概要
初登場は『ドラゴンクエストⅣ』。
騎乗しているドラゴンと共に戦う魔界の兵士で、剣による通常攻撃のほかに、ドラゴンが「高熱のガス」を使ってくる。
2回行動で「通常攻撃→高熱のガス→通常攻撃」というパターンの繰り返しで攻撃してくるので、2ターン目はドラゴンの方も爪なり牙なりで通常攻撃を仕掛けているのだろう。
リメイク版では3体まで同時に出現するようになった一方で1〜2回行動に変更されて行動パターンもランダムになり、また無効だったイオ系と高耐性だったギラ系への耐性がなくなりメラ系とザキ系以外素通しになるという大幅に弱体化した。リメイク版はマーニャが活躍する機会が増えているが、ここもその一つであろう。
『ドラゴンクエストⅪ』では久々にナンバリングタイトルに登場。たまに2回行動し「こうねつのガス」を吐いてくる。また「コンビネーション攻撃」も使うが、スカルライダー系と違い身かわし・ガードが発生するかばう・におうだちを貫通する単体攻撃の炎属性のブレス扱いとなっている。
ちなみに小説『ドラゴンクエスト モンスター物語』など一部作品ではドラゴンが本体で騎士はドラゴンに操られた人間、騎士が倒されると相手に魔法をかけ新たな騎士にするとされていたが、近年の作品ではドラゴンに乗るための厳しい試練に耐え、資格試験を突破した者だけがライダーになれる設定で落ち着いている。
漫画作品、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』にも、竜騎衆というドラゴンライダーたちが登場する。
また、『ダイの大冒険』のコンビが手掛けた『ドラゴンクエストⅣ外伝 -地獄の迷宮-』では上の騎士ががいこつに変更されている。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズ
系統代表で選出され、アーケードの「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」が初参戦。
少し遅れて『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』から携帯機にも登場した。
アイコンでは乗っている戦士が描かれているが、「ドラゴン」ライダーだけにドラゴン系。1枠なので意外に小柄。
これはしにがみきぞくにスライムナイト・スライムジェネラル・エビルドライブ・とっしんこぞう・フィッシュライダー・木馬の騎士…など何かに乗ったモンスターが多く見られる。またダブルイーターも『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』以降は肩車したスタイルとなっている。
リメイク版の『ドラゴンクエストⅣ』を意識してか、1~2回行動なので不安定だが手数はまあまあ。
ドラゴンライダー系のモンスター
- ガーディアン
凶暴なドラゴンにまたがる魔界の衛兵。デビルアーマーの上位種とは関係なく、外見はピンク色の竜に乗った赤い鎧の狂戦士である。攻撃力も高くなり、ドラゴンが吐くブレスも「こごえるふぶき」と「あまいいき」に変わった。
『ドラゴンクエストⅪ』では「あまいいき」がオミットされた代わりに「ドルモーア」と「コンビネーション攻撃」を使う。
邪バージョンは「ドルマドン」と「かがやくいき」にパワーアップした代わりにコンビネーション攻撃を使わなくなった。
『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』の対戦では、Sサイズの妨害の花形として環境の前線に立っている。
- デビルドラグナー
『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』にのみ登場するドラゴンライダーの最上位種で、漆黒のドラゴンを駆る邪悪な騎兵。ドラゴン自身がとんでもなく強いため、真のライダーにしか従えることができない。覚える特技は「かみくだき」と「黒くかがやく闇」。
現時点では他の作品への出演は無い。しかし同じく『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』で初登場したグランシーザーやはめつの使者等が本編へ逆輸入されているので、こいつも登場してもおかしくない筈だが…
- ハデスナイト
『ドラゴンクエストⅪ』に登場。
魔族の王に仕えているという黒いヨロイ姿の竜騎士で、「ドルモーア」「高熱のガス」「暗黒の霧」「コンビネーション攻撃」を使ってくる。ネルセンの迷宮で出てくる強バージョンは「ドルモーア」が「ドルマドン」になり、「高熱のガス」が「超高熱のガス」にパワーアップしている。
- ドラゴンテイマー
発売される事の無かったゲームボーイカラー版『ドラゴンクエストⅣ』で登場予定だった没モンスター。
ゲームボーイカラー版『ドラゴンクエストⅢ』のデータ上に入っている『ドラゴンクエストⅣ』のメダルで存在が確認されるだけなので、何色をしていたのかは不明。