「お前達は機械の奴隷となるのだ!」
CV:大宮悌二
概要
『太陽戦隊サンバルカン』第6話「機械の支配する家」に登場。
機械を操って人間を支配する「マイホーム作戦」を任務としており、自身の身体の一部であるチップを機械にくっつけ、薙刀のような両刃の剣をボディーブレードを振るような仕草で発射する念動波で操ったり意思を持たせることができる。
接近戦では両刃の剣を使い、手榴弾のようなものを投げつける攻撃も行う。
念動波はサンバルカンロボの動きを一時的に封じるほどの力があり、機械以外のものも操ることができる。
一方で、自分と同じ機械は仲間だと思っておりいじめられていると我慢できずに助けに行く面もある。
活躍
オートバイのトレーニングをしていた鮫島を襲い、バイクを念動波で操って転倒させる。
これにより実験成功と判断してゼロガールズが化けた「21世紀電気」なる家電量販店を引き連れ各家庭の家電や玩具を下取りして無料で新品と交換していき大評判となる。
しかしパトロール中のバルシャークとバルパンサーに追跡され、廃タイヤ置き場で交戦。念動波でタイヤや重機を操って攻撃して圧倒するが、バルシャークが何とかバルカンスティックの一撃を与えて撤退する。
その後念動波を使って下取りした家庭の蛇口から火を噴きだしたり電話から水を出したり、おもちゃの戦車を本物のように動かし攻撃させ、スナックサファリでも掃除機を暴走させた。
その後事前に下取りしてもらっていた秋野家を人質に取り、聞き込みに来たバルイーグルを追い返させ意思を持たせた手と足の生えた冷蔵庫にコーラをもらって乾杯していた。
このことを知ったサンバルカンが人質救出のために、宣伝カーに似た車でお手伝いロボ「ロボター」の売り込みを開始。ロボターが嵐山美佐から罵声を浴びせられたのを目撃し、我慢の限界を迎えてロボターを助けに向かうが、
キカイモンガー「キサマ、ロボットじゃないな! 何者だ!?」
嵐山長官「そう言うお前は何者だ!」
ロボターの正体は嵐山長官の変装であった。
まんまとおびき出された形となったキカイモンガーはサンバルカンとの戦闘に突入、クレーン車を操ってサンバルカンを吊るし上げたが、バルカンスティックを受けて念動波を止められて太陽キックで吹き飛ばされ、バルカンボールで倒された。
直後に巨大化。念動波でサンバルカンロボの動きを止めたが、最後は「太陽剣オーロラプラズマ返し」を受けて爆死した。
余談
ネット上でよくみられるバルイーグルが「太陽戦隊です」と言って一般家庭を訪問する画像はこの回である。ちなみに脚本上では「大鷲が(バルイーグルに変身せず)聞き込みに回る」となっていたが、演者である川崎氏が撮影現場に遅刻したために変更されたという。
この回では榊原郁恵氏の楽曲である「ROBOT」がBGMとして使用された場面もあるが、彼女はその41年後に「機界戦隊ゼンカイジャー」の五色田ヤツデ役にてレギュラー出演する事になる。