラはまだ寝ぼけており、地上に現れるとすぐにまた眠りについてしまった。』
ウルトラQ編
「邪悪な怪獣や宇宙人達は、つねに宇宙の平和を乱そうとしている。
この宇宙のなかでひときわ美しい地球は、そんな彼らの格好の標的になっていたのだ。
昔、怪獣達が始めて現れた頃、人類は知恵と勇気で彼らと戦っていた。
つまり、君達のお父さんやお母さんが怪獣達と戦っていた頃もあったのだ。」
『千年に一度蘇るというパゴスが、分子破壊光線を吐き暴れ始めた。』
『人々は、ネオニュートロンミサイルを撃ち、凶暴なパゴスを倒すことに成功した。』
『南極基地をペギラが襲った。』
『零下130℃の冷凍光線は寒い南極をさらに凍りつかせてしまった。』
『ペギラの弱点は、南極のコケの中にあるペギミンHという物質。
南極基地の隊員達は、ミサイルにペギミンHを積み、ペギラを撃退した。』
『若い人間を食べてしまうケムール人が巨大化した。』
『ケムール人が超電波Xチャンネル光波に弱いこと知った人々は、
東京タワーから強力なXチャンネル光波を発射した。』
『海から現れたのはラゴンだ。約二億年前ものの大昔、この地球を支配していた海底原人である。』
『大変な怪力の持ち主で、海辺の人々は恐怖に怯え逃げ惑った。』
ウルトラマン編
「人間達は戦った。我が物顔で暴れまわる怪獣や宇宙人に、美しい地球が破壊されることを許せなかったからだ。
しかし、怪獣達は次第に、人間の力では倒せない程、超強力になっていったのだ。」
ウルトラマンVS巨大ラゴン
「ラゴンが巨大化した。」
「ラゴンが人間の力では手に負えないほど、強力になっている。」
「私は、宇宙警備隊の隊長として、ウルトラマンを地球に派遣することにした。ウルトラマン頼んだぞ!」
「ウルトラマンは、ウルトラの星が誇る宇宙警備隊のなかでね最初に地球へ行ったウルトラ戦士だ。」
「負けるなウルトラマン!スペシウム光線だ!!」
ウルトラマンVSレッドキング二代目
「次は、どくろ怪獣レッドキングが相手だ。」
「うーん。さすが暴れん坊のレッドキングだ。さぁ、みんなもウルトラマンを応援してくれ!頑張れウルトラマン!!」
「よし、その調子だ!ここでウルトラ念力だ!!」
ウルトラマンVSゴモラ
「急げウルトラマン!今度は古代怪獣ゴモラが暴れだした!」
「重いかウルトラマン。耐えるんだ!」
「もっとも手ごわいのは、奴の尻尾だ。危ないウルトラマン!」
「どうだゴモラ!まいったか!!」(ウルトラマン)
ウルトラマンVSバルタン星人二代目
「ウルトラマン。地球は我々バルタン星人がもらった!」(バルタン星人)
「ウルトラマン。バルタン星人の挑戦だ!」
「テレポーデーションで奴を追え、ウルトラマン!!」
「逃がさんぞ!!バルタン星人!!!」(ウルトラマン)
ウルトラマンVSジェロニモン
「酋長怪獣ジェロニモンを倒すのだ!」
「気をつけろ!奴は、脳波で髪飾りを飛ばすことが出来るぞ!」
「どうしたウルトラマン。しっかりしろ!」
「今だウルトラマン。ウルトラバリヤーだ!!」
「よくやったウルトラマン。みなさん。この宇宙には、まだまだ凶悪な怪獣や宇宙人がいます。」
「!!」
「今の円盤も、宇宙の平和を乱す連中の仲間です。しかし、怪獣のなかには私達の友人ともいえる愉快な仲間もいるのです。
これから紹介する怪獣達は、みなさんの友達になれる怪獣かもしれません。」
(本作にうーさーは出ません。)
※
ウルトラ６兄弟集合!
「ウルトラマンしっかりしろ!!」 （ゾフィー）
「ゾフィー兄さん…。ゼッ、ゼットンは？」 （ウルトラマン）
「安心しろ。ゼットンは倒した。」 （ゾフィー）
「兄さん。もう私一人だけでは、地球を守りきれない。」（ウルトラマン）
「わかっている。いよいよ我々ウルトラ兄弟全員の出番が来たようだ。
ウルトラマン。兄弟全員で再び戦うぞ!」 （ゾフィー）
「集まれ!ウルトラの兄弟たち!!」
「ウルトラセブン!」
「ウルトラマンジャック!」
「ウルトラマンA!」
「ウルトラマンタロウ!」
「ウルトラマン!」
ウルトラファミリー紹介
「この６兄弟の他にも、ウルトラの戦士がいる。」
ウルトラの母
「ウルトラの母。ウルトラ兄弟の優しさは、この母がいればこそ。」
ウルトラマンレオ&アストラVSガロン&リットル
「ウルトラマンレオとアストラ。この兄弟はL77星の出身だ。彼らの勇気と知恵は、私達に勝るとも劣らない。
素晴らしいウルトラ戦士の仲間だ。」
ウルトラマン80&ユリアンVSプラズマ&マイナズマ
「ウルトラマン80」 「そして、ユリアン。」
「この二人も、地球で怪獣達と戦った。80の勇気とユリアンの優しさが、どんな強敵にも屈しない戦いぶりにあらわれている。」
ウルトラセブン編
ウルトラセブンVSキングジョー
「戦いはこれからだ。宇宙ロボットキングジョーが暴れだした。ウルトラセブン。お前が行け!」
『キングジョー。それは地球侵略を狙うペタン星人が操る宇宙最強のロボットだ。』
「手ごわい相手だ。頑張れ、ウルトラセブン!」
「よし!ウルトラバックブリーカーだ!」
「ぺダン星人を逃がすな!ワイドショットを撃て!!」
ウルトラセブンVSガッツ星人
「次はガッツ星人だ!」
「まだガッツ星人の円盤がいるぞ。」
「いかん。パワーが足りない。そうだ太陽エネルギーでパワーアップだ!」（ウルトラセブン）
「そうだ!我々ウルトラマンは太陽の子だ!太陽エネルギーを胸いっぱい吸うんだ!!」
帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック) 編
ウルトラマンジャックVSベムスター
「宇宙大怪獣ベムスターの出現だ。」
「ウルトラマンジャック急げ!お前の出番だ。」
「ウルトラマンジャック!逃がすな!!」
「ウルトラマンジャック!ウルトラブレスレッドを使え!!」
ウルトラマンジャックVSナックル星人&ブラックキング
「ウルトラマンジャック!今度はナックル星人と用心棒のブラックキングだ!」（ウルトラセブン）
「ウルトラマンジャックこれで済んだと思うなよ…。今、東京では超獣バラバが…。」（ナックル星人）
ウルトラマンAVSバラバ
「しまった!ウルトラマンジャックがナックル星人達と戦っている間に、超獣バラバが東京を襲っていたのか。」
「A!今度はお前が行け!!」
「怪獣達はますますパワーをつけより強力になってきた。それに立ち向かうには今まで以上の智恵と勇気
そして、兄弟達の団結が必要なのだ。兄弟達よ、助けが必要な時は仲間を呼べ。私もいつでも地球に行くぞ!」
ウルトラマンA&ゾフィーVSアリブンタ&ギロン人
「ハッハハハハハハ…。（高笑い）罠にはまったな、ウルトラマンA」(ギロン人)
「アリブンタを操っていたギロン人だな!」(A)
「ウルトラマンA。もうお前の負けだ! ハッハハハハハハ…。」(ギロン人)
「何だと!?」(A)
「ハッハハハハハハ…。ハッハハハハハハ…。」(ギロン人)
『アリブンタ。実はギロン人が仕掛けた罠だったのだ。』
「しまった!」(A)
『ウルトラマンAが地下に閉じ込められている間に、地上へ出たアリブンタは東京を襲った。』
「無駄なことはよせ。貴様はここで死ぬのだ! ハッハハハハハハ…。ハッハハハハハハ…。」(ギロン人)
「いかん。このままでは。」(A)
『SOSのウルトラサインだ!』
『あっ!ゾフィー! ゾフィーがやってきた!!』
「おお!ゾフィー兄さん!!」(A)
「A。ウルトラコンバーターを持ってきた。これでパワーアップして地上へ急げ! 私も行く!!」(ゾフィー)
※
「ありがとう兄さん。これはお返しします。」(A)
「よしA!タロウの戦いを見届けに行くぞ!(ゾフィー)」
ウルトラマンタロウVSバードン
『その頃、ウルトラマンタロウは火山怪鳥バードンと戦っていた。』
『ウルトラマンタロウミラクル作戦。』
「タロウよくやった。しかし、怪獣達のパワーはまだまだ強力になっているぞ。
我々兄弟は、いつでも一緒に戦う!!」
ウルトラマンタロウVSムルロア
『トロン爆弾の実験が宇宙の彼方にあるムルロア星で行われた。
その結果、ムルロア星にいた宇宙怪獣ムルロアが地球で暴れだした。
ウルトラマンタロウは勇敢に戦ったが、ムルロアの吐き出す黒い煙幕があっという間に地球を覆いつくしてしまった。
タロウは兄弟達の協力を得るため、遥か３００万光年の彼方、ウルトラの星へ向かった。
ウルトラの星に到着したタロウは、ウルトラサインを見た。』
「タロウ。兄弟達はウルトラタワーで待つ。 ゾフィー」
「タロウよく帰ってきた。」(ゾフィー)
「兄さん達ただいま!」（タロウ）
「みんなよく聞け。このウルトラタワーの聖火の中に、宇宙のあらゆる平和を作り出すウルトラベルが納められている。
ウルトラベルは我々兄弟の気持ちーが合わさった時、手に入れることができるのだ。みんな、いいか!」(ゾフィー)
「オー!!」（ウルトラ兄弟全員）
「ウルトラ6重合体!!!」(タロウ)
「タロウ頼んだぞ。」(ゾフィー)
「はい兄さん。」(タロウ)
『ウルトラ6重合体。それは灼熱のウルトラの炎を通り抜けるために、
高い密度の体が必要だったからだ。』
『ウルトラベルは兄弟の気持ちが純粋であることを歓迎した。
だが、このウルトラのタワーの中には、６人の命を集めてもわずか一分しかいられないのだ。』
『タロウ急げ!急げタロウ!地球が危ない!!』
『地上に太陽が戻った。光を嫌うムルロアが苦しんでいる。今だタロウ!』
「みんな、よくやった。これからも宇宙のため、地球のために我々は戦い続けるぞ!」
ウルトラ６兄弟VSテンペラー星人
「来い!6兄弟!!」(テンペラー星人)
「ウルトラマン」(マン)
「セブン」(セブン)
「ジャック」(ジャック)
「A」(A)
「ゾフィー」(ゾフィー)
「タロウ」(タロウ)
「出たな!6兄弟!!」(テンペラー星人)