注意喚起
- 実在人物を描いた作品群、いわゆるナマモノジャンルにあたる。実在の競走馬・競馬関係者の印象を損なうような表現は避けること。
- ナマモノの基本的なルールとして、創作の題材となっている本人に当該作品を閲覧させるような行為はマナー違反である。特にSNSへの投稿を行う際には検索避けを徹底するなど、本人や関係者、一般のファンなどの目に本タグを付した作品が触れないような配慮を心がけられたい。
- 応援してくださっているファンの皆さまにご注意いただきたいこと - ウマ娘プロジェクト
- 「ウマ娘 プリティーダービー」の二次創作のガイドライン - ウマ娘プロジェクト
概要
JRA所属の騎手、幸英明が主戦を務めた競走馬の総称。とりわけウマ娘プリティーダービーの二次創作において、ウマ娘に登場する幸騎手が主戦であった馬をモデルとするキャラクターの集合タグとして用いられる。
また、ウマ娘に未登場のモデル馬についても、それらの競走馬をモチーフにしたオリジナルウマ娘が描き加えられることもある。
幸騎手の名字から「しあわせ会」と呼ばれることも。
幸騎手とは?
幸英明(1976年鹿児島県生まれ・1994年騎手デビュー)は、JRA・栗東トレーニングセンター所属(フリー)の騎手。
1997年にグリーンサンダーで佐賀記念を制し重賞初制覇。その後2003年にはスティルインラブで牝馬3冠を達成、史上2人目の牝馬三冠騎手となる。その後ブルーコンコルドでGⅠ級7勝、ホッコータルマエでGⅠ級10勝を挙げるなどしている。
2022年にはJRA通算22,000回騎乗を達成。これは史上最速・史上最年少記録となっている。
大のゴルフ好き、またお菓子が大好物であることでも知られる。
ヨカヨカとアカイイトのオーナーである岡浩二氏からの愛称は「みゆぴー」。これが記事名の由来となっている。
チームみゆぴーメンバー(例)
あくまで競馬/ウマ娘ファン間でのネタであるためはっきりした基準はないが、以下のような馬たちがメンバーとみなされることが多い(掲載は年代順)。
スティルインラブ
(Still in Love、2002~05現役、牝・栗毛)
父:サンデーサイレンス、母:ブラダマンテ、母父:Roberto
勝鞍:牝馬三冠(03)
名前の意味は「今でも愛してる」。史上二頭目、秋華賞創設後では初となる三冠牝馬。
現役中全てのレースで幸が鞍上を務めた。桜花賞トライアルのチューリップ賞でクビ差2着となった時には、騎手の失策による敗北であったとして乗り替わりを覚悟し「このまま、この子(スティルインラブ)と、遠くへ逃げたい」と思ったという。その後彼女が7歳で急死した時には偶然騎乗停止処分となっていたことからその最期を看取り(要出典希望)、後には「スティルがいなければ、今の自分はありません」、「この馬でGⅠを取れなかったら、もしかしたらGⅠを取れずに、今、騎手をやっていなかったかもしれません。」との言葉を手向けるなど、幸にとって非常に重要な馬となっている。
ウマ娘の彼女は、お菓子が好きなことが特徴として挙げられており、幸騎手の要素が取り入れられている。
ブルーコンコルド
(Blue Concorde、2002~09現役、牡・鹿毛)
父:フサイチコンコルド、母:エビスファミリー、母父:ブライアンズタイム
勝鞍:JBCスプリント(05)、マイルCS南部杯(06~08)など
ダートのGⅠ級競走を7勝した名馬。スティルインラブと同期。
2004年まではGⅠIを1勝したのみでオープンでもなかなか勝てなかったが、同年12月のギャラクシーSで幸を鞍上に迎えてからは一転、瞬く間に快進撃を繰り広げた。
細江純子をして「闘牛の様」な馬だと評されている。
ホッコータルマエ
(Hokko Tarumae、2012~16現役、牡・鹿毛)
父:キングカメハメハ、母:マダムチェロキー、母父:Cherokee Run
勝鞍:東京大賞典(13・14)、チャンピオンズカップ(14)、川崎記念(14~16)など
日本競馬史上初となるGⅠ級競走10勝を挙げた馬。「とまこまい観光大使」としても知られる。
幸はデビュー直後の4戦とアンタレスSを除いて騎乗。幸にとっても思い入れがあるようで、2019年には彼に対して手紙(?)を送っている。
ウマ娘においては、彼女のヒミツに「ゲン担ぎをしないのが1番のゲン担ぎだと思っている。」とあるが、これは幸の「げんを担がないのがげん担ぎです」という発言に由来すると思われる。
ヨカヨカ
(Yoka Yoka、2020~21現役、牝・黒鹿毛)
父:スクワートルスクワート、母:ハニーダンサー、母父:Danehill Dancer
勝鞍:北九州記念(21)
現在では珍しい熊本県出身の九州産馬。デビューから阪神JFまでは福永祐一が鞍上を務めたが、その後幸に乗り替わった(CBC賞のみ和田竜二が騎乗)。
21年の北九州記念では九州出身者同士で出走して勝利、熊本産馬として初のJRA重賞制覇となった。
しかしその後左第1指節種子骨を骨折、無念の現役引退となった。
アカイイト
(Akai Ito、2019~22現役、牝・青鹿毛)
勝鞍:エリザベス女王杯(21)
幸とのコンビは21年のエリザベス女王杯から。GⅠ初出走で10番人気となったが、直線で抜け出した後2馬身差をつけてGⅠおよび重賞初勝利を挙げた。またこれは幸にとっては同年引退した同馬主でもあるヨカヨカ、そしてついぞエリ女杯制覇ができなかったスティルインラブに捧げる勝利となった。
名前が「運命の赤い糸」を意味し、エリ女杯制覇時には関西テレビの岡安譲アナウンサーにより「これが運命の赤い糸!」「運命の相手は幸英明でした!」と実況されたこともあり、チーム内においてはスティルインラブと並び愛が重いキャラとみられることもある。
関連ウマ娘
ライトハロー
推測されるモチーフ馬:ムーンライトローズ
(Moonlight Rose、1996~97現役、牝・黒鹿毛)
生涯戦績18戦0勝(芝4、ダート14)
スーパーアイドルホース・ハイセイコーを祖父に持つ九州産馬(鹿児島県・釘田ファーム生産)、栗東の谷八郎厩舎所属。
420~30kg前後の非常に小柄な馬で、引退後は繁殖入りしていない模様。
幸の騎乗は18戦中16戦、最高戦績は4着(97年 荒尾競馬場「九州産馬ゴールドカップ」)だが、その際は松永幹夫が騎乗していた。