概要
動作は「お前を止められるのはただ一人」で一度相手に指を差し、「俺だ」で親指を自分の方に素早く向ける。
滅亡迅雷.netに暴走させられたマギア、自らの前に障害として立ち塞がる仮面ライダー1型や仮面ライダーサウザーといった強敵に対し向けられるが、状況によって台詞の意味も異なっており、作品全体を通して重要な台詞として扱われている。
イズが近くにいる時は同じポーズをとる。
後輩の主演映画であるスーパーヒーロー戦記へ或人がゲスト出演した際には、八犬伝(=8人の剣士が活躍する物語)の世界に配置された事もあり、「お前を止められるのはただ一人、俺達だ!」と言ってしまい、ラプター283のみならず鑑賞したファンからも総ツッコミを受ける羽目になった。
余談
詳細はこちらの項目を参照してほしいが、序盤から長期にわたって或人はほぼ孤立無援であり、「お前を止められるのはただ一人」は孤独に戦うことの裏返しでもあった。この状況は巡り巡って終盤、最悪の事態を引き起こすこととなる。そして最終回で或人が止められる側に逆転してしまった。
このことは本編後の劇場版でも引きずっている節があり、特にヘルライジングホッパーの変身あたりで「ただ一人」で事を収めようとする姿が垣間見える。
しかし最終局面にて、遂に或人は「ただ一人」ではなくなる。
ゼロワン_Othersでは或人が不在で当然この決め台詞も出番無し…なのだがこの台詞の説得力を過去最悪な形で証明する事態に発展してしまった。
あえて言うなら
2021年時点で仮面ライダーゼロワン系の仮面ライダーは(総数の計算不能なアバドンを除き)本編・映画・Vシネマ・配信込みで15人。(ゲストライダー除く)
そのうち、1000%普通のホモサピエンスなのはわずか三人。
多い順で説明すると…
- ヒューマギア・7名 (飛電其雄/ウィル/滅/迅/雷/亡/イズ)
- 実質的な改造人間・2名 (不破諫/刃唯阿)
- ヒューマギアの様なナニカ・1名 (アズ)
- 人間の様な存在・1名 (一色理人)
- アバター・1名 (ベル)
普通のホモサピエンスである飛電或人、天津垓、リオン=アークランド。そのうち天津とアークランドは止めるのではなく止められる側。
以上の事から、「お前を止められるのはただ一人!俺だ!」を「お前を止められる普通の人間なのはただ一人!俺だ!」と訳せば完全に辻妻が合う。本当に「お前」を止める事が出来る普通の人間が或人以外、何処にも居ない。
ちなみに、天津も止める側になろうとしているが、今だ止めるには至っておらず、精神的疲労などが重なりぶっ倒れた。
関連タグ
ゴージャスゼロツー:『仮面ライダーガッチャード』第35話に登場する形態。変身者が発言。
(なんか行ける気がする!※) → お前を止められるのはただ一人!俺だ! → 物語の結末は俺が決める!