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ゲッターロボの編集履歴

2021-09-19 17:21:15 バージョン

ゲッターロボ

げったーろぼ

永井豪と石川賢率いるダイナミックプロが生み出した変形合体ロボアニメ、および漫画化作品。

ゲッターロボとは、3機のメカゲットマシン」によって構成された変形合体ロボの活躍を描いたアニメ及びマンガのシリーズタイトル。また、その主役ロボットの総称。

第1作については初代ゲッターロボを参照。


概要

ゲッターロボ

原作は石川賢/永井豪ダイナミックプロ

3機のメカがに適した3形態に状況に応じて変形合体する斬新なアイデアと、3人のパイロットそれぞれの心情がぶつかり合うドラマ性が人気を博し、シリーズ化された。

シリーズは主にTVビデオ・DVDで展開されたアニメシリーズと、石川賢による壮大な漫画シリーズ(別名:ゲッターロボサーガ)に分かれる。

作品群としてのゲッターロボ

TVアニメ

1974年 ゲッターロボ

1975年 ゲッターロボG

1991年 ゲッターロボ號

2021年 ゲッターロボアーク


ゲッターロボ』と『ゲッターロボG』は時系列を同じくする物語であり、リョウ・ハヤト・ムサシ(「G」からはベンケイ)の3人がゲッターを駆り恐竜帝国百鬼帝国と戦う。


ゲッターロボ號』は当初『マジンガーZ』のリメイク作品として企画が進められていたためゲッターの技、敵のモチーフ、音楽などにその名残が見られる。

また旧シリーズとの繋がりは一切なく、当初予定されていた神隼人の登場も声優の都合で没となった。


原作者の一人である石川賢が平行して漫画版を連載する「メディアミックス」の形をとっていたため勘違いされがちだが、漫画版とTVアニメ版のどちらが「原作」というわけではない

実際TV版と漫画版は、物語全体として重要な点は一致しているものの、キャラクターの設定も含めその他の細かい部分は大きく食い違うところも多い。(特に『號』は漫画版では『G』から数年たった続きの話として描かれている)

またTV版と漫画版では対象としていた年齢層が大きく違ったため、通常「漫画版」と呼ばれるものとは別にTV版のコミカライズとして児童誌向けに執筆されたものが存在している。


OVA

1998年 真ゲッターロボ 世界最後の日

2000年 真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ

2004年 新ゲッターロボ

アニメ版と漫画版のテイストを融合させたバンダイビジュアルのOVAシリーズ。


『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』は宇宙生物インベーダーとの壮絶な戦いを描いた作品。全13話。

1〜3話と4〜13話で監督が交代しており、前後で世界観・演出などに大きな違いが見られる。


『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』は復活した恐竜帝国と隼人率いる新生ゲッターチームの戦いを描く。全4話。

他の作品に比べ明瞭な作風が特徴で、タイトルや内容は往年の「東映まんがまつり」を思わせる。


『新ゲッターロボ』は竜馬に焦点を当て、謎の存在「」との戦いを通してゲッター線の謎を描き出す。全13話。

伝奇的要素が強く、過去タイムスリップしての「黒平安京編」は特にそれが顕著。また、バイオレンス要素など漫画版を思わせる演出が特に多い。


ゲッターロボサーガ(漫画版)

漫画のシリーズは、大凡『ゲッターロボ』『ゲッターロボG』『ゲッターロボ號』『真ゲッターロボ』『ゲッターロボアーク』から成る。

またアニメシリーズと違い共通の世界観の中で物語が進行する為、双葉社による復刻作品集の題をとって「ゲッターロボサーガ」とも呼ばれる。

石川賢の他の作品ともリンクしゲッター線の意思や宇宙創成の謎にまで迫る宇宙規模の壮大なストーリーに今だファンが多い。

だが主な原作者である石川賢が2006年に急逝してしまった為、シリーズ正伝は『ゲッターロボアーク』を以て未完状態となってしまっている

(その前に掲載誌が休載となったため、多くの伏線を残したままではあったが一応の区切りがついたところで終わっているのが唯一の救いかもしれない)。

石川没後、永井豪とダイナミックプロにより、『デビルマン』と初代ゲッター、『魔王ダンテ』とゲッターGとの共演が描かれている。

その他ゲッターシリーズ

ゲッターロボ飛焔

WebコミックMAGNA(幻冬舎コミックス)にて連載されていた漫画。永井豪石川賢原作、津島直人作画。全3巻。

人間を喰らう植物群とそれを裏から操るプロフェッサー・ジャコフの陰謀に、隼人率いる新たなゲッターチームが立ち上がる。

ゲッターロボサーガとリンクする物語(時系列は『號』の後と推測される)である他。


ゲッターロボアンソロジー〜進化の意志

幻冬舎のバーズコミックスデラックスから発売された。

石川賢の同志である永井豪や、ゲッターロボ飛燕の津島直人等7人の漫画家によるアンソロジー形式のコミック。アンソロジーであるが飛燕の外伝などもある事から、半公式ともいえる内容。

上記の作品に石川賢の別作品『セイテン大戦フリーダーバグ』のキャラクターも登場する。



偽書ゲッターロボダークネス(旧題:偽書ゲッターロボDASH)

月刊マガジンZ→ヤングアニマル嵐にて連載中の漫画。永井豪石川賢原作、西川秀明作画。

早乙女賢(博士)によってもたらされたゲッター線によって人間が異形化したイデアに、了・ハヤト・ムサシ(本作では女性)がバイオレンスかるエロティックな戦いを繰り広げる。

ファンからは西川氏の代表作『職業・殺し屋。』の名セリフに引っ掛け「ああ…なんて卑しいゲッターなんだ…」と言われていたが、後に本当にそれをキャッチコピーにされてしまった公式自重しろ


ゲッターロボ大決戦!

1999年にバンダイビジュアルから発売されたプレイステーション用シミュレーションRPG。

ゲッターロボサーガをベースとしながらも、スーパーゲッター號やテキサスマックなどアニメ版の要素も取り入れられている。

真ベアー号から順に前のゲットマシンに高速で突っ込んでいく3D合体シミュレーションや、石川賢のタッチを再現したアニメムービー、遠藤正明による主題歌など見所は多い。


デビルマン対ゲッターロボ

チャンピオンREDにて、2010年6月号から10月号まで連載された。

作画:永井豪とダイナミックプロ


魔王ダンテ対ゲッターロボG

チャンピオンREDにて、2010年6月号から10月号まで連載された。

作画:永井豪とダイナミックプロ


ダイノゲッター

「ダイナミック企画」公式サイト内にて2014年4月より連載されたWebコミック。

ダイナミックプロと千値練のコラボレーション企画。

原作:永井豪、石川賢、作画:星和弥 、編集協力:不知火プロ


ゲッターロボDEVOLUTIONー宇宙最後の3分間ー

別冊少年チャンピオンにて、2016年1月号から2019年7月号まで連載された。

原作:永井豪、石川賢、作画:清水栄一下口智裕


ゲッターロボ牌

近代麻雀2017年1月15日号(2016年12月15日発売)~

原作:永井豪、石川賢、脚本:森橋ビンゴ、漫画:ドリル汁


キャラクター(初代)

流竜馬

神隼人

巴武蔵

それぞれの人物は作品によって設定が大きく異なるため、詳細はリンク先を参照。

ゲッターロボの種類

ゲッターロボサーガに登場するゲッターロボ


ゲッターロボ

旧ゲッター1

ゲッター線を動力とするスーパーロボット。

早乙女博士が宇宙開発用ロボットを恐竜帝国の侵略から地球を守るために戦闘用に改修した物である。

豊富な武装を有し、爬虫人類の苦手とするゲッター線を動力としてメカザウルスに立ち向かう。

恐竜帝国の最終攻勢に、巴武蔵は新たなるゲッターの完成までの時間稼ぐため、単独で出撃し多数のメカザウルスとの激戦を繰り広げ、最期はゲッター炉心を取り出してゲッター諸共自爆する壮絶な最期を遂げた。

アニメ版では、無敵戦艦ダイとの決戦に敗れて大破して武蔵の葬儀に火葬されている。

アニメ、漫画ともその後は修復されて稼働状態で博物館に飾られていた。


ゲッターロボG

ゲッタードラゴン

ゲッターロボGの項を参照。


ゲッターロボ號

ゲッターロボ號の項を参照。


真ゲッターロボ

ゲッターロボ

真ゲッターロボの項を参照。


ゲッター聖ドラゴン

千の神の祈りも、正義の意味も知らず

竜馬が真ゲッターの実験中に見た未来の地球で遭遇した。

早乙女研究所地下でメルトダウンしたゲッターロボGの進化した姿とされる。

地上で殺しあう人と融合したゲッター達の願いを叶える存在とされている。


ゲッターエンペラー

チェンジ!!ゲッターエンペラー!!

ゲッターエンペラーの項を参照。


ゲッターロボアーク

チェンジ!ゲッターアーク!!

ゲッターロボアークの項を参照。


ゲッター軍団

エンペラー出撃!!

漫画『ゲッターロボアーク』その他に登場。初めは早乙女研究所を拠点としたひとつの部隊だったが、ゲッターエンペラーに率いられたゲッター戦艦軍団と共に長い年月をかけて銀河系規模の大艦隊に発展してゆく(と思われるが詳細は不明)。

ゲッターロボD2など、機体名が確認できるものもある。

詳しい目的は不明だが、知性ある他の文明に対して戦争を挑み次々と滅ぼしていっている。


その他のゲッターロボ


ゲッターQ(クイーン)

TVアニメ『ゲッターロボ』に登場。女性型ゲッターで、恐竜帝国が設計図を盗み出して建造した。

早乙女博士の養女・ミユキとしてスパイ活動をしていた帝王ゴールゴーラが操縦し、ゲッターチームに襲い掛かった。

漫画『デビルマン対ゲッターロボ』に同名の機体が登場するが設定は大きく異なる。


ゲッターロボ飛焔

漫画『ゲッターロボ飛焔』に登場。真ゲッターロボの汎用型として開発されたゲッターで、その時点では厳密にはゲッターロボ飛焔ではなくプロトタイプ・ゲッターと呼ばれる。

地球上の都市を覆いつくし、人を取込むプロフェッサー・ジャコフが産み出した謎の植物に、因縁を持った竜牙剣達がゲッターに乗り込んで戦う。

プラズマとゲッター線のハイブリッド動力であるが、登場時はゲッター炉心は作動しておらずプラズマ動力だけで稼動していた。

ゲッターガイアとの戦いでゲッタービームの打ち合いにより半壊した所をゲッター線の影響を受けて姿が変貌しゲッターロボ飛焔となった。

『ゲッターロボアンソロジー〜進化の意志』でバグに未来に引き込まれた時の戦いでも、それらしき姿を見せている。



ゲッターロボ(偽書)

偽書ゲッターロボダークネス

漫画『偽書ゲッターロボダークネス』に登場。ゲッター線によって怪物と変異した人間の成れの果てイデアに対抗する為に作られた、アンチゲッター線を動力源としたゲッターロボ。開発者は敷島博士。

デザインは初代のゲッターロボに近いが、ガラス部分などから生物的なデザインが見える事や、ゲッター2やゲッター3のデザインがオリジナルと大きく異なっている。


真ゲッタードラゴン

真ゲッタードラゴン真ゲッタードラゴン

これまでに二つの同名のゲッターロボが存在する。真ドラゴン真ゲッタードラゴン、双方の項をそれぞれ参照。


ブラックゲッター

ブラックゲッターの項を参照。


ネオゲッターロボ

嵐

ネオゲッターロボの項を参照。


新ゲッターロボ

新ゲッターロボの項を参照。


寄せ集めゲッター

寄せ集めゲッター

OVA『新ゲッターロボ』に登場。新ゲッターロボの終盤に登場。その姿はプロトタイプ・ゲッターに似ているが一部のパーツは真ゲッターを思わせるなど文字通り別のゲッターのパーツを寄せ集めているのが伺える。


ゲッターロボ斬

ゲーム『ゲッターロボ大決戦!』に登場。茜・椿・楓のくノ一三人組が乗り込む女性型ゲッター。開発者は『ゲッターロボ號』の橘博士。トマホークブーメラン→「合わせ風車」、ゲッタービーム→「斬魔光」など、武装は全て和風テイスト。


デビルゲッター

漫画『デビルマン対ゲッターロボ』に登場。

デビルマンと3台のゲットマシン(イーグル号、ジャガー号、ベアー号)が合体。


ダイノゲッター

漫画『ダイノゲッター』に登場。


ゲッターノワール/ゲッターノワールG

スーパーロボット大戦X-Ω』『スーパーロボット大戦DD』に登場。

初代ゲッターに酷似した姿の黒いゲッターロボ。ゲッター1に酷似した1号機、ゲッター2に酷似した2号機、ゲッター3に酷似した3号機が存在する。

ゲッターロボでありながら、それ自体が大型ゲットマシンという前代未聞のゲッターロボで、三機がゲットマシンに変形し、更に一つへ合体することでゲッターノワールGとなる。ノアールGはその名の通りに、ゲッタードラゴンを基本にしつつも、真ゲッターの意匠を取り入れた意匠を持つ。これまでのゲッターロボの多くが初代ゲッターロボの派生デザインであるのに対し、このゲッターノアールGはゲッターロボGを基にしている。つまりはゲッターロボの中では少数派であるゲッタードラゴンを基本にしたデザインを持つ珍しい機体である。

(作品の位置づけとして、ゲッターロボGと対にされる事が多いグレートマジンガーがその後の新マジンガーのデザインの基にされたのと対照的である)


原作は存在せず、名義はダイナミック企画オリジナル。マジンエンペラーGと同じ扱いである。


ロボットガールズZ

ゲッちゃんプロト姉さん

ライガ様ポンちゃん

號ちゃん翔ちゃん凱の嬢號姉さん

アークちゃんキリクちゃんカーンちゃんゲッペラー様D2

プテちゃんティラちゃんレッシィ


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ゲッターラブ!!:語感は似ているが、両者に共通点は全く無い


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