概要
『ポケモン赤緑』で初登場。主に格闘タイプを扱う四天王の一人で、数年後を描いた『ポケモン金銀』でも四天王を続けている。正面からのパワーファイトを好む根っからの格闘家であり、試合前に「ウー!ハーッ!」と、気合を入れるのが癖。
名前の由来は「柴」(山中の雑木の事)だと思われる。チョウジタウン名物「いかりまんじゅう」が好物で、「2のしま」のお店に置かれていなくて残念がっていた。また、「ともしびおんせん」によく行き、湯治をする。ホウエン地方の格闘タイプジムリーダー・トウキと親交があり、ともに修行をしたこともある。
アニメでの声優は森川智之。原作通りポケモンリーグの四天王を勤めている。タケシから尊敬されているが、駄洒落を言ったりするなど見た目に反してお茶目な性格をしている。
その強さ
格闘タイプや岩タイプのタフなポケモンを使い、パワフルな戦法で攻めるのを得意とする……のだが、ファンからはネタ扱いされているのが現状。その理由は初代における彼の活躍にあり、ぶっちゃけ弱すぎたのである。
まず手持ちだが、なぜかイワークを二匹採用している。イワーク使いには既にタケシがおり、道中、野生のイワークに遭遇する機会も多いため、目新しさは皆無。さらに、ここまで来たトレーナーは「なみのり」を持っているため、まず一撃で落とされる。
初代には他の格闘タイプにオコリザルとニョロボンも居たのだが、なぜ彼が手持ちに入れなかったのかは永遠の謎。余談だが、彼のイワークに対する執念は並々ならぬものであり、後続の作品で彼が登場する場合、初回は必ず一匹以上手持ちにイワークを入れている。最新作の『LPLE』でも手持ちに入れているあたり、公式もネタにしているようだ。
他の手持ちはエビワラー・サワムラー・カイリキーだが、エビワラーとサワムラーは格闘道場の師範も使っているため、こちらも目新しさがない。何より、プレイヤーの多くが持っている「そらをとぶ」に対し、一貫して弱点を突かれるため、そもそもノーダメージで突破できるプレイヤーも多かった。
さすがに後続の作品では手持ちや技構成の見直し、有用な特性の追加、格闘タイプの強化と着実に強化されているが、一度ついたイメージはなかなか払拭できないと言うことだろう。
使用ポケモン
RGBP
- イワークLv51
- エビワラーLv53
- サワムラーLv53
- イワークLv54
- カイリキーLv56
FRLG(強化後)
- ハガネール♂Lv65
- エビワラー♂Lv65
- サワムラー♂Lv65
- ハガネール♂Lv66
- カイリキー♂Lv68
GSC/HGSS
- カポエラー♂Lv42
- エビワラー♂Lv42
- サワムラー♂Lv42
- イワーク♂ Lv43
- カイリキー♂Lv46
HGSS(強化後)
- イワークLv52
- エビワラーLv52
- サワムラーLv52
- ニョロボンLv52
- カイリキーLv53
LPLE(強化後)
- イワークLv62
- エビワラーLv62
- サワムラーLv62
- ニョロボンLv62
- アローラゴローニャLv62
- カイリキーLv63
ポケモンスタジアム2
ジムリーダーの城(表)
ジムリーダーの城(裏)
ポケモンスタジアム金銀
ジムリーダーの城(表)
ジムリーダーの城(裏)
余談
HGSSのシバの持つカイリキーはいわなだれ/ストーンエッジを覚えているにも拘らず、同時にみやぶるも覚えている。これについては、特性ふしぎなまもりを持たせた改造ポケモンへの対策ではないかという説がある。
関連イラスト
ウー!ハーッ!
関連タグ
他のかくとうタイプの使い手