ヘンダーソン(吉本興業)
へんだーそん
吉本興業所属のお笑いコンビで2008年8月1日結成。メンバーは子安裕樹と中村フー。共にNSC大阪校29期生出身で、同期には見取り図、金属バット、吉田たち等がいる。
コンビ名の由来はダウンタウンやナインティナインと言った「ン」が2つ入っているコンビ名は縁起が良いという話を聞いて付けたもの。
芸風は主に漫才。またコントでは、2015年末にオールザッツ漫才で「石焼き芋」という歌ネタコントを披露し注目された。その後ネクストブレイク芸人として出演が一時的に増えるが大ブレイクまでとはいかず、本人達は一発屋ならぬ、0.7発屋と自虐していた。ちなみに、このネタはあらゆる石焼き芋屋が勝手に使用しており、半ばフリー素材と化している。
M-1グランプリは2008年から参加しており、3回戦・準々決勝敗退を繰り返し中々結果を出せずにいた。しかし、2021年からコント漫才に入ると見せかけて中村がボケた後に時間差でツッコミを入れるスタイルの漫才を確立し、同年のM-1グランプリで初めて準決勝に進出する。翌年の2022年では準々決勝で敗退したが、ラストイヤーだった2023年には再び準決勝進出に返り咲く。新システムになった敗者復活戦ではAブロックの7番手で登場。暫定勝者だったママタルトに勝利し、Aブロックを勝ち上がった。しかし、最終的に5人の審査員から1票しか票が入らず、惜しくも決勝には進めなかった。
また、M-1ラストイヤーを終え、2024年のTHE_SECONDに出場。選考会を通過しノックアウトステージに進出したが、初戦でタイムマシーン3号に敗退した。
結成当初から大阪で活動し、主によしもと漫才劇場で活動していたが、2024年3月末を持って卒業し、4月から東京進出することになった。
余談だが、2024年現在、M-1グランプリ2021、2023年の敗者復活戦・2022年の準々決勝のネタ動画が限定公開で何故か残っている。
- 子安裕樹(こやす ゆうき)
子安担当。立ち位置は向かって左。
1986年7月28日生まれ。血液型はB型。兵庫県川西市出身。
元陸上自衛隊員で、最終階級は陸士長。
2024年1月28日に女優の寺浦麻貴と結婚したことを発表した。
- 中村フー(なかむら ふー)
本名・中村浩士(なかむら こうじ)
1987年8月21日生まれ。血液型はB型。大阪府大阪市出身。
現在の芸名の由来はNSC時代に結成した『風神雷神』の「風神」から、過去に先輩芸人上原チョーが名付けた「中村スウィート」として活動していた。
「ダメだなぁ〜」というギャグがあるが、あまり浸透していない。
かなりのアホの子であり、要所要所のことをずっとよいしょよいしょだと勘違いしていたり、国民の三大義務を聞かれた際には「食事、歯磨き、睡眠」と答えたり等、挙げだしたらキリがない。
既婚者で2児の父親であるが、千原ジュニアの座王にて既婚者なのに過去に彼女がいたことを告白した。ちなみに、かつて結婚していることを数年間黙っていた。