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概要

妖怪ウォッチの実は怖い部分などを、イベントやキャラクターを例に出して解説していく。

また作品中では怖くないが、元ネタは怖いものもここで扱う。なかにはなにこれブキミーと接点のあるものも取り扱う。

一部ネタバレが含まれます。

イベント

赤い箱関連

犬になった気分はどうだい?犬になった気分はどうだい?by通称赤い箱のお兄さん箱を預かるように頼まれた主人。その際に、「絶対に開けてはいけない」と告げられる。

赤い箱を開けた時の代償は赤い箱の妖怪ウォッチの項目を参照。

その中でも、アニメ版犬時間は怖い。ゲームの場合はひたすら昼夜を過ごすだけで、不気味とはいえそれほど怖くないのだが、アニメ版ではケータの視点で犬時間の様子が描かれている。

とある立派な家のジャックラッセルテリア風の犬になったケータ。ウィスパーとジバニャンが雨の中、姿を消したケータを探し回るもケータの声は二匹には届かない。

途方に暮れているとケータのともだち妖怪たちと邂逅。 再会の喜びも束の間、彼らは信じられない事を口にするのだった。

それは後述のコマさんの項目にて。

そうこうしているうちに、まるで夢だったかのように自室のベッドで目を覚ますケータ。だが、本当の恐怖はここからだったのだ……。

七人のミサキ

妖怪ウォッチ2にて夜のおつかい横町で起こるイベント。

少し色の薄い六人の主人公が行進しながらやって来て、本物の主人公を探していたかのように振る舞って主人公も列に並ばせ、一緒に踊らされるというもの。

六人の正体はモノマネキンで、踊りがちゃんと出来ればアイテムをくれ、失敗すれば呆れたように次までに練習するように言われる。

だが何故主人公の姿をして踊っていたのか、七人いるはずの本当の最後の一人は何処にいるのかは明かされていない。何処か背筋がヒンヤリする話である。

そしてさらに元ネタは怨霊かその類いの妖怪とされている。

常に七人組で行動し、逢うと高熱に見舞われて死んでしまう。すると先に居た七人組の誰か一人が成仏し、代わりに七人組に逢って死んだ人間が七人組の一員になるというもの。詳しくは→七人ミサキを参照。

玉手箱

妖怪ウォッチバスターズのビッグボスGババーンに勝つと彼女に気に入られ、後日使者がバスターズハウスに玉手箱を持ってくる。

普通の玉手箱は 「絶対に開けてはいけない」 と言われるのだが、添えられた紙には「これでますますステキになってください」と書かれている。

浦島太郎の伝説のようになるのでは? と「開ける」「開けない」の押し問答の末、コマさんが美味しいお菓子が入っていると思い込んで開けてしまう。そしたらなんと砂夫ジバニャンコマさんの3匹は顔に老人のような白い髭を蓄え、身体は筋骨隆々のマッチョになってしまったのだった。

妖怪

本当は怖いウィスパー

無印妖怪ウォッチでは現在と違って有能執事だったため、黒幕説も流れたが事実ではない。しかしながら、無害な妖怪かと思えばそれも違う。

まず妖怪ウォッチが無くてもガシャから出てきたときに主人公には見えたところ。だがこれには理由があるが怖い話ではないのでここでは省略する。

ウィスパーは特定条件を満たすと危険な妖怪になる。

その条件とはやきモチモテモ天砂夫のように心を操る妖怪に取り憑かれること。

やきモチの場合。

ジバニャンと自分を比べてそれに嫉妬し、ジバニャンやケータにバッドで攻撃してきた。この回ではフミちゃんやたくさんのともだち妖怪がやきモチに取り憑かれたが、実際に攻撃してきたのはウィスパーだけである。ちゃお版では普段はジバニャンに怒られると黙るはずがこの時はジバニャンに張り合っていた。

モテモ天の場合。

モテモ天は次々とともだち妖怪を自分の虜にしていく。この時ばかりはどうにもならないと思われたが、なんとモテモ天の虜になったウィスパーは同じく虜になったジバニャンを排除しにかかったのである。

モテモ天は喧嘩の巻き添えを食らい、その結果ケータたちは勝つことが出来たのだが彼の恐ろしい一面を知ることとなった。

砂夫の場合。

夏の暑い日に扇風機が壊れてしまい、ケータがウィスパーに「涼しくなる妖怪」はいないかと聞くと、砂夫にとりつかれたウィスパーは「すでにここに」と答えた。妖怪ウォッチで見てみると、そこには実際に首だけのおぼろ入道が居たのだ。

ウィスパーが呼んだのか、たまたま砂夫の能力でおぼろ入道が素直に応じたのかわからないが、アニメ版の1話でケータのためにレアな虫をたくさん呼び寄せたのでそういうことが出来るのかも知れない。そうだとしたら危険な妖怪を呼び寄せてしまうのは非常に危ない。

そしてジバニャンへの報復がえげつないものがある。ウィスパーの内部の闇は深いのかも知れない。

ウィスパーは妖怪ウォッチバスターズにてバスターズに初参加したのだが、地雷を使ったり(爆破範囲内は敵味方両方ダメージを受ける)、吸収で自分しか回復しなかったり(ただし映画コミックでは経口経由でフユニャンを回復させていたが)、ブレス技で相手の防御力を下げたりと見た目に反して物騒である。

また、妖怪ウォッチ2の「キツネの嫁入り」にて正体がバレたら危険かもしれないにもかかわらず、主人公に何処から出したのかキツネのお面を渡し半ば強制的にレアアイテムが貰えるからと言って参加させたりした。

センシティブな作品

あと身体の形状をかなり自由に変えられるようで時に8頭身(ウィスパゲリオン)、時にマッチョになったりと不気味である。ウィスパゲリオンと化した際は良くないことが起きる。

本当は怖いジバニャン

ジバニャンは地縛霊である。

地縛霊とはその土地に縛られ、目的を果たすまで、もしくは目的を果たしても目的を果たしたと認識せず成仏出来ない霊を指す。ジバニャンも目的を果たすため、人にとりつき車の前へ移動させる。

たまたま死者が出なかっただけで、自殺を促す地縛霊とやっていることは同じなのだ。

しかし、地縛霊であるとともに彼は妖怪でもある。生前のジバニャンはアカマルだったが、実は生前から妖怪ではあったのでは無いかと考えることもできる。実際に妖怪ウォッチバスターズ妖怪ウォッチ3では妖怪の一匹とされ、妖怪メダルも存在する。

妖怪が強い未練を残して死んだために地縛霊妖怪となったのだとも考えることができそうだ。

本当は怖いコマさん

あの可愛いコマさんが視点を変えると怖いのは、先述の犬時間より。

犬になったケータが困っていたところ、他のともだち妖怪とともに来てくれた。助けてくれるのかと思ったのも束の間、コマさんはケータが新しい犬友達が出来たと他の犬妖怪や犬と共に喜んだのだった。

ケータは人間に戻りたいと訴えるがまるで通じない。人間と妖怪の違いを感じさせられる回でもあった。

今週のコマタク案件。今週のコマタク案件。byもきちコマさんシリーズでは、『コマさんといく』で話が通じない部分を天然さで乗り切り、『コマさんタクシー』では毎回(稀に人間)と彼らの関わる事件への、視聴者の苦情のお便りを紹介してゲスト妖怪を反省させる。話を淡々と切り出していて、目が笑ってないことに戦慄を覚える。

あと妖怪ウォッチがなくてもコマさんが見える人物は何気に多い。

コマさんの人間の姿コマさんの人間の姿by詩@ついったーに籠り気味人間社会では頭に葉っぱを乗せて、周囲に人間と認識させた姿で生活しており、アニメでの『コマさん探検隊』(帽子の下に載せていると思われる)や『コマさんと行く』で確認できる。なお、人間態のコマさんの姿は地味な垢抜けない青年姿。

しかし、コマさんはジバニャンやウィスパー、USAピョンなどの他の妖怪に比べても幼さや無知式を感じる言動が顕著に多く、人間態でもそういった行動を平気でとっている。つまり、ほとんどの人間にはコマさんは幼稚な思考、言動をする青年として見えているのである。

アニメでは葉っぱを乗せている妖怪の可愛いコマさんとして表現しているので、コマさんがそういった行動をしていることを視聴者は極力感じないような内容になっている。(ちなみに、青年雑誌『ヒバナ』で連載された漫画『コマさん~ハナビと奇跡の時間~』では、その事がかなりダイレクトに表現されている。)

本当は怖いブシニャン

ジバニャンの先祖であるが、実体をもたないブシニャンはジバニャンの精神を乗っ取り実体化する(コロコロ版)。更にブシニャンを怒らせると骨に鎧を纏った姿で現れその対象者を呪う(コロコロ版)。

本当は怖いブチニャン

ジバニャンとウィスパーが合体して新たな妖怪になったとされるが、妖怪ウォッチバスターズでは独立して存在する。バスターズの妖怪大辞典を見ても先述のことが書いてあるにもかかわらずジバニャンとウィスパーの目の前に存在した。この妖怪は本当にブチニャンなのだろうか?ジバニャンとウィスパーとは違う性格も混ざっているようだ。

そしてブチニャンを目の前にしたジバニャンとウィスパーの会話がまた不可解で(詳しくはブチニャンの妖怪ウォッチバスターズの項目を参照)ジバニャンはブチニャンに関する記憶が無いようである。

そしてある日、ブチニャンはバスターズの妖怪たちをYBKホールに呼び出した。そしてある伝説の封印を解くようにお願いするのだった。それが恐ろしく危険なものと半ば知ってるようで、それでもバスターズの妖怪たちを巻き込んだのだった。

このブチニャンの正体は未だに明かされていない。

本当は怖いうみぼうず

だいだらぼっちの色違いであり、海のような広い心を持っていて、実は海の化身な妖怪。取り憑かれると、小さな事は気にしない大らかな心の持ち主になる。

ところが本来の海坊主は船に水を掛けて沈めたりする海難事故を引き起こす妖怪なのだ。その正体は蒙古襲来の際に水死した霊魂だとも言われている。

本当は怖いにんぎょ

人間の上半身に魚類の下半身を持ち、美しい声で歌を歌い、陸に興味津々のにんぎょ。童話で人魚姫が広く知れ渡っていることもあり、妖怪ウォッチでの彼女を見るにその姿は可愛らしい女性の姿をしているのが一般的のようだ。

しかし古来より人魚は"人間嫌いで人間に危害を与える伝説"が多く人を喰らう。そして美しい容姿のものから醜い容姿のものまで様々。美しい容姿の人魚でさえ、美しい歌で船人を狂わせ遭難させる。なのでにんぎょ・怪の方が本来の姿に近い。

本当に怖いひも爺

70話「妖怪 うらや飯」を皮切りに恐怖のひも爺になった。ケータがうらや飯に対抗するために呼び出したのだが、うらや飯が何度ご飯を出してもたいらげてゆく。

のちのち、食べ物系の妖怪の前に恐怖のBGMとともに姿を現すのだった……。

本当に怖いフゥミン

彼女は気に入った人間を玩具のように扱い、眠ることを許さない。そして彼女に飽きられる頃には心も体もボロボロになっている。

本当に怖いおねむの精

とりついた人間の夢の中で一緒に遊び、とりつかれた人はそれがあまりにも楽しすぎて起きることができなくなり、永遠に眠り続けるというもの。

本当は怖いふぶき姫

見た目はとても可愛いらしい姫君。「学校のマドンナ」扱いでふぶき先生として登場する位。

どんな紳士でも惚れてしまいそうな可愛さだが……。

彼女の本当は怖い話はアニメの81話の「妖怪あつガルル」の話。あつガルル達あつい系妖怪は天野家で鍋焼きうどんを食べていた。その熱さはノガッパをミイラにするほど。

ふぶガルふぶガルby壬RYUZINしかし、彼女の乱入により立場が逆転。彼女は「あつい系とかさむい系とかさぁ、そういうのもう止めようって言ったよね」と言って「だからこそ、私たちが頑張らないといけないでしょ、ね?」と握手であつガルルの手を凍らせてしまう。

本当の恐怖はこれだけで終わらなかった。

メラメライオンをわざと松岡修造のように燃え上がらせて「そうそう、その調子」とクルクル回ってはしゃぐ。すると、メラメライオンは氷漬けに。あせっか鬼ではわずかばりの汗を「さすがあせちゃん!」と褒め拍手で凍らせてしまう。

悪意のない悪行はさらにエスカレートしてゆく。

のぼせトンマンあつガルルにかき氷を奢るという鬼娘的所業。(だけど紳士は熱い時にはかき氷奢ったら嬉しいという声も)ケータもウィスパーもジバニャンも震えてしまった。オチではケータ達を凍らせて、無邪気に笑うのだった。

更に怖いのが83話「イナホとUSAピョンのロケットチビチビクミタテール③~冷却装置編~」で、サウナでパーティをしている最中に乱入し、かじかませるという空気読めない(KW)形で登場している。ふぶガルというコンビまで登場しているそうだが…?

本当は怖いあんのジョー

その能力は「考え得る最悪の事態を引き起こす」というもの。

すなわち、とりつかれた人間が「この後事故るな」と思えばその通りの最悪の事故を招くし、「ぬかも」と思ったら最後、命を落とす事は必定なのである。

人物

妖怪ウォッチを使わなくても妖怪が見える人たちがいる。

本物の人間であることもあれば、実は妖怪が化けているなんてことも……

死期が近い人物が急に見えるようになったり、妖怪が信頼した人であれば見えたりするかもしれない。

だが妖怪に信頼してもらうということが必ずしもいい結果になるとは限らない。

場所

えんえんトンネル

えんえん少女

えんえんトンネルでるくいたたきは全て彼女の作った幻である。それほど妖力の強い妖怪でありながら妖怪メダルのことを知らないなど、浮世離れした面が強調されている。

えんえんあぜ道にもゴール地点の彼女の家らしき所に登場するが、びしゃがつくについて何も語らないためあぜ道については不明確なことが多い。

pixivに於いては

妖怪ウォッチのホラー的要素を含んだ作品につけられるタグとして機能している。

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