概要
ブルマと同様に絶滅しつつある女の子のための聖アイテム。色は白であることが多い。足の細いキャラ、脛とふくらはぎが美しいキャラによく似合う。
イラストでは少ないが、カラーのものやワンポイント付のものもある。
「三つ」と名前が付いているが、三つ折りソックスと呼ばれているものは一つ折りソックスが多く（縁にフリルが付いていると分かりやすい）、実際に三つ折りの形で売られているものもある。
ゴムが緩かった時代に靴下がずり落ちてだらしなく見えるのを防ぐ目的で、ハイソックスを折ることで始められたともいわれているが、その起源については諸説あり定かではない。
三つ折りソックスの現在
現在では三つ折りソックスはダサいもの、古くさいものというイメージがあり、制服とともに着用が義務付けられている一部の伝統校の生徒がはくのみでほぼ絶滅状態にある。その影響もあってか漫画、アニメ、ゲームに登場する少女キャラクターのうち、三つ折りソックスを身につけている者の割合は極端に少なく、こちらも絶滅の危機に瀕している。
というイメージにもかかわらず…？
女子の好みの細分化・黒ソックスや紺ソックスといった短い丈の靴下の定番化により、ラルフ・ローレンの三つ折りソックス、白・紺の三つ折りソックスを地方で見かけることができるようになり、黒タイツ共々、復活の兆しを見せている。
かつてのルーズソックスやニーソックスほどの勢いは出ないのでは？と危惧されていたが、若い女性を中心に、足首に折り返しのあるソックスがじわじわと流行し、令和元年時点では一般的なファッションとなっている（折り返す他、短い靴下をルーズソックスのようにくしゅくしゅにするなど変化球が見られ、制服を着た女子高生にも愛用されている）。
街では、折り返し部分にフリルやワンポイントなどのあるお嬢様が履くような物までもがファッションに取り込まれており、アニメやゲームのヒロインなどでも、いつまにかニーハイや黒ソックスといった人気のあるソックスと並ぶほどに定番化している。
ただし、昔のように白だけが流行っているだけではなく、更に短いアンクルソックス派もいて、当時と違う形でハイソックスとルーズソックスの流行も来ている。
このようになったのは、現実で学校制服のスカートの改造防止にスカートの裾にエンブレムを入れるようになったこと、スカートを短くしづらいようにスカートの裾を固くしたことが原因と言われており、長めのスカートと似合う三つ折りソックスが持てはやされるようになった為と言われている。固めのローファーではなく、機能的な運動靴と併用する娘っ子も増えている様子。
ネットでは「制服の仕様が変わっただけで、リバイバルブームとは別」「ハイソやニーソのほうが萌える」「制服だけじゃなくて私服もかわいい」等と、様々な意見が飛び交っている。
三つ折りソックス（特に白）の魅力
ふくらはぎから足首へと固く締まってゆくなだらかな曲線の先に咲いた、目の醒めるような白い花。そのつつましくも可憐な美しさは古くから紳士たちに愛されてきた。
魅力はなんといっても脚の素肌が他のソックスに比べて多く露出していること、脛とふくらはぎを強調していること、折り目の美しさにある。膝から下のかなりの部分を布で覆ってしまうハイソックスやスクールソックスは、もっちりとしたふくらはぎと固くすべすべしている向こう脛という、好対照をなした二つの部分の質感を隠してしまう欠点がある。その点、三つ折りソックスは脚が本来持つ曲線、きめの細かい肌の美しさを存分に見せてくれる。
そして短過ぎないこと。三つ折りソックスは足首の最も細くなる部分から下を覆う。足首の下にはごつごつと突き出たくるぶしが左右にあるが、これを厚い折り返し部分がふんわりと隠すことでより女性らしい柔らかな印象の脚になるのである。
また、カフスのような折り目が付くことで、靴下自体や足首が強調されるのである。
スカートが柔らかく見えることと足が棒のように細く見えることも重要な萌えポイントで、
膝丈スカートとセットだとお嬢様風になり、ミニスカートや吊りスカートとセットだといなかっぺの女の子っぽくなり、なんとも言えない魅力が出る。
ニーソ、絶対領域萌えの人に受け入れられてもらうなら、「ニーソの上から三つ折りブーツを履かせる」「ニーソの端を三つ折りにする」という対処法で三つ折り属性を付けられる（後者も折り目の影響で太もも以外が細く見える）。
寒い日はベージュタイツと併用されることがあり、黒タイツの上から三つ折り靴下を履かせて、更に靴を履かせるとお母さんやお婆ちゃんに防寒させられたダサかわいい女子高生のようになる（KOF97の麻宮アテナがやっていたことがあった）。
くるぶし部分に腹巻きのような厚地の輪が付いた類似品もあり、外見が三つ折りソックスに非常に似ている。
三つ折りソックス着用キャラ
