これから何が待っていようと僕は人生を受け入れる。そしてこの言葉は二度と忘れない。”大いなる力には、大いなる責任が伴う”僕に授けられた力は僕を一生呪い続ける。―――僕が誰かって?僕はスパイダーマン。
解説
アメコミ『スパイダーマン』および多数のマーベルコミック、それを原作とする映画・テレビ番組等に登場する。
正体は(マーベル・ユニバースの主軸であるアース616では)ピーター・パーカー。
能力
※原作の能力は下の項目「原作(正史世界)の能力」のを参照すべし
基本的なメディア(映画、ゲーム等)での能力
糸を出してばっかりの印象だが、実際のレベルを見てほしい。肉体と糸のポテンシャルもそうだが、スーツとそれを作り出した彼の頭脳・技術レベルもとんでもない物である。
- 危険を察知するクモの第六感「スパイダーセンス(スパイダー感覚とも)」。無意識にこの能力でクレイブンの罠すら回避したこともある。しかしメンタルによる調子の差が激しく、未来予知に近いレベルの能力となる事もあれば、ただ何かが来る事しかわからない時もある(まあ銃弾を素手で掴んだり、雷人間に勝った事もあるし、何か来る事さえ分かれば大抵の場合彼には十分ではあるが)。
- 分子間の結合力を高める事によるクモの吸着力。2tまでの物なら指一本で支えることが可能(サム・ライミ版では、手足に生えた鋭い繊毛によって壁に吸着する)。ピーターはこの能力から、自身をスパイダーマンと名付けた。
- 片手で10t以上の重物体を持ち上げることが出来る筋力。X-MENのビーストの約数倍の力に匹敵する(映画では、時速64km以上で走る1.4tの自動車を受け止め、およそ30tの構造物を支えている。更には暴走列車を食い止めた事も。)※マーベルにおける〇〇tを持ち上げるというのは片手での計算である。ちなみにマーベル世界では腕力×5=パンチ力らしい。
- 長距離を時速320km以上(200マイル/時)で走る走力。特にマーク・ウェブ版の映画では、スローモーションでスパイダーマンのスピードを強調しており、(只の一回だが)背景の雷がほぼ動いていない状態で身体を正確に動かすという、かなりヤバい事もやってのけている。
- ハルクと肉弾戦をやってのけるほどのタフネス。彼と殴り合いで勝った事もある。一応だが、喧嘩しながらもコンビも組む仲である。言うまでもなくハルクのパワーはMARVEL世界でも屈指で、しばしば指標として用いられる程である。
- 高校を首席で卒業する頭脳。高校程度なら、と思いきや一時はトニー・スタークが自分の後継者にと考える程で、彼の作ったアイアン・スパイダースーツの非常コードを独自に解除したりもしており、MARVEL世界の超天才には流石に敵わないが十分に天才級の頭脳を持つ。その数値はIQ250。
- ありとあらゆる毒(毒ガス、ウイルス、放射線、生物兵器など)を完封可能(スーツの機能のおかげもあるが、自身が直接これらに侵されても回復可能)。余談だが、現実のクモは呼吸器系が単純で、毒ガスには極端に弱い。
- 超高圧電流や超高熱にも耐える
- 水中や宇宙空間でも活動可能
- 骨折・戦闘不能状態からも数時間で回復し、失明(視力喪失)しても次の日には戻っている
- 普通の人間の40倍の速さで働く反射神経
- 完璧な平衡感覚と空間把握能力。どこに支点の糸をつけてどう振り子運動をしても現在位置を見失わない。
- 糸と合わせた超高速の近接戦闘も可能
- 赤外線・紫外線が見え、不可視の相手でも対象の発する熱で感知可能。(映画では描写無し)
- 寄生生物の精神攻撃にも耐える
- 戦闘中に非常に良く喋る。なのでこいつとは混ぜるな危険。だがスパイダーマンの場合は余裕がある訳でもイカレているのでもなく、ジョークで自身の恐怖を和らげると同時に、ヴィランの攻撃によって周囲に被害が出ないよう自分に向けて注意を引かせるという二つの真っ当な理由がある。
- 第4の壁を超える事も可能。なので、なおさらデッドプーとは…。
- 蜘蛛男ならぬ蜘蛛人間「マンスパイダー」になってしまった事がある。詳細はリンク先参照。
クモ糸について
手首にはウェブシューターというクモ糸発射装置を装着する。
手のひら部分にスイッチがあり、中指と薬指でそれを押すことで、クモ糸が発射される(あの独特の手つきはそのためのもの)。
糸の正体は、ピーターが開発した新素材の特殊粘液。作品によっては、亡き父親が開発していたものを、彼が引き継いで完成させたという設定にもなっている。
シューターの大きさに比してかなりの量を射出できるが、稀に粘液切れを起こしたり、装置が不調をきたしたりしてピンチになることもある。
なお、サム・ライミ版ではウェブシューターはなくなっており、腕に発達した腺からクモ糸が分泌されるようになっている(理由は、単なる高校生がそんな装置を作る事が出来るのは非現実的で、もし可能だとしてもその装置を売って大金持ちになるであろうからとのこと。実際、原作でもこれの影響を受けて一時期シューターなしになっていた)。
- 原作版だと、スパイダー・クイーンとキスしたことが原因で生体ウェブを発現したと考察する声もある。実際その後も時々生体ウェブらしき物を放っているが、真偽は不明。
リブート版である『アメイジング・スパイダーマン』では、原作の設定を引き継ぎ、ウェブシューターを使用する。シューターは試行錯誤の末自作したものだが、糸はオズコープ社の開発した新製品の繊維を発射するようになっている。
クモ糸の耐久性については以下のとおり。
- クモ糸は発射され空気に触れた瞬間固まる。先端部は強力な接着性を持っており、どんなものにもくっつく
- 耐久度は鋼鉄並みだが数時間後には自然消滅する
- クモ糸で作る盾は摂氏550度または華氏55万5538度までの高熱やヒューマントーチの炎に耐えることが出来る
なお、実際の蜘蛛の糸は自然界・科学界問わず世界最強の繊維として知られ、アメリカ軍が軍事的な登用を現在進行形で真剣に研究しているという代物である。
スーツ
上記の通り、保護フィルターによってハイレベルの毒耐性があるだけでなく、なんとハッキングやコンピュータウイルスなども無効化、光学迷彩による不可視化など、ただのコスチューム(というか服)ではないのである。そのほか、レーザー光線などの装備もあるが、実写映画版では設定の違いもあり、スーツの機能が描かれることはそんなに多くない。
原作では、当初テレビタレントとしてデビューした-もしくは賞金プロレスのプロモーターに用意してもらったコスチュームを着続けており、戦いで敗れた個所を補修する時に慣れない裁縫で指をケガするのがお約束の描写だったりする。また、映画版では他の洗濯物と一緒に洗ったら、色移りしてしまったというシーンがある。
得意戦法
武器らしい武器はあまり使わず、素手とクモ糸で戦う。
相手を得意の軽口でおちょくって攻撃を誘い、スパイダーセンスと強化された身体能力を使って回避・カウンターを仕掛けるのが基本戦法。
最大の特徴であるクモ糸は、相手の顔に吹きかけて視界を奪ったり、相手によっては視界と動きを封じてタコ殴りもする。周囲の障害物を怪力で引き寄せてぶつけたり、倒した後はぐるぐる簀巻にして無力化したりといった風に利用する。
原作(正史世界)の能力
ジ・アメイジング・スパイダーマン(アース-616)
原作本家であり、正史世界のスパイダーマン。
正体は白人のピーター・ベンジャミン・パーカー。
スパイダーマンと呼ばれる他にアメイジング(驚異)やスペクタキュラー(卓越者)という異名でも呼ばれている。
他の世界線でもアメイジングやスペクタキュラーの名を冠する者は居るのでかなりややこしいが、彼だけは他と違い、「グレートウェブ」という呼ばれ方をする。
また、彼の場合は正式名称がジ・アメイジング・スパイダーマンなのだが、他のスパイダーマンの場合は異名みたいな物なのも相違点である。
後述の通り、設定上結構チートだが、メタ的な意味で空気が読める事、割とチートヒーローはいる為、やられる時はちゃんとやられる。
不殺主義や手加減設定が明確にあり、それが理由となる事もあって能力に相当しない戦績になる事がよくある為に、とりわけ日本のファンにはよく誤解されるが、原作のスパイダーマンがハルクと殴り合える身体能力なのは公式で名言されている設定である(参照)。これは海外で人気のDeathBattleという強さ議論チャンネルでも取り扱われる程には有名な話である(参照)。
また、スパイダーマン(ピーター)は緊張状態や怒り等の極端に強い感情により身体能力が劇的に上がる為、コミックの初期段階でまだ十代の頃のピーターが明らかにマッハ4~5レベルの銃弾より速く移動した時に、当時の作家本人が「彼(ピーター)の深い感情がそうさせた」と説明していた。
更には力に目覚めて間もないコミック最初期のアニュアル1の時点で巨大ビルを持ち上げている(参照1。特に参照2の左下のコマを見れば、どれ程巨大な建物かわかるだろう)。
ちなみに、魔王メフィストやアスガルドの捕食生物、インヘリターズ等の神秘的な存在に色々な意味で興味を抱かれている。
ワンモアデイやS/Dブロマンス等の話を始め、地獄の魔王メフィストはピーターを闇に染めようと何度も暗躍している。
アース-616の宇宙意思エニグマはザ・アメイジングスパイダーマン(ピーター・パーカー)を世界で最も優れた戦士(闘将)と認めている。
本家の能力一覧
こちらの本場マニアのサイトを覗けば更に詳しくわかる。
※原作のスパイダーマンは基本的にクイーンの干渉やコズミック化の期間を除くと、外部からの干渉で強さが変わった事がほぼない上に、しばしば公式からの明言もある為、下記で発揮された能力はほぼ全部彼自身のポテンシャルと考えて差し支えないだろう。
- 超怪力
公式設定上では、
「まだ十代の頃のピーターでも」あの細身で
全ヒーロー怪力ランキング第4位。
しかもまだ当時の彼は十代であり、完全成長した力とは程遠いと公式で明言されている(参照)
その為彼は基本的にヴィランでも殴る時には当たる瞬間に力を抑え、殺さないように注意を払っている(が、その割りには目潰しを平気でしたり相手の膝の皿を平気で破壊しようとしたりする場合もある)。
‐まだ中に人がいる46階建てのデイリービューグル(10万トン〜22万トン)の建物を持ち上げる(参照)
‐鉄の塊を意識せずともクシャクシャにする
‐コズミック状態を除いて尚も、ハルクと殴りあって数回勝利する(例)
‐ハルクと同じ戦車ハンマーを使う(参照)
‐突如として現れた巨大ザメを地面に叩きつけてワンパンで倒す
- (重度の頭痛がする状態で)連なる電車を軽々と持ち上げる(参照)
‐飛行機を支える (参照)
‐ハルクの投げた車を受け止める (参照)
- ハルクが「痛い!!」と呻く程の攻撃を武器なしで仕掛ける。 (参照)
- あのアポカリプスをキックで怯ませる(参照)
- アイアンマンを殴って吹き飛ばし、ビルが割れる(参照)
- アイアンマンのヘルメットを素手で破壊する(参照)
- 巨大倉庫を水中から割る (参照)
- 列車や重機械の埋まる瓦礫を持ち上げる(参照)
‐ 家を狙ったスナイパーに車をぶん投げて倒す
- ヘリをキャッチする(参照)
‐素手でセンチネルの首をもいで倒す
‐センチネルの首を素手でねじ切ったり、振り回して別のセンチネルを倒す
‐指一本で弾くだけで貨物車両を横転させる (参照)
- 地獄に適応し、強化された別世界のハルクを一回のキックで出血させ、味方を避難させる事が出来る時間までノックダウンする。(参照)
‐ティラノサウルスを軽くワンパン
‐衝撃波が出来る威力でヴェノムを殴り落とす(参照)
‐地面が割れる威力でヴェノムを殴り飛ばす(参照)
‐実は公式パワーグリッド(最新発行版)では、ゴーストライダーと同じクラスの怪力(因みにスピードはゴーストライダーに圧勝している。但し防御力は惨敗している。)。
- また、『 in pursuit of flight』という話では、あのキャプテンマーベルのスパーリング相手に直々に指名され、やり遂げている(文句や弱音は吐いているが。ちなみにその話のピーターはかなり男前だから一見の価値あり)
- 超スピード
‐マッハ2の走力
‐時速5793~6174kmよりも速い移動能力
- 瞬間的に光速直下レベルの動作が可能(実際に初見でクイックシルバーに細工無しで攻撃を当て、一撃KOした(参照)。また、クイックシルバーの動きを見切るハルクを大抵の場合スピードで撹乱出来る)。
‐至近距離からの全方位レーザーを回避(参照)
‐(薬物で意識が朦朧とした状態のまま、)既に発射されたマッハ5の銃弾より速く標的に到達する(参照)
- キャプテンマーベルの最高スピードについて行く (参照)
‐「俺のサーフボードのスピードにはお前の虫並みの敏捷性でも敵うまい」と言われた直後にマッハ10の飛行速度を持つシルバーサーファーにジャンプで貼り付く(参照)
‐街の一角が消え去る大爆発の中心から一般人を抱えて一瞬で安全な距離へ避難(参照)
‐背後から銃を発砲された後に軽い芸を見せながら余裕で回避(参照)等。
‐普通の手袋を付けてパンチを繰り出すと、速すぎて手袋が発火した
- 人間の能力の限界点を迎えているスーパーヒーローが視認できない速度で近づく(参照)
- 水中を高速で泳ぐ(参照)
- ホークアイ並びに精鋭達を彼らが見る事すら出来ない速度で圧倒する(参照)
- マイクロウェーブより速い(参照)
- 風邪で消耗してても雷を回避できる(参照)
- 素顔が見られそうな時に残像を残して一瞬で消え去る(参照)
- Dr.ミネルバのエネルギー波を至近距離で余裕で回避。(参照)
- 超耐久
‐ソーのムジョルニアやハルクの本気の攻撃に耐えた事もある。
‐生身で大気圏を突破可能
‐子供を取られて怒り狂ったドラゴンに吹き飛ばされても舌打ちで済ます。
‐ガンマ線で汚染され、激しい頭痛に襲われたコンディション不全の状態でもハルクと水中で数十分に及ぶ殴り合いを繰り広げた。
‐ジャガーノート化したコロッサス(つまりハルクを凌ぐジャガーノートの怪力にコロッサスの硬さを持つ怪物)とほぼ素手同士でタイマンし、一応五体満足で帰還する。
‐サノス、ギャラクタスを一人で倒した別世界のヒーローから一撃を喰らっても(一応)五体満足で生存
‐核爆発で人類が滅び、インヘリターズが泣き叫ぶ程に放射能で汚染された地球でも暫くは活動出来る。
また、放射性の蜘蛛に噛まれた為、ピーターの血を常人が輸血すると被曝して死んでしまう。
- 超感覚
‐光速に対応しうる反射神経
‐クイックシルバーと戦闘可能。そのクイックシルバーの動きを見切って止めたハルクを一定時間撹乱可能。
轟音が響く中、特定人物の神経が焼ける音を聞き取れる聴覚。
持ち前の超スピードとその超感覚で、あのソーすらも(一時的にだが)手玉にとっていた。参照
- 超回復
たとえ死ぬほどの大怪我を負ったとしても、体が一部でも残ってさえすれば復活した事すらある。
ローガンやウェイドよりは全快に時間がかかるが、スパイダーマンの場合、失った部位の性能を更に強化して再生した事もある。これにはアザーと呼ばれるスパイダーマンの能力の元である超越存在が関係していた。
- 未来予知&危険感知
あらゆる多次元宇宙を構成し、未来と過去を繋げるグレートウェブを通して未来の災厄を察する能力こそスパイダー・センスの真髄。
↑その為、スパイダーマンがグレートウェブを掻き切るだけで、全ての宇宙の因果関係を破壊する事が可能。というか実際にやった奴がいる
この能力でウルヴァリンの不意打ちも返り討ちにした。
また、この能力が普段力を抑える事や空間把握に一役買っているらしい。
アイアンマンはスパイダーセンスを解析してコピーしたが、後の後付け祭りのスパイダバースのせいで間接的に解析データは誤りで偶然コピーできた事になってしまった。
ちなみに場合によっては霊体も感知できる。未来から来た自分の霊体を無意識に察知していた。
この力は全ての危険現象に反応するが、信頼している人物からの攻撃とヴェノムなどには反応しない為にそれを利用される事も。
- 心理状態に依る身体能力変化
気合いや興奮、悲しみ、怒り等の主にその時の感情の揺れ動きで上記の超スピードや超怪力等を発揮するが、迷いがあったり自信を失うと最悪能力の一部が一時的に使えなくなる時がある。
- 高次徒手空拳
オリジナル拳法『蜘蛛道(the way of spider)』の使い手でもある。
映像表現においては、マキシマムスパイダーの進化版。
マーベルフューチャーファイトでも使える。
マーベルフューチャーファイトにおいては、
超越的スピードで四方八方から敵を攻撃&拘束を繰り返し、最後に地盤をひっくり返す。
あまり本編では使われない。
何故ならそもそもハルク等のような自身と同等以上の存在と戦闘する場合を除き、相手を傷付けないように主に糸で拘束する事が多いからという理由がある。
さらにメタ的な理由を言えばスパイダーマンが事件解決を試みる際には大体が戦闘よりも被害抑制に焦点が当てられる上に、いざ戦闘となると形が可変の砂人間、雷人間、水人間などが相手になる事が多発する為、使う機会が作れないのである。
拳法はスパイダーセンスが(一時的に)消失した際にシャンチーとの特訓で身に付けた 。
- 分子間力操作
身体全てに吸着能力がある。
ピーターはこの操作能力で相手の顔に軽く指で触れてそのまま皮膚ごと引き千切るという拷問をした事がある。
- パワーの根源
Dr.ストレンジとの共演では、本家スパイダーマンの能力には魔法が少なからず関係していると示唆された事がある。これはNWHでも取り入れられている節がある。
元々は超自然的存在アザーがピーターに原子力を媒介に蜘蛛神の力を与えていた。力を与える(一方的な)取引の対価は理不尽な虐めに対するピーターの怒りだった。
それ故か敵に身体を乗っ取られて死亡した際には何の前触れもなく魂だけでこの世に留まっていたりしているなど、未だに彼の能力は謎が多い。
他にも霊体になった際に、時空間を抑制する怪物であるナイトストーカー達には霊体の攻撃は効かないと説明された次のページで普通に拳で攻撃を当てていた。
更にはDr.ストレンジの器具、"死の手"を扱えるが、これには魔力が必要なのかは不明。少なくともラテン語習得は必須。
- 潜在能力
_世界で最も優れた戦士として宇宙意思エニグマに認められる程にピーターには戦士の素質がある。
実際にXmen主力4人を相手を手玉に取れる程の戦闘センスがある。(参照)
その戦闘力は、殺意を抱いた際なら自身とデッドプールの能力を混ぜ合わせた人工生物にすら圧勝するほど。
また、トニー・スタークも混乱してファンタスティック4に助けを求める程に身体機能(神経や身体能力、細胞)が謎に包まれている。
彼の潜在エネルギーはアイアンマンのスーツ以上らしく、実際に彼のパワーが生体ウェブに割り当てられた時期には、アイアンマンのユニビーム(出力最大)にすら打ち勝った。
他にもケインとは別個体であるピーターのクローンの一人は死後に自力で蘇った上に細胞が変異していたりと、オリジナルであるピーターの細胞は謎だらけである。
- 蜘蛛神の加護
スティンガー:対神レベルの敵限定で発動する即死級の毒針
倍になった身体能力
節足動物との交信能力
生体ウェブ
ナイトヴィジョン(夜間視力)
を授かった(そもそもがピーターは気合い等で身体能力は跳ね上がるので余り意味ないと思うが)。
ちなみに、ある出来事がきっかけでスティンガーの力はピーターのクローンに譲渡され、生体ウェブやナイトヴィジョン等も消失した筈なのだが、何故かその後も生体ウェブやナイトヴィジョンをちらほら使っていたりしており、彼の身体は謎のままである。
また、本来なら巨大蜘蛛に変身出来るのだが、ピーターが力を拒絶した結果、その能力もピーターのクローンに譲渡された。
その巨大蜘蛛の力は後述のコズミックスパイダーマンすら倒せなかった敵の親玉を(その親玉の部下すら信じられない早さで)瞬殺した程のもの。
その後、疲労が祟ったのか親玉の部下達にリンチの末に殺されたが、なんとその後自力で復活。
上の事からもこの力はコズミックパワー、ゴーストパワーと並び宇宙最強の能力に近い(ピーターはこの力を現状放棄しているが)。
- 高レベルの知能
IQ200越えの大天才。
- 宇宙意思の干渉
また、一時期なんと宇宙意思『Enigma』からコズミックパワーと同等のエニグマフォースを与えられ、コズミックスパイダーマンとなり、宇宙の守護者にもなった。しかも宇宙意思は世界中のから最も優れた戦士・闘将としてスパイダーマンを選んだ。
そしてスパイダーマンはキャプテン・ユニバースと呼ばれる宇宙最強のヒーロー、コズミックスパイダーマンとなった。
コズミックスパイダーマンとしての能力
- あのハルク(しかもグレイハルク)を手玉に取り、文字通りワンパンで宇宙に吹っ飛ばす**身体能力(その際、「俺(ハルク)は今のお前(ピーター)には勝てない」と言わせ、退かせる)。
- 一瞬で大気圏外へ出られる速度での飛行能力を持つ。
- かなり複雑な形状のウェブを作る。
- 耳は虫の歩く音が聞こえる。
- 嗅覚も鋭い。
- 視力は透視さえも出来る。
- 一撃で高層ビルを分解するスパイダーブラストを手先から発射する。
- テレキネシス(念力)が使える
- 腕を振るだけでも暴風が起こる。スパイダーバースで見せたその光景は他の仲間をして壮観。
弱点
- アレルギー性鼻炎
- 自信が無くなる、迷いが生まれる事を始め、精神的に弱ると身体にも密接に影響する(だが上述の通り悲しみ等の強い感情はピーターの身体能力を更に強力にする強さになる。)
- 斬撃等には弱い(レーザー等のエネルギー攻撃や、ハルクのパンチ等の打撃には強い癖に)。まあピーターの持つ危険感知と超スピードによって攻撃は当たらないから関係ないが
- 不幸体質(パーカーラック)。これが主な弱点。
これが原因で、物語の都合で何故か危険感知能力が作用しない、日常に起こる不幸で精神的に弱る(=能力上全力を出せない)事が多々ある等の様々なトラブルを引き起こす。
- スパイダーセンス(危険感知)は信頼している相手には発動しない。また、あるフェロモンに反応して、誤作動も起こる事がある。
経歴
ピーター・パーカーは、成績優秀だが運動神経が人一倍鈍く、引っ込み思案で冴えない高校生だった(まあ、白人である分普通に美形ではあり、良い男だともしばしば評価されているし、後のコミックでも二人の白人女性がピーターを取り合いキャットファイト寸前になった事もあったし、一応モテてはいた様子。)。本の虫とからかわれる事もしばしばで、叔母のメイ・パーカーと伯父のベン・パーカーと過ごすひと時が何よりの癒しだった。
しかしある夜、訪れた科学展で放射能実験を見学していたピーターは、放射能を浴びた変異クモに噛まれてしまう。そして自身の体に異常をきたし、超人的な能力を身につけることとなる。彼の体に、クモの超能力が宿ったのだ。これを利用して、ピーターはスパイダーマンとして活動をはじめ、プロレス進出、果ては芸能活動にまで登りつめた。
すっかり有頂天になっていたピーターは、ある日の番組収録後、一人の強盗が警備員から逃げるのを、「自分の仕事じゃない」と見逃した。だが、しばらくして、彼の父親代わりだったベン・パーカーが何者かによって殺害されてしまう。それを知ったピーターは殺人犯を追い詰めて捕まえるも、それがあの日に自分が見逃がした強盗であったことに気付く。
後悔の念に苛まされたピーターは、ベンが遺した
「大いなる力には、大いなる責任が伴う (With great power comes great responsibility.)」
という言葉を胸に、人々の為に自分の超能力を使う事を決意する。
こうして、ヒーロー・スパイダーマンが誕生した。
15歳でヒーロー活動を始め、現在20代後半。
10年以上のキャリアを持つベテランヒーローであり、他のアースの若いスパイダーマンよりも戦い方等がこなれている。
近年は後輩ヒーローを諭す場面も多い。
「NO ONE DIES(誰も死なさない)」の誓いを立てておりヴィランに対しても不殺を貫くが、殴って解決できることは殴って解決する場面も多い。必要があれば脅しもする。
あるヴィランがスパイダーマンと身体を入れ変えた時には、その身体能力を直接体験した事で自分達がずっと舐め...手加減されていた事に気づき、
「ハルクとさえ殴り合ったこの強さを、奴(スパイダーマン)はずっと抑えていたのだ!!」と(八つ当たり気味に)バルチャーに激昂していた。
・スパイダーバースで「自分が仕切る」と言い出したオットーを素早い顔面パンチからの顔面キックで制圧し主導権を握る
・チームアップ誌でデッドプールを囮にして爆殺し、「あいつ俺よりも倫理が…」とぼやかれる。
・躊躇いなく敵の目を刺す
・岩で敵の急所をガンガン殴りつける
など、様々な危機を乗り越えてきたゆえの最強さや容赦のなさも目立つ。
また、本気で怒るとヴィラン達を震え上がらせるほどの苛烈な攻撃性を見せる場面もある。
デッドプールすら、本気でキレた無言のスパイダーマンを見て恐怖していた。
毒舌でもあり、「は?!警察?警察が俺を止めれると思ってんのかお前??」「お前首もいでもコピれるんだろ?俺がへし折っても大丈夫だな」等、軽口というレベルではない。ある人からは「今のあんた苛めっ子に見える」とまで言われている。
親友の一人であるヒューマントーチをマッチ棒呼ばわりしたり、空腹の時は他人の飯を無断で食べる事も。
また、アンチもいるがファンも多く、ヴィランの中にもスパイダーマンのファンがいる。
調子が悪い時にはヴィラン達から本気で心配された事もあったりする。
また歳を経る毎度に上記の毒舌の濃度が増しており、若い時は比喩で遠回しに蔑んでいたのが、最近は普通に敵に対してアホだのバカだの直接的な表現を使うようになった。
酒を飲みまくった結果、キャットファイト中の二人の女(しかも白人美女)二人に更なるエロバトルを提案する等のセクハラを平気でする様になるなど、ヒーローとは思えない言動も。
ANADシリーズ(2015~)
ピーターは宿敵ドクター・オクトパス(オットー)に肉体を乗っ取られそのまま死亡したが、後に肉体を取り戻し、乗っ取られている間にオクトパスがピーターの肉体と名前で立ち上げた会社「パーカー・インダストリー」を引き継ぐことに。
パーカー・インダストリーは世界中に48のビルを持つ多国籍企業に成長し、ピーターは金と技術力とその頭脳を駆使して強大な敵に立ち向かった。
この時期の彼は敵のループ攻撃を自力で破り、大気圏を生身で突破し、一時的に能力を奪われ真人間に戻されても近くの岩で敵の急所を殴りつけるというあらゆる意味での強さを見せつけた。(この際に彼は「おまえは僕をただのガキだと思っているんだろうが、僕は高校一の優等生だったんだぞ!生物学!僕は人体の急所を知っている!地質学!このあたりの岩は固い!」などと叫び読者を震撼させた)
その後はシークレット・エンパイア(2017)という大型イベントで自ら会社を手放し、親愛なる隣人として再出発をした。
(研究員→社長→ヒモ→化学部門の記者→無職→再度大学に通う→代理教員……と、ヒーロー生活との両立の難しさやトラブルに巻き込まれるせいで職が安定しないのも彼の特徴)
アース616のスパイダーマンが最強の理由
勝利に対して貪欲で、相手に対してメタを張ったり妨害したり容赦なく弱点を突いたり、それでいてどんな状態でもあきらめずにぼろきれのようになっても食らいつくという所。また、他の世界線と違い、時々(読者含め)周りが引く位サイコな一面も見せ、何かしらに関しては躊躇がなくなっている事。
スパイダー・アーマーMKIV
ピーターはパーカー・インダストリーの技術を使用してスパイダー・アーマーMKIVを作成した。
スパイダーマンの以前のスーツからインスピレーションを得る機能とアップグレードした装備を搭載し、スパイダーアーマーMKIVはピーターが作ったスーツの中でも最も技術的に優れたスーツとなった。
軽量の液体金属ナノテクノロジーで作られている。
機能
・センサーとヘッドアップディスプレイ
スーツには電磁スペクトル(赤外線やX線を含む)の様々な部分に見えるセンサーが含まれている。
魔法のエネルギーを検出し、負傷者をスキャンして怪我を特定し、血液中の血漿レベルを検出し、そして新しく改良されたマイクロスパイダートレーサーを使用してタグ付けされた人々の場所を特定する。
レンズには建物の設計図などの有用な情報を表示できるヘッドアップディスプレイもある。
・ウェブ・ウェア
このスーツには左腕に組み込まれたウェブ・ウェアの改良版がある。
マイクロスパイダートレーサーを発射したり、スーツの通信を制御し、ホログラムの投影等の機能を使える。
・アップグレードしたウェブ・シューター(ウェブ・カートリッジ4)
このウェブシューターは音声コマンドを使用して複数のウェブカートリッジを切り替えることによって、通常のウェブだけでなく、「電撃」、「磁力」、「火炎」、「氷結」、「酸性」といった多種類多様な性質を持ったウェブを発射できる。
・バグザッパーズ
テイザーのような「バグザッパー」には過充電、短絡、また様々な種類の技術からエネルギーを吸収できる。
・爆発スパイダー・トレーサー
爆発するスパイダートレーサー。
・ソニック・ディスラプター
ウェブ・シューターによって放出される高周波振動音速攻撃。
・酸性ウェブ
固体鋼を溶かすことさえできる酸性のウェブ。
・スパイダードローン
PS4版でもお馴染みのスパイダードローン。
・強化された強度
このスーツはスパイダーマンの強度を不特定の量だけ強化し、パンチでハイペリオンをノックバックすることを可能にし、そして巨大なクレーンを持ち上げる事もできる。
・強化された耐久性
装甲は、外部の損傷なしで搭乗者を保護することができる。
・ホログラム機能
このスーツは瞬時にホログラム投影を行い、必要に応じてビジネススーツなどの他の衣服に外見を変換できる。
PS4版スパイダーマン
スパイダーアーマーMKIVはPS4版スパイダーマンにも登場している。
スーツパワーは防御シールドで全ての攻撃を無効化する。いわゆる無敵状態になるのだが、効果時間が非常に短い。
上記の通り、ピーターの能力はとんでもなく強いが、彼の一番の強さはそのヒーローとしての精神性にある。
原作ライターの一人であるダン・スロットはピーターの強さについてこう述べている。
「最悪の状況にあってもピーターは驚くべきことができる。
勝てないような状況で深く考え、勝つ方法を見つけ出す。
なぜなら彼はヒーローだから」
性格
他のコミック世界や映像作品やでは概ねヒーローらしい心優しい人物とされているが、本家のピーターは第一話で既に「叔父と叔母以外の人間なんかどうなっても良い」と発言しており、彼の自己犠牲は叔父や親密な人物の死への罪悪感と贖罪から来ている。本来はもっと利己的な人間であるとも作中で言われている。
実際、しばしばヒーローとは思えない言動をとる為、初期は他ヒーローとよく衝突していた上に今でも一部のヒーローからは嫌われている。
モラルが若干欠けているのか感覚が一般的ではないのか、スパイダーマンの脳内を覗いた際にはデッドプールすら「完全に病気だ!」と言いながら不気味がっていた。
本家のピーターの異常性は脚本家の間でも意識されているようで、別のアースから来たマイルズやグウェンはこちらのピーターの性格が自分達のアースのピーターとかけ離れた代物だとはっきり発言している。
かなり陰湿な嫌がらせを行う事もある。
また、JJJが非難の的をスパイダーマンからXMENに(一時的に)変更した際には大喜びしていた。
基本的には"身内>>大勢の一般人"という優先順位があり、世界の時空間の均衡を崩してでも叔母を生き返らせようとするなど、ps4版とは対照的である。
だがそういう人間臭い面が人を寄せ付けない反面、惹きつけてもいるようで、なんだかんだ色々な人物と交友がある上に私生活でも学生時代から知り合いに恵まれている。
彼の主だったヴィランも彼の善行に対する姿勢は評価しており、ヴィランの中には彼が本気で困った際には話だけは聞いてくれる者が沢山いたりする(Dr.ドゥームなど)。
あのJJJすらピーターの事を息子のように大切にしてたと言っている。
ちなみにめちゃめちゃ面食いである。
下戸であるが、カフェインで酔ってしまう為、『スパイダーマン/デッドプール』ではうっかりカフェインを摂取してしまい、酔ったままヴィランの溜まり場である違法賭博場にハイテンションで乱入するが、(ある状況による部分もあるが、)ヴィランを取り締まる事なく普通にカジノを楽しんでしまう。その際、酔うと些細な事にも「すごーい(Amazing)」と言いながらはしゃいでしまう事が判明し、ヴィランも困惑していた。
ニックネーム
- 仲間、敵、民衆から↓
スパイディ
ウェブヘッド(蜘蛛頭)
ウェブスリンガー(蜘蛛糸投擲者)
スパイダー
蜘蛛坊や(←デビュー当初)
お姫さま(←レッドハルク等から時々)
痴れ者(←ドックオックから)
ハニー(←デッドプールから)
死神(←Dr.ストレンジから一回だけ)
- 神秘的存在や、それに従属する者から↓
グレートウェブ
蜘蛛神の眷属
蜘蛛の化身(←主にムーンナイトから)
- 自称やニュース報道等から↓
ニューヨークの隣人
メナス(脅威)
親愛なる隣人(←キャッチコピーでもある。しかしある世界線では悲しい意味も込められている)
中の人 >のピーター・パーカーにもタイガーという愛称がある。これはピーターの恋人であるMJが付けたもの(理由は全然タイガーっぽくないから)。
地獄からの使者…日本のスパイダーマの別名。他にも格闘技世界チャンピオンだのキノコ狩りの男だのがあったりする。
並行世界のスパイダーマン
アイデンティティー・ウォー(アース-11638)
正体はピーター・パーカー。アメイジングスパイダーと呼ばれていた。現在はゴーストスパイダー。
様々な世界にいる自分の力を吸収して自分の能力を底上げして文字通り宇宙最強になった。サノスやギャラクタスなどを一人で倒し、ヴィランたちが無抵抗降伏し始める程である。
更に、そのチートすぎる力に加えて、某最強精霊の能力も手に入れ、チートの中のチートになった。
アイアンマンも負けを認める天才。
ちなみに正史世界(アース-616)のスパイダーマンは彼の攻撃を食らってしまい大ダメージを受けてはいるが、
「へヴィ級だな」で済ませており、正史本家のヤバさも再確認できる。
マーベルゾンビーズ(アース-2149)
正体はピーター・パーカー。
己と同じくゾンビ化した仲間と共に宇宙神ギャラクタスを食い荒らし、コズミックパワーを無理矢理奪いとる。その後宇宙の生命を貪り、異世界に侵入。
spidey!!(アース-16220)
正体はピーター・パーカー
アイアンマンが褒める程の天才。
怪力を使う事はあまりないが、スピードが強調されており、ヴィランが気付いた時には既に無数の残像を放つピーターによって拘束された後であった。
アイアンマンに誘われた事もあり、フラれた(と思い込んだ)憂さ晴らしに軽くドラゴン退治をする。
アルティメット(アース-1610)
正体はピーター・パーカー
瀕死の状態でシニスター6全員を撃破。
ボロボロでありながら巨大ゴブリンの落下攻撃を防ぐ等、強力な力を持つが平和主義や優しさが祟り、息を引き取った。と思ったら普通に生き返ったり世界が消えたり忙しい。
ブリティッシュスパイダー「スパイダーUK」(アース-833)
正体はウィリアム・ブラドッグ
スパイダーマンの力に加え、キャプテン・ブリテンという強力なヒーローのパワーすら使える。
shattered dimension
- アース-TRN579からアメイジングスパイダーマン(原作本家や映画とは別人)が参戦。
軽口要素を抜きにしても、2099同様に終止余裕そうであった。
しかし綿密に張り巡らされた罠に嵌まって誘拐される等、危険感知能力を活かしていない間抜けな一面も。結構好戦的な性格で、えぐった岩を振り回しながら楽しそうに暴れまわっている。
また、一時的にスパイダーセンスが強化され、目的の物を感知出来るようになっている。
正体は勿論ピーター・パーカー。
- アルティメットも参戦。
正体はピーター・パーカー(アース-TRN580)
ヴェノム(シンビオート)の力を生かした攻撃が得意。
シンビオートを一時的だが完全にコントロール出来ている。
- 2099版も意気揚々と参戦。
正体はミゲル・オハラ(アース-TRN579)
超スピードを活かしてのクロックアップで敵を手玉にとっていた。アメイジングと同じく終止余裕で楽しそうだった。一番テンションが高い。
- ノワール版も参戦。
正体はピーター・パーカー(アース-TRN581)
他三人より身体能力が劣る代わりに隠密能力に長け、特有のステルススキルで敵を恐怖に陥れる。身体能力も彼単体で見たら十分強い事は忘れてはいけない。
彼には手加減設定がない為、彼にやられた敵は恐らく死んでいる。
MARVELvsCAPCOM版
正体はピーター・パーカー(アース-30847)
性能はスピードとエリアルレイヴが強力なコンボキャラである。
特に6ボタンチェーンが可能な作品では圧倒的な手数とコンボダメージで押し切る事ができるため、
対戦ダイヤグラムの上位に位置する事もある最強クラスのキャラであった。
また、ジャンプ力と俊敏性が全キャラトップクラス。
パワーストーンの使い手。
必殺技
- ウェブの塊を飛ばして一瞬で相手を拘束する「ウェブボール」
- 超人的なジャンプ力で飛び上がりながら強力なアッパーを繰り出す「スパイダースティング」
- スパイダースティングの後にもう片方の腕で拳を振り下ろして叩き落とす「スパイダーバイト」
- 天井にウェブを引っ掛けて超スピードで前進しながら飛び蹴りを食らわす「ウェブスイング」
- 長いウェブを放ち、相手を超怪力で大きく振り回してから投げ飛ばす「ウェブスロー」
- ウェブを使い、高速移動する「ウェブグライド」
- 一度地面に両手を置いてドロップキックする「スパイダーキャノン」
超必殺技
- 巨大なウェブを斜め下に向けて放ち、相手をウェブで包み込んで超怪力で振り回した後地面に叩き付ける「アルティメットウェブスロー」
- 怪力と超スピードで連続攻撃を繰り出し、最後に蹴り飛ばす「クローラーアサルト」
- 超スピードで敵に襲いかかり、最後に怪力で地面に叩きつける「マキシマムスパイダー」
- 怪力で攻撃してる途中にグリーンゴブリンがパンプキンボムを敵にお見舞いする「ウォッチアウトスパイディ」。
web of shadows版
正体はピーター・パーカー(アース-TRN009)
超スピード&超怪力を活かし、炎が出る程に高威力の通常攻撃を放つ。
戦闘スタイルは超怪力を利用した力任せが多い。
ストーリー第一話で五方向から来る銃弾の雨を至近距離で容易に全て回避している。
シンビオートの力を使いこなしている。
ゲームシステム上平衡感覚が他媒体と比べて際立っている。
また、彼の蜘蛛糸はかなり質量があるのか、細い糸すら打撃攻撃として使える。
情緒不安定。
会話が選択制の為、プレーヤー次第では何の関係もないアイアンマンをディスったりウルヴァリンを挑発したりと好戦的になる。
ps2版
正体はピーター・パーカー。
全ての動作の速度を上げる&周りがスローに見える能力を使い、*-周りの流れる時間が遅い中、自身だけ素早く動ける。世界観はサム・ライミ版を模倣している。また、ゲーム内で流れる豆知識によると、敵を殺さないように自身の怪力を抑えて戦っている模様。
ps4用アメイジング版
正体はピーター・パーカー(アース-TRN376)
スパイダーセンスによる環境把握がかなりの出来。
また、サイズミックブラストという彼だけのオリジナルのエネルギー弾を放つ。
よくジャンプ力が凄いと実況者から言われていた。
スキル上げで一瞬音速を突破するウェブ移動が出来る。
糸で傷を修復して回復するのは実写のオマージュ。
しかしこの事から超回復能力はないと思われる。
プレーヤー次第で味方の苦戦中に平気で写真をとる等、薄情な面が生まれり。
ステルス能力に長け、無駄な戦闘は避ける事が多い。
しかしやはり巨大ロボットなどを素手で破壊したり、ムービーシーンが始まると今まで苦戦していたライノを余裕で蹴り飛ばし地面に叩き付けてKOする等、超スピード&超怪力設定はしっかりと存在する。
また、全作品に於いても足音が軽やかであり、隠密行動能力の高さが窺える。
アース-1048(PS4スパイダーマン)
正体はピーター・パーカー。
他の世界のピーター達と比べると被ダメージ値が多く、耐久力がかなり低い。
但しその代わり戦闘経験豊富であり、全ての敵の攻撃を完璧なタイミングで回避(パーフェクトドッジ)でき、更には強力なガジェットと合わせた戦闘ができる。そして、パッシブタイプの必殺技「スーツパワー」を使用可能。
本編が始まる前に既にリザードとサンドマンは倒している。
ピーターはスーツパワーによって回復やフィニッシュムーブを使用できる、電気を帯びた身体で攻撃する、正義の音楽の音波を放つ、敵を地面や壁に叩きつけまくる、超強力な電撃のレーザーを放つスパイダーブラザーを放つ、敵のガードを破壊し、一方的に攻撃できる、全方位にウェブの弾幕を放つ、敵の装備を無効化する、霊的且つ不穏な炎を展開する、負のエネルギーの衝撃波を放つ、一定時間攻撃力を大幅に上げる(1部のヴィランを5発程度で倒せる)、無敵状態になれる、分身を作り出す、一時的に全ての技がになる 等ができるので技の多彩さはトップクラス。技の多彩さでスマートに戦う事も可能(というかそうした方がベター)。
怪力&手加減設定があり、作中で何度かそれに関する会話が聞ける。
また、危険センサーで感知能力を上げたらパーフェクト・ドッジ後周りがスローモーションの状態でピーターだけ普通に動けたり、スキル上昇により移動中腕力だけで音速を越え、画面が歪む程加速したり、キングピン戦で「あいつ(ピーター)速すぎる!!」とモブ敵が叫ぶ、マーティンリー戦直後の地下鉄で周りの人の動きが止まって見える中で高速でウェブ発射等、超スピード設定である。実際、「ピーターは有り得ないくらい機微」だとゲーム内のキャラクター紹介で説明されている。
また、ゲーム内プレイでは敵をビルの屋上からスイングキックやショックブラスターで容赦なく突き落とす(敵はウェブトラップにより転落死はしていない)、容赦なく敵を感電させる、敵の頭を地面に叩きつけたり首を絞めたりす、ドローンを大量に呼び出して弾幕で敵を蜂の巣にする、爆発寸前のトラックに敵をウェブで貼り付ける等、プレイヤー次第では容赦の無さを生める。
ピーター自身の超回復能力は確認されておらず、オズコープ社の技術を回復力増強に使用している。
応用科学、化学、物理学、生物学、工学、数学、力学の分野で専門知識を持っていたりと科学の天才でもある。
ステルス能力もps2版同様に優秀だが、あちらの方がウェブ拘束系のステルス射程距離が長い。
マーベルフューチャーファイト版
正体はピーター・パーカー(アース-TRN012)
様々なタイプがいるが、基本系に於いて、
必殺技では相手を糸で拘束→上空から急襲→超怪力で地盤を抉り、振り回して相手に叩き付けるという残虐ファイトをする。アップデートで対人戦最強格となった。
奥義は原作本家(正史)の設定を借り、『蜘蛛道(ウェイオブスパイダー』を用いて、超スピードで相手に四方八方から襲いかかって糸で相手を拘束しながら斬撃(速すぎる為か斬撃SE)でダメージを与え続け、最後に地盤をひっくり返す。
マーベルフューチャーレボリューション版
名前が変わったスパイダーマンと闇堕ちしたスパイダーマンがいる。闇堕ちの方はゴーストライダーの骨を高価な物と値踏み、喧嘩をふっかける。
アプリ用アメイジング版
正体はピーター・パーカー。
ゴーストライダー同様に、ヘリを腕力で引き寄せたり、ミサイルを腕力で跳ね返したりする。
プレイヤー次第では一般ギャング相手に音速を越えた拳ラッシュを叩き込んでいたり(スキル上げ次第)、既に相手を倒した後に上空に打ち上げて地面にめり込せたり、相手のHPを奪い超回復を行う等、残酷な一面をみせる。
また、「血まみれにするぞ(意訳)」等の脅しを行っている。
奥義は第一作目では高速回転により衝撃波を放つ。
ブラックスーツを獲得すると特殊技(ps4版でのマグニチュードに相当)が使える。
第二作目では画面に居る全ての敵に残像を産む超スピードで攻撃&打ち上げ、最後に地面にめり込ませる。
さらに二作目では第一作よりも若干言葉使いが荒くなっている。また第二作目では摩天楼がなくとも糸で飛べる。
1ではいた恋人の存在が2では確認できない上に他の女性と親密になっている為、恐らく破局している。
レゴ版
正体はピーター・パーカー(アース-13122)
2020年現在の最新作では走ってる時に残像エフェクトが発生する数少ないスピードキャラの一人。
また、筋力で超ジャンプできる怪力系キャラの一人でもある(地上からはウェブ、壁からは筋力で大ジャンプする。飛んでる途中に糸を出して空中を舞い始めるため、最後まで飛べない)。
更に通常のジャンプでもジャンプレベルがハイクラスヒーローに区分される。
筋力での超ジャンプが出来る怪力なのだが怪力スキルはない。だが、スーペリア版にはちゃんと怪力スキルがついている。
また、バック宙が出来る数少ないテクニカルキャラでもある。
但し超回復能力はない。
ps2用アルティメットスパイダーマン
正体はピーター・パーカー(アース-TRN005)
様々な種類のアルティメット版ゲーム世界線があり、作品によっては衝撃波だけで触れずに倒したり出来る(必殺技)。
また、スパイダーセンスが生命体感知に長け、DS版では民間人のバイタルを感知出来る。
サム・ライミ版(アース-96283)
正体はトビー・マグワイア演じるピーター・パーカー(吹き替え猪野学)。
学業は優秀だが奥手な青年。
体内でクモ糸を生成することができる。
戦闘中は周りがスローに感じるほどの動体視力を有している。
パワー全開の暴走列車を止めたり建物が倒壊を支えたりと怪力が強調されており、電車の走るスピードで頭を線路に押し付けられ、電車に轢かれても直ぐに復帰できるほどに頑丈でタフな肉体をしている。
しかし、物語の都合上で度々不幸に合い、メンタル的に追い込まれることが多い。
マーク・ウェブ版(アース-120703)
正体はアンドリュー・ガーフィールド演じるピーター・パーカー(吹き替え前野智昭)
陽気な言動やおしゃべりな面が多く、またウェブシューターを用いるようになっているなど、サム・ライミ版と比べ原作に近いキャラクターとなっている。
ヒロインのグウェン・ステイシーに一歩譲るものの科学分野に関しての天才。
ドアノブが握るだけで破壊され、車も容易くひっくり返すなど怪力も健在。
第二作目では迫り来る雷や超至近距離のマシンガンの銃弾を回避したり、他の人間が止まって見える速さで動いて人身事故を防いだり、一瞬背景の雷が止まって見える程の速さで手足を動かしたりとスピードが強調されている。
彼の血を輸血すると、蜘蛛の毒素によって身体と精神に異常をきたしてしまう。
MCU版(アース-199999)
正体はトム・ホランド演じるピーター・パーカー(吹き替え榎木淳弥)。
好奇心旺盛かつおしゃべり好きなお調子者として描かれている。
30tの建物を持ち上げたり、巨大な船の分割を上半身の筋力で一定時間耐えたりする怪力や列車に轢かれても数針縫うだけですむ耐久力を有している。
天才設定も健在で、ミッドタウン高校に通い学力コンテストのメンバーに抜擢されている。
スパイダーセンスによって体毛が逆立ち危険を察知することができる(視覚と聴覚を封じられた状況下でも四方八方から飛び交う銃弾の雨をほぼ完全に回避できるほど)。
更には魔術による幽体離脱の際には、体が勝手に反応して動く。
戦闘ではトニー・スタークが開発したスーツを身に纏い最新鋭のツールを駆使して、ブラックオーダーの攻撃を受け止めたり、サノスと肉弾戦で渡り合ったりした。
またストーン由来のパワーではないが、インフィニティストーンに耐性がある。
ちなみに彼がインフィニティストーンの力に耐えたのは監督とピーター役の俳優のアドリブで生まれた設定である。
アニメ版アルティメットスパイダーマン
正体はピーター・パーカー(アース-12041)
セイバートゥースをバスもろともフッ飛ばす(とある事情で手加減なし)。
ウルトロンを蹴り一撃で暗闇までフッ飛ばす。
ハルクから細いのにタフな奴だと褒められる。
第四の壁を破れる。
蜘蛛化した際に地震が一瞬起こった程の攻撃を繰り出す。
天才。
実はハルクの同系と変わらないジャンプ力を持つ。
ハルクから「タフだから好き」と言れている。地味にハルクにプライベートな集まりに呼ばれるくらい仲が良い。
ちなみに彼の場合はミュータントである。
マーベルスパイダーマン
正体はピーター・パーカー(アース-17628)
天才。
スパイダーセンス発動中のクロックアップ。
残像が見える程の高速移動。
難なく普通に風渦を起こす腕力。これで落下中の二人を救出り
建物を持ち上げる怪力。
シンビオート化しただけでカーネイジ化したサノスとほぼ互角に交戦。
第四の壁を突破。
スパイダーマン:スパイダーバース
正体はピーター・パーカー(アース-TRN700)(声・中村悠一)&ピーター・B・パーカー(アース-TRN701)(声・宮野真守)
5つの異世界を同時召喚できたりブラックホールすら生み出すエネルギーを生む超高速で回転する巨大な金属歯車を普通に片手で止める。
そのブラックホールエネルギーに己の身体を直接的に曝されながらも五体満足で生存していた。
落ちるバスを片手で引っ張る、暴走列車を脚と少ない糸で止める、車を殴り飛ばして爆散させる、巨大グリーンゴブリンをアッパーで横転させる等、超怪力が目立つ。
また、瞬間記憶能力の持ち主。
東映スパイダーマン(アース-51778)
山城拓也というバイクレーサーがスパイダー星人ガリアに授かったブレスレットで変身し、モンスター教授が率いる鉄十字団と戦うなど、原作とは名前が同じだけの全くの別物となっている。身体能力は常人の三倍(参照)らしく、身体能力だけ見れば全スパイダーマンの中で最低レベルだが普通に銃を使ったりするなど、殺人に手を染める事ができる。
『地獄からの使者、スパイダーマン!』などの名乗り(回によっては違う)や、『最強秒殺ロボ』レオパルドンが特徴。
「スパイダーバース」に出演した時は、特徴ある名乗りも英文ながら忠実に再現されている。
また、PS4でリリースされた「MARVEL's SPIDER-MAN」の日本語版にのみ、スパイダーマンのセリフの中に例の名乗りが使われているというオリジナル要素がある。
池上遼一版(アース-70019)
こちらでは小森ユウという高校生という設定。
詳細はリンク先参照。
スパイダーマンJ版(アース-7041)
こちらは天野翔という小学校4年生。
小さいが強さは結構なものであり、クモ糸を器用に応用した接近戦が得意(糸をグローブかメリケンサックのごとく拳を覆った状態でのパンチ、糸ソード&糸アイスピック、糸手裏剣、など)。
防御力やスピードもかなりの高レベル(一瞬で50mを移動可能)。糸を応用した知能戦も得意で、咄嗟に地面に糸を発射して電撃を流すアースにしたり、カナヅチだが糸で水中ポッドを瞬時に作ったりする。ねむりごなにも耐性あり。
糸凧で高度10000mほどの上空での空中戦が可能で、なんと戦闘機レベルの速度が出せる。
ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ(アース-14042)
CV:川田紳司
主要人物の1人でアカツキ博士の助手をしていた。
クリムゾン・ダイナモに襲撃され窓の外に投げ出されたところでスーツを着込みヴィラン軍団との戦いに参加した。
発表会の場にいたヒーローでは唯一ディスクへの封印を免れており、アイアンマン、マイティソー、キャプテン・アメリカ、ハルク、ワスプの5枚のディスクの奪還に成功している。
主要舞台が日本に移るのを境に、あくまで自分が守るのはニューヨークだと考え、行動を別にした。
その後久しぶりに再登場したと思ったら、スーツが黒くなっていて…?
アース-21205
正体はピーター・パーカー。
当初は本家に近いスパイダーマンとして活動していたが、グウェンが命を落とした後に仇であるグリーンゴブリンに殺害してしまった事でスパイダーマンとしての人生を捨てて赤いゴブリンとなってしまう。
スパイダーマン/偽りの赤(アース-TRN854)
正体はピーター・パーカー。
社会人とヒーローの二重生活に疲れ果ててしまい、スーツを捨てて失踪してしまう。
その後、偶然スーツを拾った主人公尾ノ前侑が成り行きでピーターの代理を務める羽目になり…。
ヒーローとの交友関係
※コミックを基準とした話である事に注意
最初の頃は意外と好戦的で、アベンジャーズやX-MEN、ファンタスティック4等の他ヒーローとよく衝突していた。
そこから徐々に社会性が目立ち始め、アベンジャーズの末っ子ポジションになったり誰かしらの会話にコマ端から口を挟んで下らないジョークを放つなど、鬱陶しがられながらも次第に打ち解けていくが、数人のヒーローからは現在も本気で嫌われている。しかしモラルや常識に欠けた行動を平然と取る事が割とある為、嫌われて当然の理由はある。
しかし歳を重ねてまた好戦的な性が目立ち始め、お互い理由があったとはいえ、後輩のいる前でアイアンマンやヒューマントーチとマジ喧嘩を起こしたりしている。
デアデビル:スパイダーマンに勝手に冷蔵庫を漁られても笑って許してくれるくらい寛大。若い頃はデアデビルに懐いていた。お互いに相手の正体を知っていたが、ある事件でデアデビル側の記憶が消えた。優しい性格だが流石にデッドプールとスパイダーマンの終わらないやりとりには本気で呆れたりもする。
パニッシャー:主義は対立しているが、瀕死のスパイダーマンをお姫様抱っこして治療出来る場所まで運んでくれたりもする。お互いキャプテンアメリカを尊敬している所は共通している。また、洗脳された時に「知り合ってから何年経つっけ?マジ大好き」とパニッシャーに詰め寄り、鬱陶しがられていた。絡みは非常に少ないが二人が絡む話ではあのパニッシャーがコミカルになる。
ウルヴァリン:お互い相手にうんざりしており、異次元に二人だけ迷い込んだ時はかなり険悪だったが、なんだかんだキャプテンの死後にスパイダーマンが落ち込んでたら励ましに来てくれたり、正体が世間にバレたら様子を見に来てくれたりと面倒見が良い。スパイダーマンの正体を知っていたが、ある事件で記憶が消えた。
金に意地汚く、「ウルヴァリンやモッキンバードと呼ばれる奴に金は貸すな。貸したら返ってこないからな」とスパイダーマンが後輩に愚痴っていた。
デッドプール:昔は一方的に好かれていたが今は親友に近い間柄になっている。
最初からスパイダーマンに心酔していた訳ではなく、実のところ始めはスパイダーマンを間が抜けた奴だとバカにしており散々な物言いだったが、"デッドプール:バックインブラック"の事件を経てスパイダーマンが大好きになった(本人談)。現在は自分の娘にスパイダーマンの話を(若干盛りながら)頻繁に聞かせている。一般的なイメージとは異なり、怒る時はしっかりスパイダーマンに怒る。さすがに愛車をぶん投げられた際はキレていた。別に普段からスパイダーマンにラブコールをしている訳ではなく、普通に失礼な物言いを互いにする。
二人は相手の性格に影響を受けやすいらしく、デッドプールにはモラルが戻り始め、スパイダーマンはモラルが無くなりつつあるという危うい時期があった。
ハルク:昔はしばしば喧嘩していたが、現在は腕の下にぶら下がらせてくれたり、コンビを組む程には仲が良い。一応ハルクの認める友人の一人。だがハルクの理性は頻発に飛ぶ為、スパイダーマンに対する感情が憎しみと友愛の狭間で行ったり来たりしている。
どっちかと言えばバナー博士との方がスパイダーマンとしては仲が良く、ハルクが暴走した際にはバナーに戻る直前までスパイダーマンがハルクの暴走を喰い止め、バナーから直接礼を言われていた。そういった事が重なったからかバナーとの信頼関係がある程度築かれており、アイデンティティウォーでもバナーとのやりとり少なくはあれど非常に穏やかに会話が進んだ。
レッドハルク:アベンジャーズの活動で一時期よくコンビを組んでいた。スパイダーマンをお姫様と呼んでからかう事も多い。その割にあまり作中では絡みはない。
ソー:一人の戦士としてスパイダーマンに敬意を表しているが、今までを通してあまり絡む事はない。仲は良くも悪くもない感じ。下らない事をしてソーにガチギレされた事もある。
キャプテンアメリカ:スパイダーマンが尊敬しているヒーローだが、それにしてはあんまりな言動をスパイダーマンがキャプテンアメリカにとる時がある。「君(スパイダーマン)の事を時々うるさく感じてしまうよ。」と悪意なしで発言した事もある。
アイアンマン:昔は仲が良く、保護者のような立場でスパイダーマンをサポートしてくれたが、スパイダーマンが歳を重ねてからはあまり絡まない。天才同士波長が合うらしく、会話は弾むが正義に対する見方はズレがあり、シビルウォーではアイアンマン側から離脱した。
ピーターパーカーとしても昔は目を掛けて貰っていて、ピーターが関係してるだけで信用できない話に資金をだした事も。実は映画版とは違い優しさをわかりやすくピーターや他のヒーローに見せる。敵対した際も執事にピーターの関係者を補助させる程。
クイックシルバー:実はスパイダーマンの個人誌が初登場であり、その際にスパイダーマンに小細工なしでKOされている。そのせいではないだろうがスパイダーマンが嫌い。スパイダーマンを幼稚だと思っているらしく世界の終わりを尻目にしてやっと成長すると思われている。しかし本人も本人でかなり幼稚。
ゴーストライダー:ファンタスティック4に臨時加入したメンバー同士。絡みはほぼない。一応普通に会話はする仲。
ヒューマントーチ:喧嘩仲間。友達みたいなノリでふざけ合う事もあれば、本気で陰湿な嫌がらせを互いにする事もある。例えばスパイダーマンはヒューマントーチを怒らせる為に彼の姉と恋人を口説いたりしている。
現在は基本仲良しだが初期は本当に仲が悪かった。
二代目スパイダーマン:二代目の方が精神年齢が高いが、ヒーローとしての経験はピーターの方が豊富な為、最初の内は互いの立場と言動が噛み合わず、一大事でも口論していた。そこからピーターを尊敬するようになったが、ピーターのモラル欠如じみた一面を知ってからは時々距離を置くように。
スパイダーグウェン:最初は自分の元世界のピーターと同じような男として親愛を持ち接していたが、ピーターの言動が次第に自分の世界のピーターのイメージと離れていき、はっきりと「自分の世界のピーターとはかなり違う」と気づいて以降はあまり絡まなくなった。
以下他出版との絡み
スーパーマンお互いに誤解が解けた後は和解し、協力しつ犯罪を防いだ。
バットマン:互いの宿敵をお互いが倒し、堅い握手を交わした仲。だがジャスティスリーグにスパイダーマンを入れる話を拒否した張本人。
スーパーボーイ:スパイダーマン(クローン)が彼と1対1で戦い、勝利している。
巨人:実はコラボした事がある。
ミュータントとの関係
彼はある話でミュータントに分類されてしまい、トラブルが起こった事があるのだが、正史世界の彼は厳密にはミューテイトである.....筈なのだが、スパイダーマンとしての能力以前に彼の知能指数はもはや突然変異といって良い代物である上に、彼の能力にはソーやDr.ストレンジと同じタイプの神秘的存在が介入しており、思念体のままこの世に留まったり、なんの説明もなく魔法道具を使用したり、魂だけの状態で時空間生物と戦闘したりと、そもそもミューテイトという括りに収まるのかすら怪しい描写が多数ある。実際にストレンジにも何度かそれに関する仄めかしを受けている。
ちなみにTV版のアルスパ最終回では蜘蛛ではなくピーター自身が特別な存在だと発覚し、ミュータントに分類されるようになった。
トリビア
・ピーターの両親はエージェントである。
・マイルズのヒーロー名に「the」はつかない。
・ピーターはモテないと言われる割には他ヒーローより女性を取っ替え引っ替えしている。
・サムライミ版3の例のはっちゃけた状態のピーター及びその役者であるトビー、またはそれを他の映像作品と合成させ、夢のコラボを実現させたファン創作作品がBully Maguireと呼ばれ、ミーム化している。