英語表記 | Seattle Kraken |
---|---|
仏語表記 | Kraken de Seattle |
日本語表記 | シアトル・クラーケン |
創設年 | 2021年 |
本拠地 | アメリカ合衆国ワシントン州シアトル |
ホームアリーナ | クライメイト・プレッジ・アリーナ(2021 - 現在) |
スタンレーカップ優勝 | 無し |
カンファレンス優勝 | 無し |
プレジデンツトロフィー獲得 | 無し |
地区優勝 | 無し |
概要
2021-22シーズンよりNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)に参入したチームで、ウェスタン・カンファレンスのパシフィックディヴィジョンに所属する。
本拠地はアメリカ合衆国ワシントン州シアトルに在るクライメイト・プレッジ・アリーナ。
チーム名は、シアトルに面するピュージェット湾に生息するミズダコを北欧に伝わる海の怪物『クラーケン』に重ね合わせて名付けられた。
歴史
創設以前
かつてシアトルには1915年から1924年にかけてPCHAにて活動し、1917年にはアメリカ勢として初めてスタンレーカップを獲得した『シアトル・メトロポリタンズ』などがあったが、メトロポリタンズが解散した後のシアトルにはスタンレーカップへの挑戦資格を持つプロアイスホッケーチームが90年以上存在しなかった。
1974年にはNHL理事会でシアトルを本拠地とするチームの創設が承認されたが、リーグへの加盟料金を払わなかった為に取り消され、1975年にはピッツバーグ・ペンギンズを買収してシアトルへ移転させる計画もあったが叶わなかった。
シアトルにNHLのチームの誘致が相次いで失敗したことで、創設・移転を計画していた人物はアンチトラスト法違反でNHLを裁判所に訴えたが敗訴し、逆にバンクーバー・カナックスへの損害賠償を支払う羽目になった。
クラーケン創設
2018年12月4日のNHL理事会で新たなチームをアメリカのワシントン州シアトルに創設し、2021-22シーズンからリーグ戦に参加することが決定された。
球団の歴史が浅いこともあり、2023年時点で年間タイトル(スタンレーカップおよびプレジデンツトロフィー)の獲得どころか地区優勝の経験も無いが、チーム創設2年目の2022-23シーズンにワイルドカードからプレーオフへ初進出し、1回戦で前年度のスタンレーカップ優勝チームのコロラド・アバランチを破って勝ち上がったが、2回戦は3勝4敗でダラス・スターズに惜敗した。
2024-25シーズン、クラーケンはアシスタントコーチにジェシカ・キャンベルを採用した。女性がコーチに就任するのはNHL全体でも史上初となる。
球団マスコット
ブイ(Buoy)はチームの活動2年目である、2022-23シーズン開幕前のプレシーズンゲームに先立って導入された球団マスコットである。
シアトル市のフリーモント地区のジョージ・ワシントン記念橋(オーロラ橋)にあるトロール像をモチーフとしており、そのフリーモント・トロール像の甥と云う設定が成されている。
チーム名のクラーケンは蛸に由来する名前だが、そのまま蛸をマスコットとするとデトロイト・レッドウィングスのアル・ジ・オクトパスのデザインと重なってしまうため、意図的に蛸では無いモチーフが選ばれている。
永久欠番
番号 | 人物名 | ポジション・備考 |
---|---|---|
32 | 球団のファン | チームがNHL32番目の球団として創設されたことによる |
99 | ウェイン・グレツキー | NHL全球団共通の永久欠番 |
関連項目
- シアトルを本拠地にするチーム
- 過去にシアトルを本拠地にしていたチーム
アトランティック | BOS | BUF | DET | FLA | MTL | OTT | TBL | TOR |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メトロポリタン | CAR | CBJ | NJD | NYI | NYR | PHI | PIT | WSH |
セントラル | CHI | COL | DAL | MIN | NSH | STL | UTA | WPG |
パシフィック | ANA | CGY | EDM | LAK | SEA | SJS | VAN | VGK |
外部リンク
※以下は全て英語版である。