概要
また、『○○逃げ』といった形で用いられることもある。
物理的ではないが、脱税のように義務から逃げるものもある。
逃げる理由は様々。
- 自身の身の安全や財産を守るため。
- 失敗の責任を取りたくない、また過去のトラウマなどを再現させないため。
- 利己的な権力や利権を守る、経歴に汚点を付けたくないなど。
- 犯罪者など、投獄や服役によって利益や自由を失わないため。
- 現状に耐えられない、現状に飽きることで新しい環境を求め今いる世界から抜け出す。
圧倒的不利な状況から逃げること自体は悪い事ではないが、普段から高い給料を貰っていたり傲慢な態度を取りながら、いざ事が起これば真っ先に逃げたり、責任転嫁なんてしようものならフルボッコの炎上である。
最初は協力や投資をしていたが形勢が不利と見るや、沈みかけた船と見限って手のひらを返す、勝ち馬に乗るために裏切るといった行為を含める場合もある。
もちろん困難に真っ向から立ち向かい反撃や撃退を行う者、絶好のチャンスと見る者、一瞬の隙や身近な物品を応用してチャンスを虎視眈々と伺う者まで様々である。逆に追い詰められて逃げ場がなく、逃げる事すらできない場合もある。
正当な「逃げる」
一部で「逃げること=恥ずかしい」といった風潮もあるが、悪意を持った相手や危機的状況によっては非常に有効な対抗策である。「相手に従わない」と併せて持っておくのも重要である。
「これが普通」「~しないのは悪いこと」といった罪悪感を相手に背負わせこき使う、強制加入させるといった事例も珍しくないが、自殺・過労死するくらいなら逃げる、相手に罪悪感を感じる価値もない。そもそも悪意のある人間と正常な話し合いなんて成立するわけがない。悪人に黙ってハイハイと従って、金も時間も奪われて自殺や過労死なんて美徳もへったくれもない。
退職など、損害賠償請求や代理を連れてくるといった義務はなく、雇用契約書に署名捺印があっても違法な内容は無効となる。現在は退職代行などのサービスもある。
通報、証拠収集(録音・録画)、裁判(簡易裁判・少額訴訟)といった手も割とあるのでご一考されたい。相手の立場にかかわらず黙って言い分を鵜呑みにしてはいけない。
戦闘においては、損害の拡大を防いだり形勢を立て直すための戦略的撤退という選択肢もある。ただし勝手な判断で逃げれば敵前逃亡となり射殺されても文句は言えない。
別名・表記揺れ
犯罪・迷惑行為に該当する「逃げ」
ピンポンダッシュ(『逃げ』の字は付かないが、内容は他と共通する)
むしろ積極的に逃げるべき状況
…主にこうした状況の被害者になりそうなとき
PTA 消防団(そもそも加入義務がない、自主的に入りたい場合を除く)
借金:連帯保証人への捺印など。自己破産といった逃げ道も無くはないが。
関連項目
駆け落ち 振り逃げ 現実逃避 夜逃げ 雲隠れ 責任転嫁 棚上げ
逃げるは恥だが役に立つ ※場合によっては恥ではない