概要
路線距離 | 119.4㎞ |
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軌間 | 1,067 mm |
電化区間 | 全線(直流1,500V) |
最高速度 | 120km/h |
複線区間 | 蘇我〜君津 |
単線区間 | 君津〜安房鴨川 |
第一種鉄道事業者 | JR東日本(全線) |
蘇我駅(千葉県千葉市中央区)から安房鴨川駅(鴨川市)までを房総半島の東京湾側(内房)を経由して結ぶJR東日本の路線である。
運行形態
特急
2022年(令和4年)3月12日以降、定期列車では「さざなみ」が東京駅〜君津駅間で運行される。朝に上り3本、夜に下り5本設定されており、上りの4号のみ木更津駅発である。
2015年(平成27年)3月14日ダイヤ改正までは定期列車は館山駅まで、更に臨時列車扱いで千倉駅まで延長運行されていたが、東京湾アクアラインと館山自動車道の全通により、車やバスの便が良くなったこともあり、区間短縮及び大幅減便が為された。
但し臨時列車としては現在も東京・両国〜館山間で設定されている。
この他に臨時列車扱いで毎週土休日に「新宿さざなみ」が新宿〜館山間で1往復(最繁忙期は2往復)運行されている。
快速(総武快速線直通)
千葉〜君津間で終日運行され、日中は毎時1本設定されている。下りの千葉発木更津行以外は全列車が総武快速線へ直通し、大半はその先の横須賀線まで直通する。通過駅は2010年(平成12年)12月4日以降は巌根のみ。
通勤快速・快速(京葉線直通)
蘇我〜君津・上総湊間で朝夜に運行される。2015年(平成27年)3月14日以降は内房線内に通過駅は無い。通勤快速は平日のみの運行。
朝に1本のみ設定されている上総湊発東京行(平日は通勤快速、土休日は快速)以外は全列車君津発着。
普通
2021年(令和3年)3月13日ダイヤ改正以降は千葉〜木更津・君津間と木更津〜安房鴨川〜外房線上総一ノ宮間に運行系統が分割され、全線を走破する列車は消滅した。
この改正以前は主に千葉〜木更津・君津間と木更津・君津〜館山間、館山〜安房鴨川間の運行形態で設定されていた。2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正以前は長らく千葉〜館山間と館山〜安房鴨川間が主な運行区間だった。
千葉〜木更津・君津
千葉〜蘇我間は外房線の線路を走行する為、両者を合わせると本数が多い。
木更津・君津発着の列車が主に設定され、木更津(一部君津)で安房鴨川方面の列車と接続する。
ラッシュ時はこれらに加えて姉ヶ崎発着の区間便や、君津より先上総湊・館山発着の列車、上りのみ京葉線直通列車が設定されている。
過去の種別
駅一覧
駅名 | 読み | 総武快速 | 京葉快速 | 乗り換え路線 | 備考 |
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千葉 | ちば | ● | ※外房線内/快速及び一部特急は総武快速線へ直通 | ||
本千葉 | ほんちば | ● | ※外房線内 | ||
蘇我 | そが | ● | ● | 京葉線/外房線 | 一部直通列車あり(京葉線東京方面) |
浜野 | はまの | ● | ● | ||
八幡宿 | やわたじゅく | ● | ● | ||
五井 | ごい | ● | ● | 小湊鉄道 | |
姉ケ崎 | あねがさき | ● | ● | 当駅発着あり | |
長浦 | ながうら | ● | ● | ||
袖ケ浦 | そでがうら | ● | ● | ||
巖根 | いわね | レ | ● | ||
木更津 | きさらづ | ● | ● | 久留里線 | 当駅発着あり |
君津 | きみつ | ● | ● | 当駅発着あり | |
青堀 | あおほり | ● | |||
大貫 | おおぬき | ● | |||
佐貫町 | さぬきまち | ● | |||
上総湊 | かずさみなと | ● | 当駅発着あり | ||
竹岡 | たけおか | ||||
浜金谷 | はまかなや | ||||
保田 | ほた | 始発あり | |||
安房勝山 | あわかつやま | ||||
岩井 | いわい | ||||
富浦 | とみうら | ||||
那古船形 | なこふなかた | ||||
館山 | たてやま | 当駅発着あり | |||
九重 | ここのえ | ||||
千倉 | ちくら | 当駅発着あり | |||
千歳 | ちとせ | ||||
南三原 | みなみはら | ||||
和田浦 | わだうら | ||||
江見 | えみ | ||||
太海 | ふとみ | ||||
安房鴨川 | あわかもがわ | 外房線 | 直通列車あり |
使用車両
現在の使用車両
255系(Boso View Express)
幕張車両センター所属。9両編成。特急「ビューさざなみ」として導入され、現在は「さざなみ4号」として木更津→蘇我間で運用。臨時列車で使用される事もある。区間短縮前は館山までの定期運用があった。
E257系500番台・5000番台
500番台は幕張車両センター所属。5両編成。特急「さざなみ」や「新宿さざなみ」として千葉〜蘇我〜館山間で運用。区間短縮前は千倉への延長運転や館山〜君津間の上り普通列車(君津から「さざなみ」)でも使用された。
5000番台は大宮総合車両センター東大宮センター所属。9両編成。2021年(令和3年)から「新宿さざなみ」で使用されている。
209系2000番台・2100番台・2200番台(B.B.BASE)
幕張車両センター所属。唯一内房線全線で運用される。
2000番台・2100番台は千葉発着の列車や、木更津以南の外房線に直通しない列車の一部で使用される。
2200番台は臨時列車で使用。
E131系0番台・80番台
幕張車両センター所属。運用区間は木更津〜安房鴨川〜上総一ノ宮間。ワンマン運転を行う列車で使用される。