「1本角、復讐は任せたーーっ!」
CV:今村卓博、スーツアクター:矢部敬三
概要
バイクオルグ(原付)がパワーアップした姿。
時系列的には現代のガオレンジャーが初めて戦ったオルグ。
初音山の山中に封印されている間、嘗て自身を倒したイエローへの積年の恨みによって50CCの原付から大型二輪免許が必要なナナハンにパワーアップを果たした。
嘗ては「原付アタック」しか攻撃手段が無かったが、ナナハンに生まれ変わった事で手持ち武器として槍が加わり、さらに口から吐く鉄鎖で相手を縛り上げる「チェーンアタック」や、左腕のプラグから強力な電撃を放つ「プラグショッカー」なる新技が使用可能になった。
ハンドルを握る際に『ビリリンビリリン!』(原付時代)、『バルルンバルルンバルルン!』(ナナハン時代)と言う駆動音が鳴る。(というよりセルフ音声。今村氏の声にエコーを掛けた物となっている。)
活躍
原付時代は気も小さめで、自転車を倒してトラックに体当たりを仕掛けるショボい悪事を行っており、空き缶をぶつけられたり、停車していたトラックに体当たりしただけで痛がるほど大して強いオルグでもなかったが、当時メンバーがイエロー一人しかいなかったガオレンジャーにとっては強敵で、お札を貼られて初音山中に封じられている。
パワーアップを遂げると同時に封印の効力も弱まり、狼鬼に封印の札を剥がされた為に復活を果たす。
テトムと共に封印されていた場所にやって来た岳を待ち伏せると、変身前の彼を上記の技の数々で攻撃。それに乗じて狼鬼がテトムを捕らえて退散すると、自身も後を追って撤退した。
その後、某所の廃工場で充電によってパワーアップすると外出し、ガオレンジャーが駆け付けるのを目撃した為に一時帰還。
他の4人と共に駆け付けたイエローに一騎打ちの勝負を申し込むと、槍を武器にイエローと激戦を繰り広げ、原付オルグよりも遥かに上回る戦闘力とパワーでイエローを圧倒する。だが、1年の間に立派な戦士に成長してきた彼の攻撃に押された末にノーブルスラッシュを受け、怯んだ所へ5人揃ったガオレンジャーの破邪百獣剣を撃ち込まれて倒される。
直後にウルフシードによって再生巨大化すると、巨大戦ではガオマッスルを槍で迎え撃つも、相手の圧倒的なパワーに怯み、最期は剛力無双・マッスルラリアットを止めに喰らって上記の台詞と共に爆散した。
余談
モチーフはバイク。
声を演じた今村氏は今作がスーパー戦隊シリーズ及び特撮初出演となり、翌年の『忍風戦隊ハリケンジャー』ではマンマルバ役でレギュラー出演する事となる。
関連タグ
百獣戦隊ガオレンジャー オルグ(百獣戦隊ガオレンジャー) オルグ魔人
バイク 雷属性
ボーソーヅノー、神風大将、ヤバイカー…それぞれ13年前の動物戦隊・8年前の作品・14年後の動物戦隊に登場したバイクモチーフの戦隊怪人の皆さん。
ダイナモ星人テリーX…過去にイエローを苦しめた後年の戦隊の怪人