概要
ニコニコ動画を経て現在YouTubeで活動するゲーム実況プレイヤー。2023年10月20日で14周年を迎えた。最終兵器俺達のメンバーで、イメージカラーは黄色(近年では赤色・黒色が多くの、4人実況の字幕は赤色、LEVEL5のイベントで贈呈された花束も赤色の風船や黒色のカーネーションだったり)。
プロフィール
職業 | ゲーム実況者 |
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ジャンル | ゲーム実況 |
活動期間 | 2009年10月20日~ |
出身地 | 北海道 |
身長 | 182cm |
人物
活動初期は「足フェチのキヨ」を名乗っていた。
ショートボブが特徴で、pixivでは毛先が赤い茶髪の時のイラストが多い。
本人は「普段は大人しい」と語るが、実写や実況中は非常に気さくで明るい性格の持ち主。
声が大きいのも特徴的で、ある実況では車の急ブレーキの様な叫び声を上げて話題になった。気分が優れない時にはローテンションで話すため、かなりのギャップがある。
「北のヤンキー」「ニコ動のヤンキー」と呼ばれるほどに口が悪く、任天堂のゲーム実況でも下ネタを飛ばす、親交のある米津玄師に「ゲーム下手くそ」と軽口を叩くなど、見ている方が肝を冷やす言動が多い。大のサッカー好き。
基本どんな事にもビビらない鋼のホラー耐性を持つが(昔の実況動画では若干ビビる一面があったが)、唯一カラスだけは大の苦手である。(本人曰く「昔何もしていないのに襲われた事があるから」との事)
『KEEP OUT』での序盤のカラスにガチビビリしたり、『バイオハザード7』の体験版実況ではありとあらゆる恐怖要素に驚きもしない一方でカラスにのみ拒絶反応を見せるなど。さらには『ネコトモ』といったホラーとは無縁のゲームでもとんでもない悲鳴をあげる。
元々は顔を隠して活動していたが、ある友人の手違いでSNS上に素顔が晒されてしまった過去がある。それを「顔バレしちゃった☆」とネタにして笑い飛ばし、その友人が実況界を去ることになっても「またおいで」など優しい言葉を掛けていた。
キヨが動画内で毒を吐いても炎上しないのはこうした優しい人柄も関係しているのだろう。不幸な境遇にあるキャラクターには寄り添い、特に子どもが危険な目に遭うと自分のことのように動揺したり危害を加える相手への怒りを見せる。
実況スタイル
とにかく自由発言が多く、どんなに短いゲームでもキヨのフリートークで長く楽しむことができる。そのため、視聴者からは「飽きる事がなく、ぐだぐだせずに楽しく見られる」と好評。
また、ゲームキャラクターのアテレコでは高い演技力を発揮し、「殺戮の天使」で殺人鬼・ザックを熱演。後にアニメ化でザックの声を担当した岡本信彦はキヨの実況も見ていたという。
前述の通り口が悪く毒舌や下ネタも当たり前。最近はピー音や蛍の光を流しながら「少々お待ち下さい」というテロップを入れるなど自主規制するまでに深刻化している。
マインクラフトのある寸劇ではサイコパス疑惑も上がったが…。
最俺メンバーはもちろんだが、仲の良い実況者レトルト・牛沢・ガッチマン(キヨを含めて「日本トップ4」と称している)と共に動画を撮ることも多い。
TOP4におけるレトルトのイメージカラーは黄色であるため、こちらでのキヨは赤で固定(字幕も高確率で赤)。
キヨ猫
キヨのトレードマークである黒猫。元々はフジとの呪怨実況の時にクロネコヤマトをイメージして描いたもの。グッズ化に加え、2022年にはアニメ化された。⇒きよねこっ
主な実況作品
- 『殺戮の天使』
「殺戮のてーんし。続きやってこー。」
大人気フリーホラーゲーム作品の一つ。作中への高いアテレコ力は好評であり、後にアニメ化した際、ザック役を務めた岡本信彦氏はキヨの実況を見ていたと語っていた。
さらには公式ファンブックで彼のインタビュー記事が載せられている。
「よぉみんな〜!マリオカート8(はち)DX(ディーエックス)の時間だ〜!」
ご存知マリオシリーズにおけるレースゲーム最新作。
自作Miiである「悪魔ヨーキー」「ヨキ子」を操作してオンライン対戦で一位を取ろうと日々奮闘しているが、サムネ内の煽り文でも分かる通りいつも以上に口が悪くなる。
たまに声がカッスカスになる。
「くたばれ雑魚がぁ!!」
「クソッタレがよぉ〜!!」
概要がわかる名場面はこちら
- 『マリオパーティシリーズ』
「1人でマリオパーティやって俺より〇〇な奴いんの?」
こちらもマリオシリーズでのパーティゲーム。
様々なマリオパーティシリーズを実況している。毎回タイトルで上記の様に「俺より〇〇な奴いんの?」と〇〇の中に質問を当てはめて問いかけてくるが、(例:「頭おかしい」奴、「うるさくて面白くて神回になる」奴等)その度に視聴者から「いやお前しかいないだろ」と心中でツッコまれるのが常である。
- 『Among the Sleep』
「俺赤ちゃんになるわー。」
赤ちゃん視点のホラーゲーム。危なっかしい赤ちゃんを心配する他、敵に遭遇した時には「俺がこの子を守るんだぁぁ!!!」と父性に溢れた発言をしている。
「俺アンドロイドになるわー。」
カーラ編に登場する少女・アリスに心を開いてもらおうと奮闘。エデンクラブでは同性愛にも理解を示し、キヨの優しい人柄が垣間見える。
「どうもー。私グレタキヨタと申しますー。」
キヨこと「グレタキヨタ」が依頼人のメイク・ファッション・インテリアなどを大改造していくゲーム。ツッコミどころ満載だが、魅力的になった依頼人を「いい女だなぁ!」などと褒め倒すキヨが見られるため、自己肯定感を上げたい時におすすめ。
「アニマルレボルトバトルシミュレーター。」
人間や動物達を配置して戦う戦略シミュレーションゲーム。
「大胆なビリー」、「怒ったジョー」、「アーチャーアーチャー」、「王王」といった個性的すぎる名前をもつキャラクターにキヨ本人や視聴者を爆笑の嵐に包んだ実況。
「どぉーも皆さん。バッファロークソ島生活、○日目だなー。」
無人島「バッファロークソ島」でキヨノサウルスが無人島生活をするシリーズ。初期住民にちゃちゃまるがいる、ハート型の池があるなどかなりレアな島だが本人は知らない。というか視聴者が誰も教えないという謎のスタンスをとられている。
ちゃちゃまるに関してはかなり気に入っており、別の実況の際にニンテンドースイッチのアルバム機能で大量の写真が映ることがある。
「林家ペーパーマリオ」
キヨ初のペーパーマリオ作品。後術のようなルイージへの愛や数々のボケ倒しから「やったな任天堂!!」と叫び続けている。
「どーも。undertale続きやってこー。」
地下に落ちてきたニンゲン「キヨッペ」を操作。ストーリーのギャグ展開に突っ込みつつ冒険するシリーズで、pixivでもファンアートタグがつけられている。→キヨテール
ちなみに、友人にこのゲームのあるキャラクターにそっくりと言われたらしい。
- ゼルダの伝説シリーズ
「ゼルダっ!!」
「よし続きやってこー。今日はですねー…進みます。」
「無双ッ!!」
「さあ続きやってこー。進むぜ…!」
ブレスオブザワイルドから始まったキヨの実況の中でも屈指の人気シリーズ。オープンワールドの世界で縦横無尽に旅する中、様々な出会いや名(迷)言、名(迷)場面が起こる実況は視聴者からも生きがいだと感じられている。
ちなみに、とある名場面は公式切り抜きにも登場した。
更にはYoutubeの2022年、2023年の年間ゲームランキングで一位をとっている。
また、ゲームの登場キャラクターを独自のあだ名で呼ぶこともある。
見た目から想像した名前もあれば、なぜそこに落ち着いたのかと思うようなものも多数。キヨのリスナーもコメント欄で活用しており、ある種のネタバレ防止にも貢献している。以下がその一例。
- リトルナイトメアシリーズ
「リロルラリロレラー。」
シックス→「リトルジョージイエロー」(IT/イットのジョージー・デンブロウから)
ランナウェイ・キッド→「ベーベベ」(ボボボーボ・ボーボボの兄・ベベベーベ・ベーベベから)
ノーム→「トナフキン」(とんがりコーンとスナフキン的な帽子からか)
モノ→「織田裕二」(服装が踊る大捜査線の青島俊作に似ていることから)
その他にも「バンドマン」「阿部寛」「ヨッシーヘッドおばちゃん」「美人女教師」など、本編を見なければ誰が誰だが分からないものばかり。
「ネコトモ・ネコトモ・ネコトモー。」
二匹のネコ「賞金首」と「源三」と暮らすゲーム。二匹のネコに言葉を覚えさせるゲームなのだが、キヨの圧倒的なワードセンスによって名(迷)言を生み出されてしまった。
「きんたまじゃん(ありがとう)」
「尻の穴(住んでる町の名前)」
「おちんちんビローン(いただきます)」
などなど、ほとんどが下ネタである。
「ポケットモンスター スカーレット。」
「どーも。ギョベビャボです。」
キヨが珍しく流行りに乗ったシリーズ。主人公「ギョベビャボ」とコライドンちゃん、そして愉快な仲間達と共にパルデア地方を旅(寄り道)する物語。かのブレワイ実況を連想させるキヨムーブは必見。詳しくはギョベビャボの記事で。
公式から実況を認知され、チャプター2の実況をほぼ直接的に催促されたゲームでもキヨのあだ名呼びは異質さを見せている。
HuggyWuggy→「中島」(序盤の立ちポーズが「磯野、野球しようぜ!」の中島にそっくりだから)
Catbee→「ハチトラ」(蜂と虎が混ざったような見た目をしているから)
BunzoBunny→「しずえさん」(呪われたしずえさんみたいな姿をしているから)
PJPug-A-Pillar→「中島亜種」「中島犬」(配色が中島と似ているから)チャプター3では「ケムシイヌ」
MommyLongLegs→「マミーポコパンツ」(おそらくマミーから連想)
KissyMissy→「中島マ(なかじママ)」
Dogday→「ドッグデイこと犬の日」
Catnap→「ナップサック」
主人公の猫を「キヨ猫」と呼ぼうとしたが、既に黒い猫がいたということから「ネコ太郎」と命名。
主人公が施設内で見つけたドローンを「チャンドロ」と命名。また一部のキャラクターをあだ名で呼んでいる。
OpilaBird→「ピンク鳥」
JumboJosh→「歯の多い緑の巨人」
Banbaleena→「リボンちゃん」
Baby Opila→「ピンちゃん」
BitterGiggle→「センターマン」
一方で、その他のゲームではだいたいきちんと名前で呼んでいる(強いていえばハンク・アンダーソンを親しみを込めて「おっちゃん」、モンスターの子を「同い年」、ハイラル王を「ずる爺」と呼ぶくらい)。
推しへの愛
特にルイージに関連した言動では以下のようなものが挙げられる。
- 大量のルイージのぬいぐるみを所持
- マリオシリーズのゲームでは必ずルイージでプレイ
- twitterでルイージがトレンド入りすればすかさずツイート
- 『スーパーマリオラン』実況最終回に「スーパー“ルイージ”ラン」と口頭で名前を改変
- スーパーマリオシリーズの歴史的名作『スーパーマリオオデッセイ』を実況したこともあるが、本編にルイージが出てこないことからpart1のみの単発実況で終わる
- ルイージの物真似はハイクオリティ
- ルイージの台詞の一つ「ぐっちょい」(「Good Choice!(良いのを選んだね!)」の空耳)をよく口にする
- 「NewスーパールイージU」実況では隠しコースもスターコインも全て取り、ボーナスステージ中にあるマリオのボタンを押すことで一時的にマリオの性能になれるのだが、そのボタンの効果を知ると「何これ⁉︎嫌なんだけど!俺ルイージが好きなのに!うわ俺ルイージが好きでルイージUやってんのに体がマリオになっちゃってるんだけど!」と心底嫌がり、以降は一度も使わなかった
「俺の愛するルイージ」と呼ぶ以外にも「俺のルイージだから取らないでね」「ガチで好きにはなるなよ⁉︎」など同担拒否的発言も少なくない。そんな自分を客観視して「大声をあげる迷惑ルイージファンの男性」と言うことも。
しかし肝心のルイージが主人公のゲームルイージマンションシリーズは一度も実況どころかプレイしたことすらなかった様子。(ルイージマンション(無印)は本人曰く「当時ゲームキューブを買って貰えなかった」としているが、ルイージの年と評された2013年に発売されたルイージマンション2に関しては全くの不明であり、後述のルイージマンション3の実況でも自分で追及しておきながら一切答えなかった)
しかし2019年10月31日、彼にとって初となるルイージマンションシリーズの最新作ルイージマンション3の実況を発売日当日に開始し、ファンを喜びに沸かせた。
この動画シリーズでもルイージへの愛に溢れ…というか「ルイージU」の実況動画と比べるとルイージ愛がより進化(暴走)している模様。
最初のムービーでマリオやピーチ姫を貶す反面、ルイージが出てきた瞬間「カッコイイィィィィィ‼︎」と大歓喜。
ルイージに対して「可愛い」を連呼。少しでもルイージが何か行動を見せると「ア゛ァァァァァァァ可愛いイ゛ィィィィィィィ‼︎」などと何の前触れもなくいきなり叫ぶため、心臓の弱い方やイヤホンを付けた視聴者には気をつけて頂きたい。
ルイージが喜んだりすると「はい、人気投票1位」などと言ったり視聴者に対して魅力ポイントを説明。
ルイージの兄であるマリオには敵対心があるのか毒舌である。
「いなくていいよ、アイツに関しては。毎回毎回主人公ヅラしやがってよ」
「もしかして一番人気ねぇのマリオなんじゃないかな」
「俺よく分からないわ。ルイージがひたすら「マリオ〜、マリオ〜」って言ってんのにマリオはルイージのことほとんど呼んでくれねぇもんな。
ルイージは兄想いだがマリオは自分が主役だからそれだけでいいと思ってる、うわぁ許さん!俺はこの世の中を変えたい‼︎」
「先にマリオ助けておいてもう一回額縁に入って貰おう」
「誰ですか?見た事ないっスねー」
その他
2019年には女性誌ananで特集、YouTubeRewindにも出演するなど、様々な活躍を見せる。
キヨが主人公であるオリジナルゲームが制作され、自ら実況する動画もあるほど。
──遊ぼう、美しい悪夢の中で──
2021年1月22日、キヨ単独では地上波初となるCMデビューを果たした。声優の花江夏樹と杉田智和に並ぶ形で声のみの出演。残念ながら現在では公式サイトで視聴することはできないが、本人の報告動画ではCM本編ととても真面目な撮影風景を見ることができる(本人曰く「きれいなキヨ」)。
前作「リトルナイトメア」を実況していたため、本作も「日本で唯一の独占先行実況」としてプレイ。
時々CM撮影の際にプレイした場面を進○ゼミのように振り返ってくれるのも見どころの一つ。
因みにリバーシ(要はオセロ)が弱く未だに勝った事がない(自称リバーシ全敗の男)。
キヨの年齢・誕生日は2024年4月2日の時点で32歳・2月26日と考察されている。