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ゾイド野生体の編集履歴

2018-08-28 12:47:34 バージョン

ゾイド野生体

ありのままのぞいど

「ゾイド野生体」とは、ゾイド本来の姿である。

概要

「ゾイド生命体」(ZOIDS →「ZOIC ANDROIDS」の略称)は、元々は惑星Ziにおいて誕生した金属生命体であるが、ゾイド人や地球人による家畜化、淘汰、改造と兵器化により、大型化したり戦闘兵器とされてしまっているのが非常に目立ち、野生体のゾイドそのものが絶滅危惧なのかもしれない。


ゾイドの先祖となる生物は、地球の生物とそっくりであったし、ゾイドコアも持たなかった。環境の激変に対応する為に備わったのがゾイドコアなのだ (参照)。


野生下ではゾイド同士の「生態系」があり、他のゾイドのコアを捕食したり、「繁殖」も行う(基本的には、100~200年程の寿命を経て死期が近づくと川の源流に向かい、自分の死と同時に新たなゾイドコアを遺して海へ流す一種の無性生殖であり、「すべてのゾイドはメス」だという意見もある。なお、ゾイドの幼体は水中で育つ)。

地球と異なり、恐竜型が現代にいたるまで(環境の変化によって地上から淘汰され地下世界へ追いやられたものの)生き延びている。その恐竜型には、尻尾を引きずる(所謂ゴジラ体型)タイプと持ちあげるタイプの二種類が存在する。


ゾイドコアは、本来の姿に適合した機体に収まらないと不調を来す。ゾイド因子に人工的に手を加えることにより、本来のゾイドとは全く別の存在にしようという試みを行った者もいるが、結果はゾイドが犠牲になっただけであった。また、Zナイトも科学技術によって無理矢理ヒト型のボディにコアを入れているだけである。

  • バン・フライハイトも述べていたが、ゾイドにはパイロットや装備との相性がある。これもまた、生物としてのゾイドの側面だろう。

アニメによると、戦闘経験値を積む事で自己進化を行うが、オーガノイドの力による短期間の進化(例 シールドライガーブレードライガー)は異例らしい。


古代ゾイド人は、野生ゾイドを捕獲して食用としたり家畜にしたりしていた (参照)。石器の通用しない金属の外皮は食用にはならず、一部の筋肉や臓器が食用とされた。狩りの方法として、主に磁石を使用、捕縛したり、金属元素を大量に含む心臓の機能を停止させたりしていた。


ライガーゼロケーニッヒウルフゴジュラスギガ等のように「野生体のポテンシャル」を特徴としている種類もいる。旧シリーズにおける「オーガノイドシステム」とは真逆の位置に存在すると言っても過言ではない。


ゾイドジェネシス』の世界では、「ゾイドは人が乗らないと動かないし、野良ゾイドはどういう訳か動いている」という認識がなされており、「生命体としてのゾイド」と人の関係を取り戻したのがムラサメライガールージ・ファミロンだという意見もある。


なお、「野生化」した戦闘用ゾイド(いわゆる「野良ゾイド」や一部の「スリーパーゾイド」)は野生体とは呼ばず、例えばガイザックのように自分の意志で飛び道具を使用したりもする(野良でなくても、ゾイドの本能が揺さぶられた際には、ほとんどの外付け武装を外したり、入力された戦闘プログラムも拒否したりもする)。

ちなみに、野良デスザウラーもいる


自分の意志で後付けの武装を使用するかどうかは、アニメの描写を見るに可能と思われる(バンが第一話にて野良ゾイド(ガイザック)が武器を撃ってくることはあり得ないと考えていたが、これは武器の使用なのか、そこまでして人間を襲うという意味なのか、曖昧となっている)。傾向としては、ガイザックの尻尾のビーム砲や、デスザウラーバーサークフューラーデススティンガーなどの荷電粒子砲のように、「体内から発射するエネルギー系の武器」が目立つが、レブラプター(外付けのビーム砲)やアイアンコング(外付けのガトリングガン)やエレファンダー(鼻先のビームガン)のような場合もある。

ゾイド系落書き


ゾイドワイルド』の世界では、「生態系の頂点に君臨する」とされているが、これが地球由来の生物の生態系にゾイドが組み込まれたのかどうかを表すのかは未知数である。

  • 過去のアニメの時代にも、惑星Ziにて哺乳類型の野生動物、鳥、魚、虫、オウムガイタニシを合わせたかのような生物等が生息している事が確認されたが、これらの生物が土着の生物の子孫なのか、グローバリーIII世号と共に飛来した地球由来の存在なのかは不明。なお、少なくとも「ゴリラ」という生物は認識されている。

両方とも「発掘」を経ているが、特に『ゾイドワイルド』のゾイド達は「ワイルドブラスト」のように外付け?の大型武装ありきで「本能開放」としているなど、野生体に当てはまるのかどうか判断しにくい部分もある。


なお、落雷などのきっかけによって発掘後などのゾイドが自然復元されることもあるらしい。また、デスメタル帝国がゾイドを復元する際に電撃を使用していたことから、「電気」が重要なファクターとなる可能性もある。



また、アニメ第一作に登場した「ヘルキャットの幽霊チロル」も、改造後ではあるが無垢な姿をしていて、野生体と比較すると度合は落ちるだろうが、生き生きとした姿を見せている。


『ゾイドジェネレイションズ』のマザーバイオをはじめとするバイオゾイドも野生体の範疇に当てはまるのかはよくわからない。


公式で野生体の姿が判明している種類

『ゾイド 邪神復活! ~ジェノブレイカー編』を含む。


「コンセプトアート」シリーズは含んでいない。


※は、見た目的に可能性が高い種類なので確定ではない


その他(種類の判別が困難)


追加あればよろしくお願いいたします。


余談

  • ゾイド人の出生は不明であるが、ゾイドコアを持たないため別の種族だと推測されている (参照)。地球人との混血化により、全身の金属化や皮膚表面の金属細胞などの古代ゾイド人の特徴は薄れていっている。アニメ世界において、第一作には金属細胞の名残が刺青のように皮膚上に見える者が少なかくなかったのだが、第二作では更に減り(というかほぼいない)、その後は一切見られなくなった (アニメにて惑星Zi上の話を描くのは『ゾイドジェネシス』が最後だったが、『ゾイドフューザーズ』までは特殊な髪色の人間の割合も少なくないため、これが金属細胞の名残なのかもしれないという意見もあるが)。
  • 惑星Ziは、例えばアニメシリーズにおいては砂漠の印象が強いが、元々は自然豊かな惑星だったらしく、古代ゾイド人のエレシーヌ・リネはその頃の光景を目にしていた。
  • 英語では、軍艦などは全て「SHE」と呼ばれる。そのため、例えば『パシフィック・リム』シリーズのイェーガーも全て「女性」である。『ZOIDS』シリーズは『トランスフォーマー』と同じく、凱旋帰国して国内で人気を帯びたコンテンツでもある。奇遇だが、上記の「全てのゾイドはメス」という意見と、いわばゾイドの育ての親である海外の概念には似たような部分がある。女体化はあくまでも同人だが。

外部リンク


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