オロラーン
おろらーん
第40話「怪獣を連れた少年」に登場。
オペルニクス星人フェデリコと幼い頃から一緒に家族同然に育ち、ペットとして飼われていたとても温厚な性格の怪獣で、仲が良いフェデリコの頼み事にしか応えない。
ピンク色の竜脚類の様な姿をしており、柔軟な体の持ち主で、体を丸めてボールのような形態になって飛行する事が出来る。
外敵には飛行形態の姿での体当たり攻撃や、首や胴体を伸び縮みさせて相手を締め付けたり、口から吐き出す冷凍光線で撃退する。
ヘラー軍のロイガーに騙され地球へとやって来たフェデリコの指示で破壊活動を行うが、駆けつけたジョーニアスからの攻撃を受けると直ぐに戦意を喪失。フェデリコと共に逃走を図ったが、その最中にヘラー軍に連れ去られてしまい生物兵器・改造オロラーンへと改造されてしまった。
別名 | ペット怪獣 |
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身長 | 107m |
体重 | 11万2千t |
出身 | オペルニクス星(ヘラー軍・タイターン基地) |
ヘラー軍にとらえられたオロラーンが強化改造を施された姿。
脳改造を施されたためフェデリコの命令には従わなくなり、茶色の体色や1対の長大な牙と鋭い爪が生え、背びれを有するという外見に変化。改造された影響で性格も凶暴化し、改造前より強化した冷凍光線のほか、背中や尻尾のトゲや鋭い歯を武器として敵を攻撃する。
ただし、以前のように体を球体にしての飛行能力や体の伸縮が出来なくなっている為、移動の際は宇宙船などの乗り物を使わなければならなくなってしまっている。
また、後頭部に取り付けられた制御装置は、これが外れると細胞分裂を引き起こして死亡、消滅してしまうという一種の安全装置となっている。
改造を施された後、地球侵略用兵器として地球へと送り込まれるとポイント3147のコンビナート地帯で破壊活動を開始する。
オロラーンを止めようと必死に叫ぶフェデリコの声に応える事無く地球防衛軍の戦闘機を次々に撃墜し、続いて駆けつけた科学警備隊のバーディーと交戦を開始する。
フェデリコの遺言で弱点を知ったジョーニアスとの戦闘に突入すると、ジョーニアスに放り投げられ剥き出しになった弱点の足の裏へ『プラニウム光線(Aタイプ)』を撃ち込まれ地面へと落下。
それと同時に制御装置が破壊されると、細胞分裂を起こし無数の光の粒子となって消滅し、ヘラー軍の呪縛から解放されるとフェデリコの待つ世界へと旅立っていった…。