データ
初出 | 第7世代 |
---|---|
威力 | - |
命中率 | 90 |
PP | 10 |
タイプ | フェアリー |
分類 | 特殊 |
直接攻撃 | × |
範囲 | 単体 |
効果 | 相手の残りHPの半分(端数切り捨て)の固定ダメージを与える |
概要
第7世代から存在する技。
自然の怒りを相手にぶつけて、相手の体力を半減させる技。
カプ神ことアローラの守り神、カプ・コケコ、カプ・テテフ、カプ・ブルル、カプ・レヒレの専用技。
実に初代以来となる、相手のHPを半分を削り取る技。
基本的な性能は特殊版「いかりのまえば」とでも言うべきものだが、実はフェアリー技かつ非接触技である為、いかりのまえば最大の難点である「特定のタイプに無効化される」「直接攻撃に反応する技・特性に弱い」と言う欠点がこの技にはない。
至れり尽くせりの技だが残念ながら専用技である。そして命中率90なのでまれに外す。
カプZを装備すると、より強力なZワザ「ガーディアン・デ・アローラ」を発動できる。
ポケモンGO
2024年春より、カプ神のレガシー技として実装されることになった。
固定ダメージの概念がない本作では、ジム・レイドでは2ゲージの威力90、トレーナーバトルでは威力80、必要量50となっている。
ジム・レイドでの性能は一見これより威力が大きいマジカルシャインがあるため一見劣るように見えがちだが、これまでのフェアリー技は硬直が割と重めなのが問題だったのに対し、この技は硬直が2.1秒と、歴代のフェアリー技の中で最短を誇る。このため、マジカルシャインより大きいDPSを叩き出すことが可能。
トレーナーバトルでの性能は上記に加え100%の確率で相手の防御を1段階下げる効果が付いており、疑似的に自分の攻撃を上げることが可能になる。
- カプ・コケコの場合
一番手に習得したが、カプ神の中では最も微妙。
というのも、マスターリーグの現環境はでんき技とフェアリー技のどちらかがいまひとつになる対面が多い(もちろんそうでない場合もあるが)。特にドラゴンタイプの対面では折角相性で勝っているのに「ボルトチェンジ」がなかなか通らず、人によってはストレスフルになる。
後述するブルルのように「でんきショック」があれば、まだ動きやすいかもしれない。
- カプ・テテフの場合
習得にして不遇脱却。
カプ神の中では最も攻撃力が高く、タイプ一致も相俟ってデンジュモク以上の火力を出せるようになった。
通常技の「おどろかす」「ねんりき」どちらでも相性がよく、高火力を重視したアタッカーとして活躍できる。苦手なはがねタイプには「きあいだま」で吹き飛ばせば良い。そうでなくとも「しぜんのいかり」だけでオリジンディアルガに確2を取れる。
- カプ・ブルルの場合
コケコと同じドラゴンに通りにくいくさタイプだが、そもそも「タネマシンガン」がチャージ特化の技(=威力が低い)なので通常技での火力面は変わらないと考えてよい。
その代わり、カプ神の中で最も高スパンでゲージ技を繰り出せるので、得意な相手に更に得意に出られるようになった。苦手な相手にも防御を下げておけば、後続の起点作りにも寄与可能。
- カプ・レヒレの場合
悪魔爆誕。
耐久型の種族値なので、マスターリーグよりかはハイパーリーグで使われることが多い。
基本は「みずでっぽう」で地味に削っていく戦法だったが、「しぜんのいかり」が追加されたことで「ムーンフォース」より早く打てるようになったメリットのみならず、防御を下げられると最後、ポケモンによっては「りゅうのいぶき」並みのダメージに変貌する。
今後のハイパーリーグで頭角を現す1体となるだろう。
関連タグ
他固定ダメージ技
他「しぜんの〜」技