データ
公式設定
デジモン観察を好み作り上げたデータをデジタルワールド内に発信する、貝殻フードをかぶった突然変異型デジモン。
内容はとても些細なことから、時には三大天使に興味を向け天使型デジモンと対立するなど、命の危険すら顧みない取材を行う。
発信される内容から多数の読者に支持されているが、嫌う読者も少なくない。しかし、読者を害する者は力による強制取材の餌食となる。
必殺技は、2つの巨大ウィンドウで相手を勢いよく挟む『デュアルプレッサー』と、ウィンドウを紙飛行機のようにして飛ばし敵を貫通する『ジュークラック』がある。
概要
「デジモンゴーストゲーム」放送開始から1周年を目前とした第45話にて新登場したデジモン。
本作にて、ゲストのメインエネミーを務めるデジモンが事実上のアニメオリジナルキャラとなるのはこれが初である。
アグモンとドッグモンを足したような本体が、黒い服を纏ったような見た目をした、形容しがたいデジモンであり、どことなくアプモンを彷彿とさせる。
名前の由来はそのまま「public」か。
作品での活躍
デジモンゴーストゲーム
「フヒヒッ!増えてる…増えてる…読者爆増!有名人狙ったの大正解〜!」
「邪魔なデジモンめ…まっまっ良いけどね。僕の記事は絶対絶対、事実になるんですから…」
「僕は記者!皆に『パブリニュース』で記事届ける!邪魔ダメ!絶対ダメ!」
CV:山口勝平
上記の通り第45話「幽霊新聞」に登場。
自分の記事で話題を呼ぶために、翌日の出来事が書かれたニュースメール「パブリニュース」を無差別に配信していた。自分の記事の読者が増える事に快楽を感じており、読者を増やすためなら手段を選ばない。
この「パブリニュース」は非常に質が悪く、一度届いてしまうと消去しても復活し続けるウイルスのような挙動をする上、内容を批判すると次のニュースの対象にされてしまう。
また、内容も未来予知ではなく自身が生み出す自律する手足を使い「対象にされた人物にパブリモンが手を下す」という強引な形で実現させるものであり、最早犯行予告のようなもの。
悪徳記者、マスゴミというよりは迷惑系Youtuberのような性根の持ち主であり、アンゴラモンによれば、デジタルワールドでも彼のような者は珍しいという。
コタロウやミカが被害に遭ったことに始まり、清司郎も目をつけられるがエスピモンのアシストにより最悪の事態は免れる。
それでも話題作りに励むパブリモンはターゲットを話題のアイドル「D★topics」のメンバー"杏奈"に定め、殺害予告とも言えるニュースを流す。これにより宙達は杏奈の護衛に向かうことに。
翌日、D★topicsの番組配信会場に向かった宙達はガンマモンを可愛いと言った杏奈と打ち解け、護衛を任せられることに。
料理対決中にパブリモンは杏奈の頭上の照明を落とそうとするが、ジェリーモンに守られていたため、一旦様子見。
ところが、料理対決で最下位になった杏奈は「高度4000mからのスカイダイビング」という罰ゲームを同日中に受けることになってしまう。
杏奈はガンマモン達が守ると励ましてくれたことで勇気を振り絞って罰ゲームに望むも、案の定、パブリモンは飛行機でインストラクターを襲撃。
諸共に杏奈を落下させるが、飛行機に同乗していたガンマモンがカウスガンマモンに進化し救助に向かったため、パブリモン自身がパラシュートをつけ妨害に向かい空中戦に発展。『デュアルプレッサー』でカウスガンマモンを迎撃し、杏奈のパラシュートも『ジュークラック』で破壊するが、結局は救助される。
それでも諦めず、何としてでも落下死させようと猛攻を続けるが、熱中するあまり自分自身のパラシュートまで破壊してしまったことにさえ気づかず、気づいた宙とカウスガンマモンが助けようとするも間に合わず地面に墜落。
いくらデジモンでも耐えられる訳がなく、このダメージが致命傷となり文字通りの自滅・消滅するという自業自得ながらも哀れな最期を迎えた。
事件は解決したものの、やるせなくなった宙は彼とその故郷であるデジタルワールドに思いを馳せるのであった。
進化ルート
関連タグ
レビューモン:「アプリモンスターズ」に登場したアプモン。他人の空似。
トロロ新兵:キーボードを操作する様子がとても似ているキャラつながり。声優も一緒。