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内房線の編集履歴2023/08/12 13:13:07 版
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路線データ

路線名内房線
ラインカラー水色
区間
  • 蘇我〜安房鴨川(正式区間)
  • 千葉〜安房鴨川(運行系統上)
路線距離119.4㎞
軌間1,067 mm
駅数30駅
電化区間全線(直流1,500V)
最高速度120km/h
複線区間蘇我〜君津
単線区間君津〜安房鴨川
閉塞方式自動閉塞式
保安装置ATS-P
運転指令千葉総合指令室
  • 内房指令(千葉〜木更津)
  • 内房指令・CTC(木更津〜館山)
  • 外房指令(館山〜安房鴨川)
第一種鉄道事業者JR東日本(全線)

路線概要

蘇我駅(千葉県千葉市中央区)から安房鴨川駅(鴨川市)までを房総半島東京湾側(内房)を経由して結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の路線である。

運行系統上は千葉駅〜安房鴨川駅間であり、千葉駅〜蘇我駅間は外房線を経由する。また千葉駅のホームは独立している。

直通運転

蘇我駅〜千葉駅間は外房線に直通する他、定期列車では以下の区間で直通運転を行う。

総武本線(総武快速線):千葉駅〜東京駅

横須賀線:東京駅〜久里浜駅

京葉線:蘇我駅〜東京駅

・外房線:安房鴨川駅〜上総一ノ宮駅

沿革

開業〜国鉄時代

国鉄分割民営化後

運行形態

特急

2022年(令和4年)3月12日以降、定期列車では「さざなみ」が東京駅〜君津駅間で運行される。朝に上り3本、夜に下り5本設定されており、上りの4号のみ木更津駅発である。

2015年(平成27年)3月14日ダイヤ改正までは定期列車は館山駅まで、更に臨時列車扱いで千倉駅まで延長運行されていたが、東京湾アクアライン館山自動車道の全通により、車やバスの便が良くなったこともあり、区間短縮及び大幅減便が為された。

但し臨時列車としては現在も東京駅・両国駅〜館山駅間で設定されている。

この他に臨時列車扱いで毎週土休日に「新宿さざなみ」が新宿駅〜館山間で1往復(最繁忙期は2往復)運行されている。

通勤快速快速

総武快速線直通系統と京葉線直通系統の2系統が存在する。

通勤快速は京葉線系統のみ。

  • 総武快速線系統

千葉駅〜君津駅間で終日運行され、日中は毎時1本設定されている。下りの千葉発木更津行以外は全列車が総武快速線へ直通し、大半はその先の横須賀線まで直通する。通過駅は2010年(平成12年)12月4日以降は巌根駅のみ。

停車駅

(久里浜〜錦糸町間の各駅) - 新小岩 - 市川 - 船橋 - 津田沼 - 稲毛 - (千葉〜袖ケ浦間の各駅) - 木更津 - 君津

  • 京葉線系統

蘇我駅〜君津駅・上総湊駅間で朝夜に運行される。2015年3月14日以降は内房線内に通過駅は無い。通勤快速は平日のみの運行。

朝に1本のみ設定されている上総湊発東京行(平日は通勤快速、土休日は快速)以外は全列車君津駅発着。

停車駅

・通勤快速

東京 - 八丁堀 - 新木場 - (蘇我〜上総湊間の各駅)

・快速

東京 - 八丁堀 - 新木場 - 舞浜 - 新浦安 - 南船橋 - (海浜幕張〜上総湊間の各駅)

普通

2021年(令和3年)3月13日ダイヤ改正以降は千葉駅〜木更津駅・君津駅間と木更津駅〜安房鴨川駅〜外房線上総一ノ宮駅間に運行系統が分割され、全線を走破する列車は消滅した。

この改正以前は主に千葉駅〜木更津駅・君津駅間と木更津駅・君津駅〜館山駅間、館山駅〜安房鴨川駅間の運行形態で設定されていた。2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正以前は長らく千葉駅〜館山駅間と館山駅〜安房鴨川駅間が主な運行区間だった。

  • 千葉駅〜木更津駅・君津駅

千葉駅〜蘇我駅間は外房線の線路を走行する為、両者を合わせると本数が多い。

木更津駅・君津駅発着の列車が主に設定され、木更津駅(一部君津駅)で安房鴨川駅方面の列車と接続する。

ラッシュ時はこれらに加えて姉ケ崎駅発着の区間便や、君津駅より先上総湊駅・館山駅発着の列車、上りのみ京葉線直通列車が設定されている。

  • 木更津駅〜安房鴨川駅

君津駅から先は単線となる為本数が減少する。日中はワンマン運転列車が木更津駅〜外房線上総一ノ宮駅間で運行されており、前述の通り木更津駅又は君津駅で千葉方面の列車と接続する。

朝夕は前述の木更津駅・君津駅を跨ぐ列車や館山駅・千倉駅・安房鴨川駅発着の区間便も設定される他、平日朝のみ保田駅始発の館山行が存在する。

過去の種別

特別快速

2015年(平成27年)3月14日ダイヤ改正で、特急「さざなみ」を置き換える形で東京駅〜館山駅間に平日1往復設定された。停車駅は錦糸町駅〜館山駅間は臨時特急「新宿さざなみ」と同一。E217系を使用し東京駅〜木更津駅間は15両で運行、木更津駅で増解結を行い木更津駅〜館山駅間は付属編成4両のみで運行された。

2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正で消滅した。

停車駅

東京 - 錦糸町 - 船橋 - 津田沼 - 千葉 - 蘇我 - 五井 - 木更津 - 君津 - 佐貫町 - 浜金谷 - 保田 - 岩井 - 富浦 - 館山

駅一覧

●:停車 レ:通過

※通勤快速は内房線内は京葉線快速と停車駅が同じ為省略

駅名総武快速京葉快速接続路線備考
  1. ↑特急は総武快速線総武緩行線経由中央快速線新宿まで直通運転。
  2. ↑快速は総武快速線経由横須賀線久里浜まで直通運転。
千葉
  1. 総武快速線/中央・総武緩行線
  2. 総武本線/成田線
  3. 千葉都市モノレール1号線・2号線
  4. 京成千葉線(京成千葉駅)
本千葉
京葉線東京まで直通運転
蘇我
  1. 外房線
  2. 京葉線
浜野
八幡宿
五井小湊鉄道
姉ケ崎当駅発着あり
長浦
袖ケ浦
巖根
木更津久留里線当駅発着あり
君津当駅発着あり
青堀
大貫
佐貫町
上総湊当駅発着あり
竹岡
浜金谷
保田始発あり
安房勝山
岩井
富浦
那古船形
館山当駅発着あり
九重
千倉当駅発着あり
千歳
南三原
和田浦
江見
太海
安房鴨川外房線
↓外房線上総一ノ宮まで直通運転

使用車両

現在の使用車両

255系(Boso View Express)

幕張車両センター所属。9両編成。特急「ビューさざなみ」として導入され、現在は「さざなみ4号」として木更津→蘇我間で運用。臨時列車で使用される事もある。区間短縮前は館山までの定期運用があった。

E257系500番台・5000番台

500番台は幕張車両センター所属。5両編成。特急「さざなみ」や「新宿さざなみ」として千葉〜蘇我〜館山間で運用。区間短縮前は千倉への延長運転や館山発東京行の上り普通列車(君津から「さざなみ」)でも使用された。

5000番台は大宮総合車両センター東大宮センター所属。9両編成。2021年(令和3年)から「新宿さざなみ」で使用されている。

209系2000番台・2100番台・2200番台(B.B.BASE)

幕張車両センター所属。唯一内房線全線で運用される。

2000番台・2100番台は千葉発着の列車や、木更津以南の外房線に直通しない列車の一部で使用される。

2200番台は臨時列車で使用。

E131系0番台・80番台

幕張車両センター所属。運用区間は木更津〜安房鴨川〜上総一ノ宮間。ワンマン運転を行う列車で使用される。

E217系・E235系1000番台

鎌倉車両センター所属。基本編成は11両で4・5号車はグリーン車。付属編成は4両。総武快速線直通快速として千葉〜君津間で使用。

E217系は特別快速として君津〜館山間でも運用された。

209系500番台・E233系5000番台

京葉車両センター所属。運用区間は千葉〜上総湊間。

京葉線直通列車の他に間合い運用で千葉〜木更津・君津間の普通列車でも使用される。

過去の使用車両

183系

幕張車両センター所属。定期運用されていた頃は特急「さざなみ」及び末端区間の普通列車、「おはようさざなみ・ホームタウンさざなみ」で使用された。

113系

幕張車両センター・大船電車区(現・鎌倉車両センター)所属。幕張車は全線で、大船車は主に総武快速線直通で使用された。

211系3000番台

幕張車両センター所属。113系置き換えの為に導入され全線で運用されたが、209系導入後中央本線に転属した。

103系201系205系

京葉車両センター所属。京葉線直通列車及び間合い運用の普通列車として千葉〜君津間で使用された。

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