新幹少女(しんかんしょうじょ)はアニメ版の『アイドルマスター』に登場するアイドルユニット。こだまプロ所属の三人組。
概要
青髪がひかり、ツインテールがつばめ、茶髪がのぞみと、それぞれ新幹線の列車愛称から(プロダクション名も含め)名前が取られている。苗字は設定されていない様子。
アニメ第10話にて初登場。その後の活躍は杳として知れないが、765プロ、961プロ、876プロ以外の面々では貴重な名前持ちのキャラクターであり、二次創作ではしばしば脇役として登場させられているようだ。
第23話で番組のポスターとして再登場。「新幹少女TV」というスポコンバラエティ番組のレギュラーとして毎週金曜夜7時から出演。
また、ジュピターの楽曲アルバムCD『THE IDOLM@STER Jupiter』のドラマパートでも名前のみ触れられている。ギリギリグラビアとは一体…
アニメ『アイドルマスターシンデレラガールズ』第1話でも雑誌のグラビア写真として出演している。
メンバー
- ひかり(CV:日笠山亜美)
ハスキーボイスが特徴的なクール寄りの性格。
優しいフリをして高槻やよいに心無い言葉を浴びせて心に傷を負わせ、菊地真が事故で怪我した際もいの一番に煽りに来るなど、かなり嫌味な部分が目立つ。
リレーではアンカーを務め、真と接戦を繰り広げた。
その後、やよいとは和解し友達となった模様。
- つばめ(CV:斎藤桃子)
ユニット内ではセンターを務める。
キュート寄りのキャラで、ライバルアイドルには嫌味な一方、ファンの前ではあざとさ全開。
仲間に対しては面倒見のいい一面も。
リレーではやよいを追い抜く際に罵声を浴びせたが、その後No Make+!で、ひかりと同じく和解したことが語られている。
ちなみに中の人は「アイドルマスターXENOGLOSSIA」で双海真美を演じていた。
- のぞみ(CV:庄子裕衣)
他2人とともに765プロを煽りに来るも真に一目惚れし、あまりの本気さに仲間をドン引きさせた。事務員の妄想でもなんでもないまさかのリアル百合である。
リレーではトップバッターで、ちゃっかりフライングしながら我那覇響にあっさり追い抜かれた。
自陣が765プロに敗北したことで失恋に終わったかに見えたが、その後のNo Make+!でついに告白にまで至り、真の悩みの種となっている。
関係者
- 新幹少女プロデューサー(CV:三浦潤也)
新幹少女を勝たせるため、765プロのプロデューサーに業界内の影響力を盾に八百長を持ちかけるも断固拒否され、憤慨したところに水瀬伊織から親会社社長の娘であることを盾にされて逆に尻込みさせられる。
終いには担当アイドルが765プロに劣勢に立たされる姿にうろたえるばかりで、黒井社長から「小物」と一蹴された。
その後は、765プロPを通じて伊織に取り入ろうとしていることがNo Make+!で示唆された。
漫画版(まなマス)の補完エピソードにも新幹少女と共に登場。
765Pと再会し相変わらず嫌味を言ったりもしたが、「自分の担当アイドルたちを信じてやるのもオレたちプロデューサーの仕事」という言葉を返されハッとする。
新幹少女の3人を思い浮かべて自分も彼女たちのことを信じていることを打ち明け、照れくさそうな表情も見せている。
その様子に765Pは根の部分は同じと感じ、仕事の後はお互いにライバルとして意識するようになるのだった。
このように内面は決して嫌らしいだけではなくどこか憎めないところも併せ持つ人物として描写されたことにより、彼に対するアニメ版の視聴者からの印象は大分変わってくるのかもしれない。
余談
アイマスのアイドルはほとんどがイメージカラーが東京の地下鉄のラインカラーと一致し、例えば天海春香が丸ノ内線、如月千早が都営三田線といった具合である。第10話終盤のリレーにおいて、アンカーが新幹少女側がのぞみ、765プロ側が菊地真(イメージカラーは黒だが、東京の地下鉄では銀色(実際には灰色に近い)である日比谷線が類似)である。結果は真が勝利したが、これを鉄道で表すと、700系新幹線(もしかしたらN700系新幹線とも考えられる)が日比谷線03系電車に負けたということになる。実際、発車してすぐの加速はそうなのだが。
Blooming Clover
ミリオンライブのコミカライズの背景に出演、のぞみをひかりが肩車していた、残念ながら肩車は二人なのでつばめは登場しなかった。
関連タグ
魔王エンジェル:立ち位置が似ているアイマスの3人ユニット