ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

株式会社モーリーの編集履歴

2023-07-13 10:04:44 バージョン

株式会社モーリー

かぶしきがいしゃもーりー

漫画系Youtubeチャンネル『ヒューマンバグ大学』にて登場する会社。画像はメンバーの智也がやってる焼き芋。

概要

瓜生龍臣の殺し屋時代の教官・毛利公平が運営する株式会社

EL戦争終結後にCODE-ELが解散した事に伴い、今回の抗争で味方した自身のグループの面々(+智也(鵺))の今後の生活を想定し、毛利自らが発案・出資して設立に至った。表向きはカタギに向けた飲食店やサービス業を展開しているが、裏稼業として外道専門の暗殺も請け負っている(これは毛利がCODE-ELに所属した時から抱いている信念からくるもの)。


後に瓜生の店である『うりゅうのメロンパン』も、終結から2ヶ月後に再会した際に参画しないかと持ちかけられ、抗争中の休業で客足が遠のいていたことに加えて「潤沢な資金」による援助を期待したカリンの一存で傘下に加わることが決定した(なお、裏稼業の殺しについては元々自らの意志で組織を抜けた瓜生を気遣ってか「しなくていい」としている)。


構成

【代表】

元CODE-EL幹部、毛利グループ代表兼教官。

EL戦争後に組織が解散した際に会社を設立、現在は娘の毛利仁美と共にオフィスで過ごし、自社を運用しながら生活している。


元々1班を担う幹部として組織を回していたこともあってか、開業から1~2ヶ月の時点で表の経営のみで社員が食うに困らない程度の収益を出している様子。一方、裏稼業のほうは難航しているようで、依頼を受けるターゲットを「外道」と定めている分、調査のために約1ヶ月を費やし、その結果単なる依頼者の逆恨みだったという骨折り損になることもザラである様子。ただ、死の間際まで「真の善悪など存在しない」という意志を貫いた銀田栄角の言葉を受けた分、戦争の末にそれを奪った側の自身はなんとしても今の方針を代えてはならないという使命感を抱いている模様。…また、瓜生たちを誘った際に「殺しはしなくていい」と明言していながら、彼の殺し屋としてのネームバリューを頼って早くも裏稼業への協力をしてもらおうと甘えた態度をみせていた。


うりゅうのメロンパン

元CODE-EL毛利グループ構成員“死龍”と“投擲の香鈴”が経営する移動式メロンパン屋。

参画店舗の中で唯一モーリー創設以前から営業しており、殺し屋を辞めた瓜生が当時の店長に弟子入りし、修行の末に腕を認められて店舗のキッチンカーを引き継いで開業。その後に足抜けした瓜生を始末する為に刺客として送られたカリンも、任務失敗後にそのまま店に転がり込み、現在に至る。主に貴凛町の公園にて営業しており、師匠譲りのメロンパンも大変人気だった。また元々甘味好きのカリンの影響か、新フレーバーやアレンジ商品も続々登場している模様。


EL戦争で長らく休業したため、戦争の終結後に営業再開するも中々客足が戻らず、毛利の提案を受けてカリンが参画を決定した(刺客として登場した頃は瓜生に得意の投げナイフを尽く躱され完封負けしていたカリンだが、このときばかりは毛利の申し出を断ろうとする瓜生を顔面膝蹴りのラッシュでダウンに追い込んでいる。お金の力ってすごい……)。最近はようやく常連が戻り売上も以前のように入るようになったようだが、今度は物価高で材料費がかさみその支出で相殺されてしまっており、相変わらず業績は芳しくないとのこと。そのためか、瓜生が自転車でのデリバリーサービスを始めたり、カリンも夏用の新衣装を見繕ったりと、試行錯誤中の様子。


【金鳳石鹸】

元CODE-EL毛利グループの“骨砕きの金鳳”が開業した石鹸専門店(もしくはブランド?)。

他の面々が食べ物なのに対し何故石鹸なのかは瓜生も首を傾げていたが、元々石鹸愛があり、研究の甲斐あってか早くも評判になっている様子(嗜好品の菓子類より贈り物にも日用品にも使える商品で、また近隣には風俗も含めた繁華街が軒を連ねているので、ある意味理にかなっているとも言える)。本人曰く「結局石鹸最強説」。


店舗は貴凛町にあるようで、毛利たちとの再会から後日に瓜生の店にもチラシが届いていた。店内の様子からこちらも様々な種類の石鹸を取り扱っている模様。道行く人達にサンプルを無料で配ると言うマーケティング活動をしている。


【バースと智也のかき氷・焼き芋屋(店舗名不明)】

元CODE-EL毛利グループの“日本刀のバース”と、EL戦争当初は銀田派だった隠形術の使い手“朧の鵺”が共同経営するかき氷焼き芋専門の飲食店。戦争時に個人間の交流は特になかった(寧ろ仁美の命運をかけて争っていたまである)二人だが、共に侍や忍者を彷彿とさせる古風な気質が合ったのか、もしくはそれぞれ担当の食べ物の旬のシーズンが限定される懸念からか、同じ店舗での提供を選んだ……のかもしれない。因みに智也(鵺)が焼き芋を選んだのは「火薬の調合知識があるから」との事。……言うまでもないが、焼き芋を作る上で火薬を使うことはまずなく、瓜生もモノローグ内で「絶対にいらないスキル」と評していた(一方、夏休みで海を訪れた際には自作の花火を用意しており、打ち上げた際は瓜生らに絶賛された)。


店舗の名称・所在地は今のところ不明だが、作中描写からビル街の一角に店舗がある模様。アッツアツとヒエヒエのセットが功を奏したのか、こちらも(そもそも土俵が違う)金鳳が何故か嫉妬する程評判が良いらしく、実際に瓜生たちが差し入れのメロンパンを手土産に訪れた際には相当な数の客が店先に並んでいた。最近はかき氷と焼き芋、その他果物などを一つの器に盛り付けた、如何にも映えそうな新メニューも人気なようで、今ではすっかりモーリーで一番の稼ぎ頭であるとのこと。なお、この新メニューには瓜生も自身のメロンパンで乗っかれないか画策していた。


また、当初はかき氷作り・接客で戦闘時のような気迫を放っていたバースだが、現在は慣れてきたのか客の前で笑顔を見せるように。智也のほうは開店時より朗らかに接客しており、登場当初の時代錯誤な口調を用いる冷徹な暗殺者の顔は鳴りを潜めている(兄者との別れ際に見せた仕草などからコチラが元々の素顔なのかもしれない)。


余談

他のEL構成員について

上述通り、CODE-ELの解散を受けて開業された会社だが、今現在のところEL戦争で味方した毛利派の面々で構成されており、(途中、瓜生の客として現れた鶴城史之舞を除き)他の構成員たちのその後については明かされていない。毛利派でも若手の“コモケン”こと小森健二、毛利と同じ幹部で反銀田派だった東山なども現状は不明。もっとも、かつては毛利と同じ幹部で会った東山や構成員であったコモケンを雇うとなれば、更に売上を稼ぐ手段や事業が用意できない限りは役員報酬や給与等の人件費を圧迫させかねない要因にもなるが。


もしかしたら、今後は元構成員たちでもジェイクを殺害した鶴城のような決定的な確執がなく、また更生の余地がある人物は受け入れていくことも想定しているのかもしれない(寧ろ裏稼業で暗殺を請け負う分、下手にカタギや外部派閥の人間を入社させるわけにもいかないところでもある)。


因みに元々EL構成員ではない元雲嵐については、翠蘭討伐後に故郷で療養している間に戦争終結を迎えたようで、その報告を受けて以後は再び世界を旅して回ることが明かし、姉妹チャンネルの『バグアカデミア』において盟友の鬼頭丈二との秘境旅を再開した。


懸念材料

毛利のオフィスの所在地は明かされなかったが、瓜生の店や金鳳の石鹸屋が貴凛町にあるので、おそらくは同じ貴凛町かその隣接地域など比較的近い場所にあるとおもわれる。その貴凛町だが、現在は瓜生たちが休業している間に『戒炎』とその傘下にある各半グレ集団が流れ込み治安が悪化傾向にあるらしい(このことは現在進行形で件の集団と対立する京極組獅子王組視点の物語でも触れられている)。後にトップの我妻京也が瓜生の店に現れ、直接の対立はないにしろ瓜生もカリンも彼の持つヤバさを感じ取り警戒を強めた。一方、我妻の方は当初から瓜生の顔を見る目的で来店したようで、同じく彼のヤバさを察知し、No.2の麻生成凪と共に戦略的に貴凛町で暴れるのは不利益を生むと判断し、当面は黒焉街への侵攻に集中する決定を下した。


また、EL戦争時に銀田の体制を崩すために毛利たちが行った組織内部情報のリークの件で、政界の怪物“御前”による報復も懸念され、毛利たちにも今後、新たな波乱が押し寄せてくる可能性が高い。


関連タグ

ヒューマンバグ大学 元裏社会の最強殺し屋・瓜生龍臣

瓜生龍臣 毛利公平 株式会社 食品/お菓子 日用品/石鹸 第二の人生

CODE-EL:所属メンバー全員がかつて所属していた暗殺者ギルド。智也以外は毛利グループからそのまま移籍している。


オーガヘッドフーズ:バグ大からバグアカに移籍した鬼頭シリーズの主人公・鬼頭丈二が創設した企業(現在は自社売却し株主兼顧問として関与、社員からも「(前)会長」として手厚い待遇を受けている)。モーリーと同じく食品を扱う会社だが、こちらは主に海外食品の輸入がメイン、特に鬼頭の趣味でゲテモノ系の郷土料理(奇食)を多く取り扱っている模様。また創設から既に10年近くが過ぎ、現在は護身用グッズなど食品以外の幅広い分野で商品展開し『オーガヘッド財閥』と称される大企業でもあるらしい……モーリーもそのうちコチラの会社のように上場できるだろうか? 因みに鬼頭個人は毛利や瓜生との接点はない(当人も深入りしなかった)が、EL戦争時に元を介して不使用店舗を彼らのアジトとして提供したことがある。


小林幸真:元CODE-EL毛利グループの“UMA”で、現在は空龍街の極道組織『天羽組』の武闘派構成員。現組織への大恩と愛着からEL戦争中の再会時に毛利の下へ戻ることを拒絶しており、おそらくは今後もモーリーへの加入はないと思われる。ただ、毛利たち自身のことは嫌っておらず、また同時期に勃発した羽王戦争も依然として継続中で、上述通りモーリーも暗殺稼業を続ける旨が語られていることや新たな抗争の懸念があることから、何かしら関与する事態も今後起こりうるかもしれない。


守若冬史郎:黒焉街の極道組織『京極組』の武闘派構成員。毛利グループではないが、彼もまたCODE-ELに所属していた過去が公式ツイッターにて明かされている。小林に比べると未だ明確な所属・脱退の経緯が語られていないが、彼も彼で京極組への愛着が強く最後までEL戦争に関与することはなかった。因みに京極組自体とは、天京戦争時に瓜生が近藤新平太とタイマンの喧嘩を展開したり、野島翔鷹橋修也がそのお礼参りに瓜生の店に現れたりしている。


拷問ソムリエ:同じバグ大で展開する伊集院シリーズの主人公・伊集院茂夫はじめ世界各国に点在する闇の仕置人たち。モーリーの裏稼業と同じく、依頼の下で司法の裁きを逃れた外道たちの処刑を執り行っているが、拷問具の発注や製造などの資金源については明かされていない(伊集院たちもときにホームレス等の貧困層から依頼を請け負っており、彼らから報奨を受け取る描写はみられない)。ソムリエの中にはJJのように普段は牧師として生活する者もいるので、もしかしたら彼らも彼らで表社会での何かしら生業を持っているのかもしれない。


ナツメ金融:同じバグ大で展開する三門シリーズの主人公・三門一朗太が社長を務める雲雀町の闇金。規定の返済日を破ると利子はトニ(10日で2割増)という条件で数百万円の貸付をおこなっている。また先代社長の教えで「真に徴収するべき相手」を見定めるという独自の理念により、そうした当初の依頼人が大金を借りる事態を生んだ外道から、依頼人のこれまで背負った苦悩とその期間分の利子を合わせた莫大な負債を計算し、臓器売買や過酷な労働などを強請し徴収している。また三門自身も、かつて秋月という名家に代々仕え続けた暗殺者一族の出身でもある。


愛天雄:同じバグ大で展開する紅林シリーズの主人公・紅林二郎が所属する正義の殴り屋チーム。主に地元の自警活動を行い、現在は主要のメンバー(羽柴、如月、紅林、西条)の活躍のみしか描かれないが、他にもモブのチームメイトやホワイトハッカーがいたりとそれなりに大きな組織な模様。また、多くの同年代スポンサーがついていたり、リーダーの一人・羽柴和成の姉の経営する探偵事務所の請け負う仕事の協力、綾小路がリーダーとなった新生比遊怒羅と連携で要人のボディーガードの仕事が舞い込んだりと、一応の組織運用は出来ているとおもわれる。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました