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ミスター・ブウ
7
ドラゴンボールに登場する魔人ブウが戦い後、サタンの弟子として世の中に暮らすために使用した名前。

概要

ドラゴンボールに登場する魔人ブウ(善)がミスター・サタンの弟子として、地球で暮らすための名前である。この名前で、天下一武道会で出場している。

仲間からは基本「ブウ」と言われている。


外見は悟空たちが最初に遭遇した時の姿。糸目でとても太ましい。バビディの手によって復活した当初の形態で、この時点で既に悟空以外は全く太刀打ちできなかった。(魔人ベジータは惜しいところまで善戦できたが)

オリジナルである魔人ブウ(純粋)が邪悪そのものなため気の資質は邪悪だが、人格は大界王神を吸収したおかげで善と悪が区別できないだけ(いわゆる「責任能力が全く存在しない状態」)の無邪気な性格をしている。それ故に、性格は子供に近い。

なお、当初のブウは5秒の睡眠時間で十分という特異体質であったが、悪のブウと分離した際に少し違う生物へと変異したため、今はどうか分からないとのこと。復活したフリーザが地球に襲来した際には睡眠時間が長くなっていたため眠り込んでおり、参戦しなかった。

力の大会でも、この睡眠時間のせいで不参加になった。


作中での活躍

ビビディやバビディ破壊殺戮は楽しい事と吹き込まれており、悟空に「悪いことだからやめろ」と説得された際は「良い子ちゃんみたいで嫌だ」と拒絶していたが、バビディ殺害後無軌道に暴れ回る様になった頃、当初ブウを倒すチャンスを窺っていたミスター・サタンに「何故人を殺すのか?」と問われ、「楽しいから、ビビディやバビディはそうやって遊ぶって言ってた」と返し驚愕されたが、そもそもビビディとバビディを知らないサタンにそれは誰かを問われ「オレを作ったイヤな奴等」と教えたことで「そんな嫌な奴なら言うことなんか聞いちゃダメですよ(あっ!楽しいなら良いんですよ!)」と言われ、その偶然の説得で子分のサタンは破壊や殺戮をダメなこと("悪いこと"では無い)だと思っている事、そもそもよく考えたら気に食わない連中の言う事を聞く義理もない事に気付き、破壊を一切やめる決心をし、友情を深めた。

それ以後は拾った犬を治してやったらどこまでもついてくる事をサタンに問い、「治したから懐いて甘えてきている(犬に良い事をしてあげたから犬はブウを好きになった)のだ」と教えられ犬を気に入って一緒に遊んだり

チョコをあげようとして「犬にチョコはダメ、ドッグフードとかでないと」と教えられ種族の違いによってはして良いこととダメな事があると言う事を知るなど、サタンもブウも無自覚ながら徐々に情操教育を受けある程度の善悪の区別がつく様になる(サタンは一応父親経験もある)


しばらく経ってから心無い邪悪な人間が拾った犬=ベエを傷つけた事で一時怒りを爆発させそうになるが、先にサタンがブチギレ、犯人をぶちのめした事で怒りを収める。

しかしそのサタンを報復として銃撃し傷つけたことで感情が暴走した結果、ギリギリ残った理性でサタンを治癒して逃がすも、(純粋悪)と分離してしまい、一時はチョコレートにされ吸収されてしまう。(以後よく知られる形態のブウを(善)とする)

(善)は吸収されたまま体内に残っていたことで(悪)の人格形成にも影響を与えており、(悪)は明確に「ダメな事」を楽しんで行っている台詞が多く散見される。

また、(悪)はビーデルに対し「サタンの気を感じる」とし、「サタンの娘の言う事なら」とほんの少しだけ妥協を見せることもあり、その後我慢の限界を迎えたときもピッコロの「まだ人類は残っているし、そいつらを殺してきたらどうだ」という決死の時間稼ぎをその場から一歩も動かず気弾を乱射(近年ではアサルトレインとも)することで達成して「さあ皆殺しにしたぞ」とした際もサタン近辺にだけは(他に人が居ないのもあり)撃ってすらいない事から、本能的無意識的な手心ではなく明確にサタンは特別と位置付けているようで、昨今の似た描写でも稀有な例と言える(盲目の少年が生還したかは不明)


悟空とベジータにより(悪)の体内で(善)は引き剥がされ、本来の姿に戻った(純粋)から吐き出され復活。

(純粋悪)の方のブウが生まれた時、(無邪気)のブウのパワーの大半を持っていったが、この時復活した(善)が奪われたパワーを取り戻しているかは不明。


なお、(純粋)もサタンに対して一瞬攻撃が遅れたり、直撃させる瞬間も力を抜いて加減するなど引き剥がされはしたものの体内に残っていた(善)の影響を多分に受けている。


(純粋)との決戦では時間稼ぎ要員として奮闘するも、復活したてでパワーが激減していたことや、ブウ同士であると通常通りダメージを受けてしまう特性が明らかになるなど、あまり役に立たなかった


(純粋)が消滅した後は、ベジータから「そいつがまたあのとんでもないブウを生み出したらどうするつもりなんだ」と始末されそうになり、ピッコロも破壊をやめた後も無邪気さ故の危険性は変わらないと考えていたが、サタンの説得と二人の活躍と貢献を認め、それを受け入れた悟空により、地球のドラゴンボールを使い人々から魔人ブウに関する記憶を消去し、「ミスター・ブウ」と名乗りサタンと一緒に暮らすことになった。(倒したのも「恐ろしい何か」程度に印象をぼやかした)

結局、ベジータの懸念は現実にはならなかったが、アニメ『ドラゴンボールGT』ではこの時(だけではないが)に使ったドラゴンボールによって別の驚異が誕生することとなった。


なお(純粋)の発生経緯を考えるとベジータの懸念自体は的外れであると言える。

まず大元のブウは(純粋)であり、そこから南の界王神を吸収して作中(純粋)に至る前に一瞬なったマッシブ形態及びになり、さらに大界王神を吸収したことでふくよかな(無邪気)の形になりコントロールが効くようになった。という経緯が描写されており

(無邪気)は(純粋)と(善)が揃っている上で(善)が優位な状態、(悪)は(善)と(純粋)が揃っている上で(純粋)が優位な状態である。

そのため(純粋)が(純粋悪)として出て行ってしまい、その両方が倒されてしまった以上(善)は(純粋)にはもうなりたくてもなれないのである。(成り立ち自体は自身の悪を追い出した神と追い出された悪であるピッコロ大魔王に近い)


当初は気の変化が激しい独特な気なため、戦闘力が分かりにくかった。そのため、バビディの魔術にかかったベジータは「この程度か」と見下したが悟空はすぐに潜在能力に気付き、この頃(無邪気)からおそらく自分達より強さが上でフュージョンしないと勝てないと判断していた。

(無邪気)時は超サイヤ人3に変身した悟空と同等ぐらい(最初に対決した直後にピッコロから聞かれた際には、前述の戦闘力の分かりにくさから手合わせしてもなおブウの力を完全に把握できなかったのか「勝てるかどうかわからない」と漏らし、界王神も「それでも勝てるかどうか」と評価している、また下界にいる時間がなくなるという事情と若い世代に未来を託したいという気持ちがありこの時点では決着を見送っている。後に戦いを見守る中でブウの強さをようやく把握できたのか、界王神界での(純粋)との対決前には「本当はフトッチョの頃のブウなら倒そうと思えば倒せた」と評価を改めている)であるが、(純粋悪)分裂後の(善)は魔人ブウの全形態でおそらく最弱。これは分裂時にパワーのほとんどを(純粋悪)に持っていかれたからである。

この形態は当初は気を探れなかったが18号同様悟空達の仲間になった後、悟空に教わったのか気を探れるようになり、悟空やベジータとも名前で呼び合う程の仲になっている。


神と神以降(ドラゴンボール超)

原作終了後を描いた「神と神」ではその食い意地のせいで破壊神ビルスを怒らせてしまい、圧倒的な力の差で敗れてしまう。しかしこれはブウの戦闘力が低いのではなく、ひたすら相手が悪かったと言うほかない(相手は超サイヤ人3の悟空をデコピン・手刀の二撃で倒すほどの実力者である)。

ちなみにかなりの世間知らずであり、原作では通貨の概念すら分かっておらず、『ドラゴンボール超』では知能があるかを試すテストで自分の名前すら書き損じていた。そのため第6宇宙との戦いに参戦できなかった。前者に関しては、人類が二本足で立つ前に地球へやってきてずっと封印されていたので仕方のないことだが。


続く未来トランクス編では状況に対する接点自体がなく不参戦、と活躍の場に恵まれずにいたが、宇宙サバイバル編ではついに参戦。

前哨戦では第9宇宙蹴りのバジルとの試合に臨むことになるが、なんと試合開始時寝てしまっていた。サタンに起こされ、「思いっきり遊んできてください」と言われてようやくバジルと対峙する。

当初はブウは本当に遊んでいたようでしばらくは楽しんでいたが、バジルの攻撃の衝撃に巻き込まれたサタンが意識を失ったのをきっかけに、原因となる攻撃を放ったバジルに対し怒りを爆発させる。

最終的には謎の丸薬でパワーアップしたバジルの攻撃を耐えきり、本気のかめはめ波で撃破。なんとかしのいだバジルだったが、結果として力を使い果たしてダウン。圧勝で初戦を飾った。

なお、この時のかめはめ波はブウ編当時のそれをはるかに上回る規模で放っており、現在でも闘いに関する才覚は健在であることを見せつけた。


「おまえ、つよいな。だけど、おれ、もっとつよいぞ」


担当声優の塩屋はこの形態をわがままな三歳児をイメージして演じたらしい。


その後「力の大会」に参戦するためトレーニングに励んだ結果、なんととんでもない激やせ姿を披露する。ただし、このトレーニングのせいで疲れが出てしまい、先述のとおり力の大会本戦は不出場となった。


漫画版「銀河パトロール囚人編」ではモロと対決。大界王神様に変身できることも判明。なお、大界王神様が持っていたカイカイマトルは(純粋)、即ちウーブに持っていかれていたことが判明した。


ドラゴンボールGT

中盤でベビー出現に気づき、サタンを守るため自らの体内に避難させた。そしてベビーにより卵を産み付けられてしまうも、元より相手を吸収する能力を持っているブウにとって孵化すらしていない卵等ものの敵ではなく、ベビーからはザコ呼ばわりされていたが自力でこれを抑え込む(不安がるサタンの横でブウの肉に包まれてビクビクと動いている卵が描写されている)

そして悟空が敗北した後は、サタンの孫娘であるパンを守るため体内に避難させてツフル星に向かう。サタンやパンと分離し、卵を何とかして外に出そうとするも、最後はベビーの攻撃から自身のかつての分身だったウーブをかばって二度と再生できないほど粉々に消し飛んでしまう。(本来なら細胞レベルから再生できる体質なのだが、なぜこの時再生できなかったのかは定かではない。)だが細胞の破片が自らウーブと合体してスーパーウーブへと至らせた。


ピッコロと合体した神様同様に「吸収された」わけではなく「二人が混和した」存在となったため、ウーブになった後も(ウーブの脳内に出現し)サタンのことを気遣う一面があった。


関連動画

ドラゴンボール超 第79話予告 「全覧試合開幕!魔人ブウ出陣!!」(2017年2月13日公開)

※東映アニメーション公式YouTubeチャンネルより

PS4/ Xbox One「ドラゴンボール ファイターズ」魔人ブウ/キャラクターPV

※バンダイナムコエンターテインメント 公式YouTubeチャンネル“876TV”より

魔人ブウ:無邪気(限定公開)

※バンダイナムコエンターテインメント 公式YouTubeチャンネル“876TV”より


関連イラスト


関連タグ

ドラゴンボールZ 魔人ブウ

概要

ドラゴンボールに登場する魔人ブウ(善)がミスター・サタンの弟子として、地球で暮らすための名前である。この名前で、天下一武道会で出場している。

仲間からは基本「ブウ」と言われている。


外見は悟空たちが最初に遭遇した時の姿。糸目でとても太ましい。バビディの手によって復活した当初の形態で、この時点で既に悟空以外は全く太刀打ちできなかった。(魔人ベジータは惜しいところまで善戦できたが)

オリジナルである魔人ブウ(純粋)が邪悪そのものなため気の資質は邪悪だが、人格は大界王神を吸収したおかげで善と悪が区別できないだけ(いわゆる「責任能力が全く存在しない状態」)の無邪気な性格をしている。それ故に、性格は子供に近い。

なお、当初のブウは5秒の睡眠時間で十分という特異体質であったが、悪のブウと分離した際に少し違う生物へと変異したため、今はどうか分からないとのこと。復活したフリーザが地球に襲来した際には睡眠時間が長くなっていたため眠り込んでおり、参戦しなかった。

力の大会でも、この睡眠時間のせいで不参加になった。


作中での活躍

ビビディやバビディ破壊殺戮は楽しい事と吹き込まれており、悟空に「悪いことだからやめろ」と説得された際は「良い子ちゃんみたいで嫌だ」と拒絶していたが、バビディ殺害後無軌道に暴れ回る様になった頃、当初ブウを倒すチャンスを窺っていたミスター・サタンに「何故人を殺すのか?」と問われ、「楽しいから、ビビディやバビディはそうやって遊ぶって言ってた」と返し驚愕されたが、そもそもビビディとバビディを知らないサタンにそれは誰かを問われ「オレを作ったイヤな奴等」と教えたことで「そんな嫌な奴なら言うことなんか聞いちゃダメですよ(あっ!楽しいなら良いんですよ!)」と言われ、その偶然の説得で子分のサタンは破壊や殺戮をダメなこと("悪いこと"では無い)だと思っている事、そもそもよく考えたら気に食わない連中の言う事を聞く義理もない事に気付き、破壊を一切やめる決心をし、友情を深めた。

それ以後は拾った犬を治してやったらどこまでもついてくる事をサタンに問い、「治したから懐いて甘えてきている(犬に良い事をしてあげたから犬はブウを好きになった)のだ」と教えられ犬を気に入って一緒に遊んだり

チョコをあげようとして「犬にチョコはダメ、ドッグフードとかでないと」と教えられ種族の違いによってはして良いこととダメな事があると言う事を知るなど、サタンもブウも無自覚ながら徐々に情操教育を受けある程度の善悪の区別がつく様になる(サタンは一応父親経験もある)


しばらく経ってから心無い邪悪な人間が拾った犬=ベエを傷つけた事で一時怒りを爆発させそうになるが、先にサタンがブチギレ、犯人をぶちのめした事で怒りを収める。

しかしそのサタンを報復として銃撃し傷つけたことで感情が暴走した結果、ギリギリ残った理性でサタンを治癒して逃がすも、(純粋悪)と分離してしまい、一時はチョコレートにされ吸収されてしまう。(以後よく知られる形態のブウを(善)とする)

(善)は吸収されたまま体内に残っていたことで(悪)の人格形成にも影響を与えており、(悪)は明確に「ダメな事」を楽しんで行っている台詞が多く散見される。

また、(悪)はビーデルに対し「サタンの気を感じる」とし、「サタンの娘の言う事なら」とほんの少しだけ妥協を見せることもあり、その後我慢の限界を迎えたときもピッコロの「まだ人類は残っているし、そいつらを殺してきたらどうだ」という決死の時間稼ぎをその場から一歩も動かず気弾を乱射(近年ではアサルトレインとも)することで達成して「さあ皆殺しにしたぞ」とした際もサタン近辺にだけは(他に人が居ないのもあり)撃ってすらいない事から、本能的無意識的な手心ではなく明確にサタンは特別と位置付けているようで、昨今の似た描写でも稀有な例と言える(盲目の少年が生還したかは不明)


悟空とベジータにより(悪)の体内で(善)は引き剥がされ、本来の姿に戻った(純粋)から吐き出され復活。

(純粋悪)の方のブウが生まれた時、(無邪気)のブウのパワーの大半を持っていったが、この時復活した(善)が奪われたパワーを取り戻しているかは不明。


なお、(純粋)もサタンに対して一瞬攻撃が遅れたり、直撃させる瞬間も力を抜いて加減するなど引き剥がされはしたものの体内に残っていた(善)の影響を多分に受けている。


(純粋)との決戦では時間稼ぎ要員として奮闘するも、復活したてでパワーが激減していたことや、ブウ同士であると通常通りダメージを受けてしまう特性が明らかになるなど、あまり役に立たなかった


(純粋)が消滅した後は、ベジータから「そいつがまたあのとんでもないブウを生み出したらどうするつもりなんだ」と始末されそうになり、ピッコロも破壊をやめた後も無邪気さ故の危険性は変わらないと考えていたが、サタンの説得と二人の活躍と貢献を認め、それを受け入れた悟空により、地球のドラゴンボールを使い人々から魔人ブウに関する記憶を消去し、「ミスター・ブウ」と名乗りサタンと一緒に暮らすことになった。(倒したのも「恐ろしい何か」程度に印象をぼやかした)

結局、ベジータの懸念は現実にはならなかったが、アニメ『ドラゴンボールGT』ではこの時(だけではないが)に使ったドラゴンボールによって別の驚異が誕生することとなった。


なお(純粋)の発生経緯を考えるとベジータの懸念自体は的外れであると言える。

まず大元のブウは(純粋)であり、そこから南の界王神を吸収して作中(純粋)に至る前に一瞬なったマッシブ形態及びになり、さらに大界王神を吸収したことでふくよかな(無邪気)の形になりコントロールが効くようになった。という経緯が描写されており

(無邪気)は(純粋)と(善)が揃っている上で(善)が優位な状態、(悪)は(善)と(純粋)が揃っている上で(純粋)が優位な状態である。

そのため(純粋)が(純粋悪)として出て行ってしまい、その両方が倒されてしまった以上(善)は(純粋)にはもうなりたくてもなれないのである。(成り立ち自体は自身の悪を追い出した神と追い出された悪であるピッコロ大魔王に近い)


当初は気の変化が激しい独特な気なため、戦闘力が分かりにくかった。そのため、バビディの魔術にかかったベジータは「この程度か」と見下したが悟空はすぐに潜在能力に気付き、この頃(無邪気)からおそらく自分達より強さが上でフュージョンしないと勝てないと判断していた。

(無邪気)時は超サイヤ人3に変身した悟空と同等ぐらい(最初に対決した直後にピッコロから聞かれた際には、前述の戦闘力の分かりにくさから手合わせしてもなおブウの力を完全に把握できなかったのか「勝てるかどうかわからない」と漏らし、界王神も「それでも勝てるかどうか」と評価している、また下界にいる時間がなくなるという事情と若い世代に未来を託したいという気持ちがありこの時点では決着を見送っている。後に戦いを見守る中でブウの強さをようやく把握できたのか、界王神界での(純粋)との対決前には「本当はフトッチョの頃のブウなら倒そうと思えば倒せた」と評価を改めている)であるが、(純粋悪)分裂後の(善)は魔人ブウの全形態でおそらく最弱。これは分裂時にパワーのほとんどを(純粋悪)に持っていかれたからである。

この形態は当初は気を探れなかったが18号同様悟空達の仲間になった後、悟空に教わったのか気を探れるようになり、悟空やベジータとも名前で呼び合う程の仲になっている。


神と神以降(ドラゴンボール超)

原作終了後を描いた「神と神」ではその食い意地のせいで破壊神ビルスを怒らせてしまい、圧倒的な力の差で敗れてしまう。しかしこれはブウの戦闘力が低いのではなく、ひたすら相手が悪かったと言うほかない(相手は超サイヤ人3の悟空をデコピン・手刀の二撃で倒すほどの実力者である)。

ちなみにかなりの世間知らずであり、原作では通貨の概念すら分かっておらず、『ドラゴンボール超』では知能があるかを試すテストで自分の名前すら書き損じていた。そのため第6宇宙との戦いに参戦できなかった。前者に関しては、人類が二本足で立つ前に地球へやってきてずっと封印されていたので仕方のないことだが。


続く未来トランクス編では状況に対する接点自体がなく不参戦、と活躍の場に恵まれずにいたが、宇宙サバイバル編ではついに参戦。

前哨戦では第9宇宙蹴りのバジルとの試合に臨むことになるが、なんと試合開始時寝てしまっていた。サタンに起こされ、「思いっきり遊んできてください」と言われてようやくバジルと対峙する。

当初はブウは本当に遊んでいたようでしばらくは楽しんでいたが、バジルの攻撃の衝撃に巻き込まれたサタンが意識を失ったのをきっかけに、原因となる攻撃を放ったバジルに対し怒りを爆発させる。

最終的には謎の丸薬でパワーアップしたバジルの攻撃を耐えきり、本気のかめはめ波で撃破。なんとかしのいだバジルだったが、結果として力を使い果たしてダウン。圧勝で初戦を飾った。

なお、この時のかめはめ波はブウ編当時のそれをはるかに上回る規模で放っており、現在でも闘いに関する才覚は健在であることを見せつけた。


「おまえ、つよいな。だけど、おれ、もっとつよいぞ」


担当声優の塩屋はこの形態をわがままな三歳児をイメージして演じたらしい。


その後「力の大会」に参戦するためトレーニングに励んだ結果、なんととんでもない激やせ姿を披露する。ただし、このトレーニングのせいで疲れが出てしまい、先述のとおり力の大会本戦は不出場となった。


漫画版「銀河パトロール囚人編」ではモロと対決。大界王神様に変身できることも判明。なお、大界王神様が持っていたカイカイマトルは(純粋)、即ちウーブに持っていかれていたことが判明した。


ドラゴンボールGT

中盤でベビー出現に気づき、サタンを守るため自らの体内に避難させた。そしてベビーにより卵を産み付けられてしまうも、元より相手を吸収する能力を持っているブウにとって孵化すらしていない卵等ものの敵ではなく、ベビーからはザコ呼ばわりされていたが自力でこれを抑え込む(不安がるサタンの横でブウの肉に包まれてビクビクと動いている卵が描写されている)

そして悟空が敗北した後は、サタンの孫娘であるパンを守るため体内に避難させてツフル星に向かう。サタンやパンと分離し、卵を何とかして外に出そうとするも、最後はベビーの攻撃から自身のかつての分身だったウーブをかばって二度と再生できないほど粉々に消し飛んでしまう。(本来なら細胞レベルから再生できる体質なのだが、なぜこの時再生できなかったのかは定かではない。)だが細胞の破片が自らウーブと合体してスーパーウーブへと至らせた。


ピッコロと合体した神様同様に「吸収された」わけではなく「二人が混和した」存在となったため、ウーブになった後も(ウーブの脳内に出現し)サタンのことを気遣う一面があった。


関連動画

ドラゴンボール超 第79話予告 「全覧試合開幕!魔人ブウ出陣!!」(2017年2月13日公開)

※東映アニメーション公式YouTubeチャンネルより

PS4/ Xbox One「ドラゴンボール ファイターズ」魔人ブウ/キャラクターPV

※バンダイナムコエンターテインメント 公式YouTubeチャンネル“876TV”より

魔人ブウ:無邪気(限定公開)

※バンダイナムコエンターテインメント 公式YouTubeチャンネル“876TV”より


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