※この作品は2024年9月20日に公開です。
この記事を編集する方は公開から1ヶ月が経過するまではネタバレへの配慮として公式から発表されたものを除き、ストーリーに大きく関わる情報の記入を控える様にお願いします。
ティザー予告
日本語吹き替え予告
概要
『トランスフォーマー』の40周年を記念したフルCGアニメーション映画。
2024年9月20日に日米同時公開。
サイバトロン星を舞台とした若き日のオプティマスプライム(オライオンパックス)とメガトロン(D-16)達のオリジンストーリー。
労働ロボットであるオライオンパックス、D-16、B-127(バンブルビー)とエリータ-1の4人が地下都市からの脱出を目指して旅をする冒険物語とサイバトロン星の戦い、そして友人だったオライオンとD-16がいかにして敵対関係へと変わっていくかが描かれるとされる。
これまで映像作品では扱われなかったオートボットとディセプティコンの戦争が始まる以前のサイバトロン星が舞台で、機能を制限された労働ロボット(奴隷)の存在や破壊大帝メガトロン誕生の経緯について触れられる点はIDW版コミック『メガトロン・オリジン』と共通していることから、同作の様に「サイバトロン星における格差社会や差別」が描かれる可能性がある。
本作は過去作の前日譚となるのか、全く新しい物語の序章となるのかについては不明。
仮に実写作品の前日譚となった場合、実写の前日譚をフルCGでやる、人間の登場人物が全く出てこないという映画TFでは珍しいケースの作品となり、黒幕の明かされ方もあってこれのような感じもする。
音響監督には昨年(2023年)の『ビースト覚醒』から引き続き岩浪美和氏が就任。
今作も真面目にやるそうです。
登場キャラクター
現時点で、PVや玩具などで登場が確定しているキャラクターのみを記載。
メインキャラクター
物語の中核となる4人の主要キャラクター。
元々は全員トランスフォーム能力を持たない労働ロボットであり、胸に大きな空洞が開いているのが特徴。
後にアルファトライオンから授けられた球体状の物体「コグ」がそこに収まることでトランスフォーム機能を獲得する。
- オライオンパックス(後のオプティマスプライム)
演:クリス・ヘムズワース/吹:中村悠一
D-16と共に地下で働かされている労働ロボット。D-16に地上への脱出を提案する。
トランスフォーム能力を獲得後はトレーラートラック風のSFビークルに変形する。
いかにして彼がマトリクスに選ばれプライムとなるのか、友であるD-16と対立することとなるのかといった今まで細かくは描かれなかった部分にフォーカスが当てられる。
- D-16(後のメガトロン)
演:ブライアン・タイリー・ヘンリー/吹:木村昴
オライオンと同様地下で働かされている労働ロボット。オライオン達と共に地上への脱出を目指して旅をする。
トランスフォーム能力を獲得後は戦車風のSFビークルに変形する。
なにゆえに破壊大帝へと至ったのか、かつての友たちと袂を分かったのは何故なのかなど、オライオンと同じくそのような部分が描かれると思われる。
演:キーガン=マイケル・キー/吹:木村良平
オライオンとD-16の先輩にあたる労働ロボット。オライオンパックス達の地下脱出に同行する。
トランスフォーム能力獲得後は自動車風のSFビークルに変形する。
PVでは、初トランスフォーム時に「タイヤが出ない!」と叫んだり戦闘中にお馴染みの腕部ソードやバトルマスクが発現して喜んだりするなど、どこか子供っぽくお調子者であることが確認できる。
演:スカーレット・ヨハンソン/吹:吉岡里帆
オライオン達の地下脱出に同行する女性ロボット。
トランスフォーム能力獲得後はバイク風のSFビークルに変形する。
バイク走行の勢いを生かした蹴りからの武器強奪など、少量の場面からでも高い戦闘能力を持っていることが見て取れる。
オートボット
演:クリス・ヘムズワース/吹:中村悠一
オートボットの総司令官。胸にはリーダーの証であるマトリクスが輝く。
オライオンの未来の姿で、かつての友人メガトロンとは対立関係にある。
ディセプティコン
演:ブライアン・タイリー・ヘンリー/吹:木村昴
ディセプティコンの破壊大帝。右腕に備えた融合カノン砲が特徴。
D-16の未来の姿で、かつての友人オプティマスとは対立関係にある。
演:スティーヴ・ブシェミ/吹:佐藤せつじ
戦闘機風のSFビークルに変形するトランスフォーマー。玉座に座っていたり、メガトロンに銃口を向けられていたりと様々なシーンが確認されているが…?
演:ジョン・ベイリー/吹:山本格→上田耀司(公開途中で差し替え)
飛行可能な薄型のSFビークルに変形するトランスフォーマー。見た目はほぼG1版だが、手足が細くなっている。
ゲーム『War for Cybertron』シリーズを思わせる飛行可能なSFビークルに変形するトランスフォーマー。お喋りが過ぎるバンブルビーにキレていた。
その他
現在の情報だけでは登場することは確定しているものの所属や立ち位置などが不明なトランスフォーマー+α達。
演:ローレンス・フィッシュバーン/吹:玄田哲章
伝説のトランスフォーマー。ライオンに似たメカのビーストに変形する。
オライオン達にトランスフォーム能力(コグ)を授ける。
予告にて一瞬だけ登場していた青いトランスフォーマーで、戦闘機風のSFビークルに変形する。
クインテッサンとはどんな関係にあるのだろうか…?
演:不明
予告にてセンチネルプライムを触手で拘束していた緑色のエイリアン。
トランスフォーマー2010ではトランスフォーマー達の創造主として描かれ、本作のトレイラーでは巨大な飛行船でセンチネル達の元へ訪れていた様だが…?
演:ヴァネッサ・リグオリ/吹:柚木涼香
予告にてディセプティコン3幹部の直前に一瞬だけ映ったトランスフォーマー。海外の玩具情報にて彼女であることが判明した。
ロボット状態では大型のクモの容姿をしている。
飛行能力を持つ大柄なトランスフォーマー。変形能力を持たない労働ロボットを見下している。同型の個体が複数いる模様。
演:エヴァン・マイケル・リー/吹:杉田智和
現在登場する事のみが発表されており、声優を除いた情報は一切不明。
ただ、トレーラーにて彼と思わしきカラーリングの労働ロボットが確認されている。
演:ジニー・チャン/吹:田村睦心
演:ジニー・チャン
- 警備員1&2
演:スティーヴン・ブルーム、ジェイソン・コノピソス=アルバレス/吹:錦鯉
これらの他にもお馴染みのトランスフォーマー達が、G1風のデザインで登場する模様。
余談
- 今作の吹替声優陣にはトランスフォーマーシリーズの経験者が多く、そのうちの何名かは過去に演じたキャラと同名のキャラを演じている。また原語版声優の端役に関しても、過去のTF作品に参加した声優が複数参加している(プライム版スタスクを演じたスティーブン・ブルームや、WFC音波を演じたアイザック・C・シングルトン・ジュニア、『バンブルビー』でショックウェーブを演じたジョン・ベイリーなど)
- 原点であるアニメ作品である『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』や『トランスフォーマー2010』においてもサイバトロン星(セイバートロン星)の過去(オライオンパックスがコンボイになった理由やトランスフォーマーの誕生など)が描かれている。