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演:ヴェラ・ファーミガ/日本語吹替:木村佳乃

概要

モナークに所属する純古生物学者。
かつては夫や二人の子供を含めた家族でサンフランシスコ(以前はボストン)に住んでいたが2014年のゴジラMUTOの戦いで息子のアンドリューを失った過去を持つ。

この一件で同じくモナークで動物学者として勤務していた夫マークがゴジラを恨み組織を抜けた後も怪獣と人類の共存を主張し研究を続けていた。

劇中では中国・雲南省の研究施設にて娘のマディソンらとともにかつてマークと協力して開発した「オルカ」を用いてモスラとの交信を試みていた最中、施設を襲ったアラン・ジョナ率いるエコテロリストグループに拉致されてしまう。




以下、『キング・オブ・モンスターズ』ネタバレ注意


























だが実は彼女は怪獣による文明の破壊とその先の世界の再生という思想に取り憑かれており、密かにアラン達と内通して目的達成のために必要な「オルカ」を奪取するための計画であった。
息子アンドリューの死を無駄にしないためにと怪獣たちとの共存を模索していたものの、調べていく内に原因は自分たち人類が地球環境を破壊し続けたのが原因と悟り、怪獣たちは地球の持つ免疫システムのようなものだと結論付け、更にはモナークが組織解体の危機にさらされている事への焦りからこのような凶行に及んだのである。

アランに連れられて南極に赴くとそこに眠る「モンスター・ゼロ」ことギドラの復活準備を進め、芹沢達に共に駆けつけたマークの前でギドラを開放する。その後モナークの面々に自身の本当の目的を伝える声明を送るが、あくまで平和的な解決を考えていたマディソンからの反感を買うことになり、間を置かずしてアランに急かされる形で「オルカ」でラドンを蘇らせる。しかし、復活したギドラは地球の免疫システムに当てはまらない宇宙怪獣という外来種であった。ギドラは自身の手で世界中の怪獣を同時に蘇らせて操り始め、一体ずつ怪獣を制御して世界再生を促す計画は完全に破綻してしまう。

その後マディソンが「オルカ」を持ち出して無人となったボストンで「オルカ」を作動させて他の怪獣達を止めようとしていると知るとアラン達と決別し、「オルカ」の信号を探知して駆けつけたマークと合流して娘の捜索に当たった。

オルカの信号に反応して飛来したギドラと再起を遂げたゴジラの死闘が繰り広げられる中、ボストンの旧自宅に隠れていた娘を見つけてマークに託すと応急修理したオルカを持ってその信号でゴジラを追い詰めるギドラを誘導、殺されかけながらもゴジラが体勢を立て直す時間を作った。

直接的な描写があるわけでないが、おそらくあの後死亡したと思われる。

本作に於いて“全ての元凶”のように描かれているキャラクターであるが、しかし、上述した経緯からわかるように彼女にとっての最優先は目的以上に自身の子供(娘であるマディソン)であり、娘が危険になりそうになった場合はジョナ達を裏切るような真似をしてでも助けに行こうとしたり、オルカを使ってギドラの囮になったりしている。

また序盤で同僚を現場から離れるように助言したりと、完全に良心なりが消えている人物と言うわけでもない。

余談

愛息子を失った苦しみや科学者故に地球環境へ抱く懺悔の気持ちが大きかったため、怪獣への過度な期待やエコテロリストとの共同作戦など、人類の間引きを許容する思考など、理由に関して理解こそできる一方で何かと問題行動が目立つように思えた観客も多く、劇中でマディソンからも「ママこそ怪物」と、実際にそう言われたように彼女こそ人間側の怪獣とされることも。
とは言え、小説版やDVDのカットシーンにおいて、自分と娘を見捨てて逃げた夫への不満を叫ぶ場面が存在しており、彼女が精神的に追い詰められた背景が示唆される。
ちなみにドハティ監督は、「一番悪いのはラッセル一家だ、家庭問題を解決してればこうはならなかった。つまりこれは世界最悪の離婚映画なのさ」とコメントしている。


関連タグ

モンスターバースシリーズ キング・オブ・モンスターズ
MONARCH アラン・ジョナ
マッドサイエンティスト エコテロリスト

サノス(MCU)…「救済と称し、強大な力を以て人類の大量虐殺を目論む」点が共通していることから、一部の国内ファンからはサノスおばさんの仇名で呼ばれた。

藤宮博也/ウルトラマンアグル…『ウルトラマンガイア』に登場したもう一人のウルトラマン。彼もまた自らが開発した光量子コンピューターが導き出した「地球を救うには人類が滅びなければならない」という答えを導いたことがきっかけで、根源的破滅将来体に対抗するために地球怪獣を擁護し、人類と対立する姿勢を構えたことで、ガイアこと高山我夢と対立してしまう。自らも人間でありながら人類のエゴや身勝手さを憎む姿勢も顕著に出ている一方、怪獣に襲われた子供たちの声を無視できず人命のために戦うこともあったりなど、やはり人としての良心を捨てきれず迷うこともあった。

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