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レシプロ戦闘機の編集履歴

2017-06-04 01:43:25 バージョン

レシプロ戦闘機

れしぷろせんとうき

第一次世界大戦から第二次世界大戦の戦後期で活躍した、動力源にレシプロエンジン(ピストンエンジン)を採用した戦闘機

偵察から空中戦へ

飛行機が開発されたことは軍事の面にも大きな変化をもたらす、当初は飛行船の後継として偵察で使用されていたが、機銃の開発で武装する航空機も誕生した。


第一次世界大戦時、当初、レシプロ機は前線の偵察に使用されたが、やがて敵偵察との小競り合い(石の投げ合いだったり、偵察の妨害)だったのがいつしか乗員に拳銃を渡し、低レベルとはいえ武装化した。それから機関銃の搭載でまだ装甲板がなかったとはいえ、戦闘機が誕生した。


空の主役へ

マルチロール

その後も各国で開発は進められ、どの国もお互いに「負けない」戦闘機を目指してまさに一進一退の開発競争が繰り広げられた。第二次世界大戦は航空機が戦術に取り入れた初めての戦争となり、こうして航空勢力は重要性を増していった。


そんななか、戦闘機は小型・軽量で大出力なエンジンを積むことが定番となり、各国ともにエンジン開発に血道をあげていく事になる。また戦間期にはやや大柄な機体にエンジンを2基組み合わせ、軽快さと引き換えに出力を高めて多用途性に傾倒した『双発複座戦闘機』が流行し、目ぼしい国は揃って開発に勤しんだ。のちの実戦で多用途性は幻想となってしまうのだが

、出力の高さは戦闘機に新しい使い方を提案した。戦闘爆撃機の登場である。


第二次世界大戦終結後

各国でジェット戦闘機の開発が進み、第二次世界大戦終結後、レシプロ機は急速に第一戦から退いていった。


各国の主な戦闘機(記事のある戦闘機)

日本

陸軍航空隊

九七式戦闘機

一式戦闘機

二式単座戦闘機鍾馗

二式複座戦闘機屠龍

三式戦闘機飛燕

四式戦闘機疾風

五式戦闘機

海軍航空隊

・三菱A6M 『零式艦上戦闘機

・三菱J2M 『雷電

・三菱A7M 『烈風

・中島A6M-2N『二式水上戦闘機

・川西N1K 『紫電改

・九州J7W 『震電


アメリカ

陸軍航空隊

・ロッキードP-38 『ライトニング』

・ベルP-39 『エアラコブラ』

・カーチスP-40 『トマホーク』『キティホーク』『ウォーホーク』

・リパブリックP-47 『サンダーボルト』

・ノースアメリカンP-51 『マスタング』(ムスタング)

・ノースロップP-61『ブラックウイドー』

海軍航空隊

・ブリュースターF2A 『バッファロー』

・グラマンF4F 『ワイルドキャット』

・ボートF4U 『コルセア』

・グラマンF6F 『ヘルキャット』

・グラマンF7F『タイガーキャット』

・グラマンF8F『ベアキャット』


ドイツ

ルフトヴァッフェ

・メッサーシュミットBf109Me109

・メッサーシュミットBf110Me110

・フォッケウルフFw190

・フォッケウルフTa152

・ユンカースJu88戦闘機型

・ハインケルHe219


イギリス

RAF(ロイヤル・エアフォース:王立空軍)

・スーパーマリン・スピットファイア

ホーカー・ハリケーン

ホーカー・タイフーン

・ブリストル・ボーファイター

・デ・ハビランド・モスキート戦闘機型

・ボールトンポール・デファイアント

Royal Navy(ロイヤル・ネイビー:王立海軍)

・スーパーマリン・シーファイア

ブラックバーン・ロック

・ホーカー・シーフューリー


ソビエト連邦

労農赤軍航空隊、赤色空軍、防空軍、海軍航空隊

・ポリカルポフI-15

・ポリカルポフI-16

・ミコヤン・グレヴィッチMiG-3

・ラボーチキンLa-5

・ラボーチキンLa-7

・ヤコブレフYak-1

・ヤコブレフYak-7

・ヤコブレフYak-9

・ヤコブレフYak-3


イタリア

空軍

・マッキMC.200 『サエッタ』

・マッキMC.202 『フォルゴーレ』

・フィアットG.50『フレッチャ 』


スウェーデン

空軍

サーブ21

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