概要
ロシアのフィギュアスケート選手である。女子シングル。1999年11月19日生。
愛称ジェーニャ。日本での愛称は「メドちゃん」「メドベちゃん」など。
最高の楽しみはオフアイスで「ソファに寝転んで天井を見上げること」だそうである。
日本のアニメとアイドルグループ「EXO」が好き。
戦歴
2015年、2016年グランプリファイナル優勝。2015年世界ジュニア選手権優勝。
2016年、2017年欧州選手権優勝。
2016年、2017年世界選手権優勝。
2018年平昌オリンピック銀メダル。
シニアに転向した2015-2016シーズンでいきなりフリーの歴代最高得点を更新し世界女王となった。
2016-2017シーズンは出場した全ての試合で優勝し、さらにワールドレコードを更新しまくる無敵ぶりで「スカートをはいたプルシェンコ」とも呼ばれる、若き絶対女王である。
あまりのおそロシアぶりに、平昌オリンピックで彼女に勝てるの誰もいないんじゃ…と思われていたのだが、2017-2018シーズン序盤に、右足中足骨にヒビが入りグランプリファイナル欠場。
復帰戦となった2018年1月の欧州選手権でリンクメイトのアリーナ・ザギトワに敗れ、続く平昌オリンピックでも僅か1.31点差で銀メダルとなった。
長く現役生活を続けることが目標で、まだまだ引退の意思はない。
特徴と傾向
基礎点が1.1倍になる演技後半に殆どのジャンプを配置することができるため高得点を稼ぎ出す。またジャンプの際に片手を挙げて跳ぶ「タノジャンプ」が得意で、必ず加点を獲得する。
高い評価を受ける「音楽の解釈」などの演技構成点では後輩を上回っているのだが、ジャンプの基礎点の高さでロシアの後輩に及ばず、さしもの女王も僅差で敗れるパターンが見られるようになってきた。
おそロシアまじ恐るべし。
アニメ大好き
「美少女戦士セーラームーン」の大ファンで、インタビューで「ムーンライト伝説」を日本語で歌ってみせたり、アイスショーではセーラームーン(制服姿の月野うさぎから、滑ってる途中で変身するという芸の細かさ)のコスプレで滑ったりしている。
宮崎駿のアニメが好きで「崖の上のポニョ」のポスターを部屋に飾っている。さらにセラムンのフィギュアや優勝トロフィーやメダルが整然と並べられており色々とカオスである。
腐女子に人気系統のアニメも嗜むが、一番好きなアニメは「東京喰種」だそうである。(ちなみに彼をこの沼に落としたのも何を隠そう彼女である)
最近は「ユーリ!!!onICE」がたいへんお気に召したようで、視聴しては毎回大興奮のツイートを投下、さらには勝生勇利のコスプレ姿まで披露。
ついにはキャラクター原案の久保ミツロウが彼女にリプを飛ばして即死しかねない事態にまで発展した。
そして2019年1月には『マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝』のCMに出演することに。既に前年8月に鹿目まどか風の衣装でCM出演しているザギトワとの金銀メダリストの共演となり、メドベデワは暁美ほむら風の衣装で登場し、ザギトワとの華麗なスケーティングを披露している。メドベデワは「私は日本のアニメが大好きなので、 “ほむら”の役が演じられてとてもうれしい。多くの方に今回のCMを見ていただきたいです」とコメントしている。
ただし…注意事項
しかし2017年現在はSNSでの日本のアニメファンなどとの交流について「実は最近SNSへの興味がなくなってきて、SNSをしようという気が自然に起こらなくなりました」と回答している。一番の趣味もやはりフィギュアスケートとのことなので、彼女が自らアニメ系の話題を発信しない限りは、ファンのほうからオタク系のネタをふったり押し付けたりするのはやめておこう。
交友関係など
日本の選手では樋口新葉と仲が良い。
大好きな選手は羽生結弦で「意志の強さと、完璧にこだわる"欲"に憧れる」とのこと。羽生の誕生日には上述の東京喰種のタンブラーやキーホルダーをプレゼントしていた。
二人共オタク基質なため、ある意味気が合うのもしれない。
ジョニー・ウィアーは彼女を「一人だけ違うレベルの選手。ユヅルみたいなスケーター」と評しているが、スケーターとしての資質的にも、似た部分があるかもしれない。
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外部リンク
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