概要
永井豪原作・石川賢によるダイナミックプロのスーパーロボットが大集合するドワオ漫画。
もともとはマーミットから発売されていた超合金玩具「小合金」に付属していた漫画で、2002年に双葉社から1巻の漫画に纏められた。現在は小池書房から新版が出版されている。
細かいことは気にしそうにない人たちの作品なだけあって全体的にメチャクチャな内容であり、本作では公式設定上10mしかない鋼鉄ジーグや18mのマジンガーZが50mのゲッタードラゴンの胸くらいまである大きさで描かれている。
話を簡単にするためサポートメカの類は出ない。それどころか女性のいるコマが3コマしかない。
また、珍しく巴武蔵が死なない。
あらすじ
太陽系に無数の流星が飛来。危機を感じ取った世界各地の研究所に向け、隕石群の奥から「破壊神バロン」を名乗る宇宙人からのメッセージが放たれた。バロンの放つ刺客「隕石獣」から地球を守るべく、スーパーロボットたちが出撃する。
参戦作品
- 『マジンガーZ』(兜甲児)
- 『グレートマジンガー』(剣鉄也)
- 『UFOロボグレンダイザー』(デュークフリード)
- 『ゲッターロボ』(流竜馬、神隼人、巴武蔵)
- 『ゲッターロボG』(車弁慶)
- 『鋼鉄ジーグ』(司馬宙)
バロン一味
破壊神バロン
宇宙の文明をすべて破壊すると豪語する破壊神。巨大な隕石の姿で現れ、分身たる隕石獣を派遣し地球を破壊しつくそうとした。スーパーロボットの活躍により肉体を破壊されるも、コアだけで地球まで逃げ延び、ヤマタノオロチのような本性を現した。
破壊獣ナバロQ7
バロンが最初に産んだ隕石獣。両手が鎌のようになった岩石生命体。稲妻を放つ力を持つ。日本に落下し、マジンガー・ジーグ連合と戦った。
破壊獣ドゴラ
東洋龍に酷似した姿の巨大隕石獣。口から灼熱の溶岩を放ち、周囲数kmを焦土と化す。全身が微細な岩石の集合体であり、自在に分離合体して闘う。
隕石獣クラブギロン
蟹や蜘蛛のような姿の隕石獣。体液は強酸で、自己増殖能力を持つ。
吹雪の隕石獣(名称不明)
かなり巨大な体を持つ恐竜のような姿の隕石獣。肩口からビルでも一瞬で氷漬けにするほどの強力な吹雪を放ち、グレートマジンガーを氷漬けにしてしまった。
肉塊(名称不明)
肉の塊のような形の隕石獣。バリアと無数の剣を飛ばす能力により鉄壁を誇る。
暗黒神クェーサー
バロンとは別の神。黒い箱のような巨大な姿(バロンの十数分の一と言われているため1km以上)をしており、顔から放つ息吹で全てを石に変える。いかなる攻撃をも吸収する体を持つ。