概要
『導かれし七人』のキーアイテムとなる、運命の戦士の証。
オーブの持ち主は「玉人」と呼ばれ、天空の魔王の7つの弱点を同時に攻撃するために必要。
オーブを空に投げる事で、いつでも各色のオーブに対応した玉人を召喚できる。
緑のオーブ
ロビン
演 - 滝藤賢一
カルバドの村のゾンビ処理係。村の住民で唯一ゾンビ菌に感染しておらず、感染したヨシヒコ一行に「噛みの神」の情報を与える。
「導かれし玉人」の一人でもあり、ゾンビ菌を除去した一行に股間から取り出した緑の玉を渡した。
噛みの神
演 - 片岡愛之助
ゾンビ化した人間がまだ人間としての意思を維持している状態であれば、噛み付いて治すことができる神様。
東の山の祠に住む。
しかしながら彼自身もヨシヒコ一行が到着した時にはすでにゾンビ化しており、誤魔化そうとしたが、裏から出てきた彼女(ゾンビ)を見たヨシヒコに執拗に追及されて開き直り、代わりにゾンビ化を治すからくりの在り処を教えた。その後、無事に元に戻る。
美人ゾンビ
演 - 手島優
噛みの神の彼女。グラマラスな体をしている。他のゾンビとは異なり自我が保っており、会話もできる。
青のオーブ
ヴァリー
演 - 城田優
エフエフの村のスタイリッシュな戦士。青の玉を持つ「導かれし玉人」の一人。
FF風の戦闘でモンスター2体から受けたダメージは計905。
自身の名に拘りを持っており、相手が正しく「ヴァリー(主に「ヴァ」の[v])」の発音ができないと幾度も訂正する。
悪政を行う国王グラミス・ガンナ・バリドールを倒すため、ヨシヒコ一行を勧誘する。
国王の別荘に向かう途中で渦に巻き込まれた一行と離れ離れになるが、その後、再びエフエフの村を訪れたメレブらに勝利を報告すると共に青の玉を渡した。
バッシア
演 - 平山祐介
ヴァリーの仲間のスタイリッシュなモンク。FF風の戦闘でモンスター2体から受けたダメージは計680。
アーシュ
演 - 石田ニコル
ヴァリーの仲間のスタイリッシュな白魔道士。FF風の戦闘でモンスター2体から受けたダメージは計1175(残りHPの少ないしゃがみ状態)。
バルフロア
演 - 水田航生
ヴァリーの仲間のスタイリッシュな黒魔道士。劇中では雷魔法を放った。FF風の戦闘でモンスター2体から受けたダメージは計1195。
フルーツ屋の女店員
演 - 山野海
店頭のフルーツを全て買おうとしたムラサキに150ギルと値段を伝えるが、彼らがギルを所持していないことを知ると訝しんだ。
ピンクのオーブ
演 - 山本美月
ルドランの娘でサラゴナの村の姫。ピンクの玉を持つ「導かれし玉人」の一人でもある。原因はわからないがずっと眠り続けており、魔物の涙を入手したヨシヒコと結婚することになったが、土壇場で現れたラクトルに乗り換え事態を飲み込めず食い下がるヨシヒコを「キモい」と罵倒した。
一応、お詫びとしてピンクの玉はヨシヒコに渡された。
演 - 大和田伸也
サラゴナの村の王。病にかかり眠り続けている娘・フロリアを目覚めさせるため、北の山の「魔物の涙」を手に入れた者をフロリアと結婚させると宣言した。本人にとって魔物の涙という単語は言いにくい模様。
フロリアがラクトルの元へ去った時はヨシヒコに「なんか…ごめんね」と気まずそうに謝罪した。
ラクトル
演 - ガリガリガリクソン
村の青年。フロリアと結婚を誓い合っていた。
何故かフロリアが眠り続けているのに見舞いに行っておらず、魔物の涙を取りにいかなかった。
フロリアがヨシヒコと結婚することを知り、結婚を止め、事態を飲み込めず食い下がるヨシヒコをラクトルパンチで攻撃し、フロリアと共に去った。(皆さんは絶対に真似しないでください。) ブヒブヒ鳴く。
魔女
演 - 水野美紀
サラゴナの村でスナック「メグ」を経営する魔女。
食べると10年眠る「ねむねむの実」をフロリアに食べさせた後、その血液を飲み広瀬すずのごとく20歳ぐらいまで若返ろうと目論んでいた。
誑かしたムラサキにねむねむの実を渡し計画を実行させたがフロリアは寝ているため、飲み込むことができなかったため、ミキサーを使ったが兵士にバレてしまい逃走したため未遂に終わり、代わりにムラサキをねむねむの実で眠らせて血を抜こうとしたが、魔法が使える以外は普通の老婆だったため、メレブとダンジョーに倒された。
黄色のオーブ
演 - 徳光和夫
南の祠に住むダシュウの村の守り神。着ている装束には表に「GIANTS」の文字、裏には「1093」の背番号が記されている。某局のマスコットキャラを思わせる姿でヨシヒコ一行に襲いかかったが、イマサーラで倒され、元の優しい神に戻った。
その後、黄色の玉を持つ「導かれし玉人」の一人であったことが判明。(普段黄色の玉を占いの時に使っている。)
「今は昼なんですか?」「笑う点には福来たる」「スッキリした気持ちで」「ズームイン!」など、会話の中に色々と小ネタを入れてくる。
演者の徳光氏の甥であるミッツ・マングローブ氏は前作に出演している。
演 - ホリ
仲間からは「リーダー」と呼ばれる、ダシュウの村の住民。バンド活動をしたいが、魔物の呪いで強制的に農作業に従事させられていた。
ダシュウの村の住民。ジョウと共にバンドを組んでいる。
演 - 佐藤正和
「シエクスンの祠」に住む山の神。
王冠を被っており、祠の神殿には天井から吊るされた大小の銀色の球体と狛犬が祀られている。
かつては最強と呼ばれた神だったが、ヨシヒコ一行が祠を訪れた時はすでに死亡していた。それを見たヨシヒコに「蘇りそうにない」と断言されたが、メレブには「時間はかかるかもしれないが、蘇ると思う」「大丈夫っす。期待してます」とフォローされる。
演 - マギー
ヨシヒコ一行が助力を求めた「助けの神」の一人。
眼鏡をかけティーカップを手にした、冷静沈着な老紳士。実力は折り紙付きでヨシヒコに協力する気もあったが、事件を知らせる警報が鳴ったためそちらを優先した。
ヨシヒコを「官房長官殿」と呼び、相棒この後すぐと言い去った。(相棒は最後の方にピー音で処理された。)
メレブは遠慮なくツッコミを入れたが、ダンジョーは「土曜の件があるので」と発言を控えた。
演 - 鎌倉太郎
テレアーサの部下。緑色のジャンパーを着た熱血漢。ニッテレンと戦うことにはテレアーサと同様に乗り気だったが、事件を知らせる警報が鳴り残念がる様子を見せる。
「助けの神」の一人。ジョウの手紙には「ニッテレンには恐らく勝てない」と記され、一行もあえて会わなかったため本編未登場の神。
「日曜の夜には稀にニッテレンを凌駕する力を発揮することもある」と触れられている。これについてダンジョーは「『稀に』というのが心許ない」と指摘した。
演 - 柄本時生
仏によりヨシヒコ一行が頼っていいと認められた唯一の神。
西の山の祠に住む。7の形をしたバナナ風の被り物を被り、首から下は黄色のタイツを着ている。
ノリが軽く、ムラサキやダンジョーに「バカ」と罵られても少しも気にせずヨシヒコの要請を快諾し、「終電に乗り遅れた人と空港にいる外国人を探しながら行こう」と言いつつ魔物退治に向かう。ニッテレンを前にしても意気揚々と立ち向かったが、一撃で粉砕された。
オレンジのオーブ
演 - 髙嶋政宏
「盗賊の村」とも呼ばれるウガスの村のリーダーで、オレンジの玉を持つ「導かれし玉人」の一人。
金持ち相手の盗みしか行わないらしい珍品収集家。本人曰く盗みは働くは良い人である。相手のパーソナルスペースに構わず、接近して話をし始める。また、その声量も無駄に大きい。
ダンジョーは漢気があるカンダタのことを気に入っている。
有名な盗賊だが自分の宝を盗まれてしまうなどガードは甘く、メレブが叫んでも起きてこず、扉を閉める時も雑である。
先月、北の村から盗んだという玉が魔王打倒のために必要だと知っており、ヨシヒコや魔王を倒す玉のことを知っており、玉の提供を求めると快く承諾した。
カンダタの子分
演 - 山本泰弘
ウガスの村を訪れたヨシヒコから緑とピンクの玉を盗んだが、カンダタの命令により玉は返却された。
ローゼン
オレンジの玉を盗み、ヨシヒコ一行からもそれぞれの「大切な物」を奪っていった。(メレブから杖、ダンジョーはもみあげの片方を奪い、ムラサキから胸であるが後に胸と間違えて臍、2度目はダンジョーとムラサキから頭髪、メレブから頭髪を中途半端に盗んだ。)
正体はハゲた男で、魔法使いとの約束により「なんでも盗める代わりに男とキスできない体になる」という魔法をかけられていた。マスカレード風なマスクを外されると魔法が解け元に戻った。
元の姿に戻ったことにブチギレヨシヒコを追い出した。
盗賊一味風な男たち
ヨシヒコがローゼンの仲間になった際の仲間。帽子と顎髭が特徴的な射撃の名手と、居合い切りを得意とする実在した大泥棒の末裔がいる。
ヨシヒコの場合は有名な怪盗の孫になっており、メレブ曰く「全然似ていない。」。
演 - 保坂聡
ヨシヒコがローゼンの仲間になった際の仲間。
他の怪盗風のメンバーと比べても浮いており、メレブに「特定のものしか盗めない」と指摘された。
演 - 佐藤正和
赤いジャケットを着た泥棒を追っている警部のような風貌をした男性。
ヨシヒコがローゼンから何かを盗まれた際、それを某公国大公家の公女に伝えた有名なセリフで教えた。
赤のオーブ
レオパルド(ひとみ)
演 - 大地真央
ミュジコの村のリーダーで、赤の玉を持つ「導かれし玉人」の一人。
正体は「ひとみ」という関西人風の中年女性だが、歌と踊りの好きな魔物たちによって姿を変えられていた。
玉を「芸術の女神ミューズから授かった村の宝」と考えており、オスケルからヨシヒコ一行が玉を探しに来たことを知らされると、玉を守るため彼らを「ミュジコのトラップ」にかけるよう指示。最後はヨシヒコたちとのミュージカル勝負に負け、魔物が消えたことで元に戻る。
正気に戻ったひとみは玉の存在を知らず、あっさりヨシヒコ一行に渡すと、ヨシヒコにだけ飴ちゃんをあげた。
警察官
演 - 浦井健治
ミュジコの村の警察官。レオパルドの催眠術でパンや銀の食器を盗んだヨシヒコを牢屋に入れた。正体は魔物。
マロエル司教
演 - 今拓哉
ミュジコの村の司教。ヨシヒコを許すも銀の食器を盗まれる。
正体は魔物。
演 - 壮一帆
レオパルドの部下。ムラサキをアンドラの姿に変え、トラップにかけ共にフランスを救おうとした。
正体は魔物。
美女
演 - 新妻聖子
レオパルドの部下。野獣となったダンジョーを虜にした。正体は魔物。
紫のオーブ
演 - 川栄李奈
音ノ木沢高校の在校生。紫の玉を体内に持つ「導かれし玉人」の一人。自校が廃校になると聞かされると入学者を増やし廃校を阻止するべく、スクールアイドルグループ「ルージュ」を結成し奮闘する。
紫の玉を手に入れるにはそのかを惚れさせなければならない。
村長(校長)
演 - 蛭子能収
天下りでキャパスの村(音ノ木沢高校)の村長(校長)になった元仏で、仏4号(次回から仏8号)とは飲み友達。
ヨシヒコ一行の目的を知り、その手助けをする。
元仏だけあって魔力を有しており、アルフレッドの正体(魔物の気配)に感付いたり、音ノ木沢高校の生徒にヨシヒコ一行が前から自校にいたと思い込ませる呪文を使う。
(ただし、ダンジョーは新人の教師でヨシヒコは転校生として登場している。)
アルフレッド
演 - 小関裕太
そのかを気にかけ彼女のために色々と援助し、陰ながら応援していると言うがメレブから「全然陰ながらじゃないだろ…」と言われた。
その正体は魔物で、玉がヨシヒコ一行の手に渡らないように工作をしていた。
最後は目論見が失敗し撤退する。
演 - HKT48(村重杏奈、本村碧唯、森保まどか、秋吉優花、松岡菜摘、松岡はな、宮脇咲良)
音ノ木沢高校の廃校を阻止するために結成されたスクールアイドルグループ。
10話
オーブは魔王の城に行くために必要なアイテムでもあり、天空城にヨシヒコ一行が集めた7つの玉をセットすることで起動し、空を飛べる。
四方を絶壁に囲まれた天空の魔王の居城「魔王大神殿」に突入できる。
最終話
最終話でゲルゾーマの前で召喚するがスケジュールの関係で出てこなかった。
再びヨシヒコにより召喚されゲルゾーマを攻撃する。(戦闘シーンはドット絵である。)
演者のスケジュールの都合上、本物の演者は青い扉の世界のみの出演で、ゲルゾーマとの決戦では別の演者の顔に顔写真をくっつけたものが登場。その様子を見たメレブは「合成?」と訝しんだ。