ドラゴンクエスト
どらごんくえすと
概要
1986年5月27日にエニックス(現スクウェア・エニックス)より発売されたファミコン用ゲームソフト、あるいはそのシリーズ名。フィールド移動や主人公視点の戦闘画面、メッセージウィンドウなど、日本のRPGの基本システムはこの作品から生まれたといっても過言ではない。なお、この作品についての詳細については、「ドラゴンクエストⅠ」を参照のこと。
日本のサブカルチャーに「剣と魔法のファンタジー世界」を定着させた作品でもあり、昨今乱造される異世界転生などはほとんどがドラクエ的世界観を下敷きにしている。さらに遡れば、トールキンの小説『指輪物語』がその源流にあり、そこからモダンカルチャーになったダンジョン&ドラゴンズがあるのだが、日本においては本作がその普及役となった。
海外RPGの2大金字塔、ウルティマとウィザードリィからヒントを得たことはあまりに有名。ここ最近はドラゴンをクエストしてないような気もするが、似たようなことはFFにも言えるので気にしてはいけない。
FFシリーズと異なる点として、主人公が基本的に喋らないことが挙げられる。選択肢も「はい/いいえ」のみであり、どのような口調なのかは全てプレイヤーの想像に委ねられている。これは「ロールプレイング(役割を演じる)」の名の通り、プレイヤーに主人公を演じてもらうことを前提としているためである。また、ナンバリングタイトルが全て任天堂のゲーム機でリリースされている。正確にはオリジナル版はPS・PS2だったがリメイク版は「VII」「VIII」がニンテンドー3DSで発売された為、結果的にそうなっている。
DQ8以降は北米・欧米を中心に本格的な海外展開も始まっており、DQ11SとSwitch版DQ1~3はDQ史上では初となる日本版・海外版の同時発売となった(それ以前からも海外の展開はあったが、海外ではFF7が出るまではあまりRPGがメジャーではなかったため、知名度は低かった)。
2017年8月にⅠ、Ⅱ、ⅢがPS4と3DSでダウンロード配信になる。これにより、3DSでI~XI全てがプレイ可能になる(Ⅳ~ⅥとⅨは普通のDSソフトで出てるため3DSでもプレイ可能)
2018年、初代発売日となった5月27日が正式にドラゴンクエストの日として日本記念日協会に認められ、ドラゴンクエストはひとつの伝説を新たに刻んだ。
2021年5月27日の「ドラゴンクエスト35周年記念特番」で、12作目となる「ドラゴンクエストⅫ 選ばれし運命の炎」が発表された。
スマブラ参戦
そして2019年、任天堂が発売するオールスターゲーム大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALに勇者名義として主人公(DQ11)が参戦し、カラーチェンジにて別勇者に変化させ選択が出来、最後の切りふだでは歴代主人公たちが登場する。
詳しい内容は主人公(DQ11)の記事を参照の事。
シリーズ一覧
本編作品(ナンバリングタイトル)
Ⅰ~Ⅲ及びXIは「ロトシリーズ」、Ⅳ~Ⅵは「天空シリーズ」、Ⅸ~Ⅹは「箱舟シリーズ」とも呼ばれる、世界観を共有した連作になっている。
登場人物
主人公
ここでは勇者、主人公のみ記載。他の人物は各作品を参照の事。勇者や主人公のみだと別作品の勇者や主人公が検索に引っかかる為、この表記が推奨される。
モンスター
- 通常モンスター → ドラゴンクエストシリーズのモンスター一覧
- 中ボスやラスボス → 魔王系
アイテム・装備品(武器・防具など)
派生作品
関連タグ
スタッフ | 堀井雄二、鳥山明、すぎやまこういち、中村光一 |
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会社 | エニックス、スクウェア・エニックス、スクエニ |
ジャンル | RPG |
伝説 | 勇者ロト |
場所 | ダーマ神殿、旅の扉 |
集合 | ドラクエヒーローズ(全員もしくは複数) |
グループ | ドラゴンクエストシリーズのコンビ・グループ・カップリングタグ一覧 |
NL | DQNL |
BL | DQBL |
メッセージ | |
記念 | ドラゴンクエストの日 / ドラクエの日、ドラクエ25周年、ドラクエ30周年 |
二次創作 | ドラク絵 |
二次コラボ | ドラクエパロ |
キャラ | あらくれ、カンダタ、トンヌラ、もょもと、ビビアン |
料理 | ドラ喰え |
英字 | DRAGONQUEST |
評価タグ | DQ100users入り、DQ500users入り、DQ1000users入り |
表記ゆれ | DQ、ドラクエ、ドラゴンクエストシリーズ |
一覧 |
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