「ひもじい・・・」
概要
CV:宮澤正
No | 167 |
---|---|
種族 | ポカポカ |
ランク | E |
好物 | おにぎり |
スキル(元祖) | おにぎり(ピンチになったときHPを一度だけ回復する) |
スキル(本家) | ひもじすと(味方に使う食べものの効果(HP回復)が2倍になる) |
こうげき | ずつき |
ようじゅつ | いやしの術 |
必殺技 | ひもじインパクト(天に願いをささげて呼び寄せた大量のおにぎりで味方全体のHPを回復する) |
とりつく | おなかをすかせる(とりつかれた妖怪はお腹が減ってしまい、ちからがダウンする) |
魂 | 自分のHPが少しずつ回復する |
ウォッチ | さくら中央シティ |
人のお腹を空かせる力を持っている妖怪。できることはそれだけ。ひも爺自身も常にお腹が空いている。(妖怪大辞典より)
とんがった頭を持つ老人の姿をした妖怪。ヒモジイサマとも呼ばれるヒダル神の一種らしい。名前の由来は「ひもじい」+「爺」から。
レベル22になるとくいい爺に進化するが、「2」からは「愛情むすび(愛情がたっぷり詰まった梅おにぎり)」というアイテムと合成させないと進化できない。
Bランクまで出世するが、かわいらしいじい様が一気におぞましい怪人と化すその衝撃はちびっ子にトラウマを与えた。指名手配妖怪のキモ爺(水色)よりよっぽど気持ち悪い。
ちなみにこめ爺もBランクなので、どうしてもひも爺系を使いたければ彼を推奨。
「2」ではストーリー内で仲間にすることができる。
「3」ではメリケン粉との合成でメリケン妖怪のハングリーGに進化する。
色違いにこめ爺(体が米でできてる珍しいひも爺)、レジェンド妖怪に花さか爺(町中を桜の花でいっぱいにした伝説をもつひも爺)がいる。
バスターズ
第7話のサブミッション「オジイ・ハザード」で大量発生する。このミッションはちからモチと一緒にひも爺を倒すというもので、戦ってる間におにぎり侍とプライ丼が食われ、すもうどんに限っては巨大化したひも爺に貪られるという阿鼻叫喚ものとなっている。
また、上記に紹介した4匹を友達にすると、ようかいの輪「ひも爺が天敵」が解放される。これの報酬はくいい爺。ごはん系妖怪逃げて超逃げて。
アニメ
ケータサイド
4話「妖怪 ひも爺」(初登場)
コンビニ「ヨロズマート」に取り憑いてた妖怪。老人らしく、すぐ寝てすぐ起きる。
フミちゃんがコンビニでの買い食いがやめられない原因を作っている。バクロ婆とはお茶を一緒に飲むほど仲がいいらしく、バクロ婆に取り憑かれて、コンビニに取り憑いている理由を話した。
彼は生前孫娘がおり、コンビニでお人形を買うなど仲が良かったが、彼女が小学生になってからはなかなか一緒に遊ぶ機会がなくなり、嬉しい反面寂しい思いをしていたらしく、そのうちお迎えが来てしまったが、もう一度彼女に会いたいという一心から妖怪となった。
が、無関係の人をひもじくしているのは妖怪になった際に記憶の一部を失い、孫娘の顔が思い出せないためである。
話を聞いて号泣したウィスパーにいけないとハッキリ言われたことで踏ん切りをつけ、コンビニを立ち去った。立ち去った際に女子高校生2人とすれ違った。その1人のバッグには見覚えのある人形が・・・。
それはひも爺の孫娘だった。彼女は今でも祖父の事を覚えていたのである。
偶然が生んだ奇跡。孫娘の元気な姿をみて安心したひも爺はケータに妖怪メダルを渡した。
6話「妖怪 メラメライオン」
ポカポカ族初召喚。カンチに取り憑いたメラメライオンを優しく説得した。メラメライオンは素直にカンチから離れたが、その直後にフミちゃんに取り憑いた。
14話「妖怪しゃれこ婦人と妖怪ジミー」
ケータの母に取り憑いたしゃれこ婦人を説得しようと近づいたら、いきなり取り憑かれ、サングラスにアロハシャツ、サーフボードと派手になった。
23話「妖怪 つまみぐいのすけ」
つまみぐいのすけに取り憑かれた、ケータの母に更に取り憑いてひもじくさせる。負けじとつまみぐいのすけも奥義・つまみ神拳を出すが、ウィスパーの助けもあってひも爺が勝利する。
が、妖力が強すぎた為ケータもひもじくなり、母と一緒に思いっきり食べた。
59話「妖怪 おでんじん」
おでんじんの沁みるゲージを満タンにするべく召喚される。
孫娘は生前のひも爺に医者になると約束した。その際ひも爺は長生きするという約束をするも死去し、それをきっかけに孫娘は必死に勉強して合格。今でも約束を果たすために勉学に勤しんでいるという話を語った(この話は4話の終了後の話と思われる)。
この話を聞いて心に沁みたおでんじんは妖怪メダルを渡すのであった。当然ながらこの話でゲージは満タンになり、周りも思わず涙を浮かべたのである。
70話「妖怪 うらや飯」
ファミレスでケータの両親に取り憑いたうらや飯に対抗するために召喚された。
食べても食べても瞬時に再生するうらや飯をものともせず、うらや飯のご飯部分をお茶漬けにして食べ続け、最後はうらや飯がその無限の食欲に根負けした。
しかしうらや飯のご飯だけでは物足りなかったのか、ファミレスの他の客の料理まで次々と手を出し、ケータ達を大慌てさせたのだった。
・・・この話以降、ひも爺がハジける事になろうとは誰が想像し得たのだろうか。
82話「妖怪 やきモチ」
やきモチのモチを焼く匂いに釣られて登場。
ケータのともだち妖怪をやきモチ焼きにさせまくっていたやきモチを、つまみぐいのすけと共に再生不能になるまで食べ続けKOした。最後まで食べてない為、手加減した疑惑アリ。
85話「妖怪 プライ丼」
ケータに取り憑いたプライ丼の匂いに釣られて学校の廊下に登場。その際の登場シーンが、画面が赤暗くなり、おどろおどろしいBGMで登場するというホラーもの。
うらや飯ややきモチを食した経歴から、丼系妖怪の天敵、更に後のうらや飯の発言より泣く子も食べる餓えた翁(おきな)と呼ばれ恐れられている事が判明した。プライ丼に逃げるようにと前回ひも爺に食されたうらや飯が忠告に来るが、自分のプライドの為に勝負を挑んだプライ丼の頭の揚げたて熱々海老天をものともせずに食してしまう。
敗北したプライ丼にトドメをさすかのように、彼の残ったたれ付きご飯も、彼を助けるために割って入ったうらや飯もお茶漬けにし米粒一つ残さず完食。
食べられてる二人の断末魔の叫びがさくら第一小学校の廊下に響くのであった・・・。
91話「みんなで歌おう!妖怪紅白歌合戦!」
つまみぐいのすけとのユニット、「たべものがかり」の一員としてケータにうたメダルでつまみぐいのすけ共々召喚され、妖怪紅白歌合戦に出場した。
歌い終わった後、丁度自分達の前に歌っていたうらや飯とプライ丼をつまみぐいのすけと共に再び平らげてしまう。
103話「ムダヅカイの繁殖」
85話のようにホラーチックで登場。
本人いわく、「この時期のムダヅカイはいい味が出る」とのことで、季節の味を堪能するため、土鍋やコンロなどの調理セットや具材のネギ、お手製の味噌を持って登場。網で一網打尽にし、手際よく調理を始めた。妙に手慣れていたが、毎年やっているらしい。
勧められたケータが満腹になるほど食べていたので相当おいしいと思われる。
満足したところで去って行き、ケータはこれでムダヅカイのとりつきから逃れられた、と安心したが・・・。
104話「妖怪 インチキン」
ケータが「ニワトリと言えば鶏肉、鶏肉と言えば親子丼」という考えのもと、久々にまともに召喚されての登場。
ケータの思惑通り、インチキンを見て親子丼にしたらうまそうだとよだれをたらした。
しかしインチキンが自分はカラスだと言い張り、ニワトリのふりをするようになったエピソードを聞いて食べるのをやめた。
だがその話はインチキンのウソだったため、ケータ達と共にしてやられてしまった。
107話「妖怪 カクさん」
カクさんによって流れたウィスパーのとある噂を鵜呑みにし、怒ってウィスパーを袋叩きにした妖怪の一人として登場。ひも爺が怒る場面はある意味、貴重かもしれない。
124話「お仕事シリーズ『妖怪ファミリーレストラン』」
新入りのファミレス従業員としてつまみぐいの助とともに登場。やはりここでもひもじすとっぷりが発揮されている。
オチではカニをつまみ食いしようとするが、コマさんが間違ってカニではなくワニを取り寄せたため、逆にワニに食べられそうになる。17話前の話で根も葉もない噂を鵜呑みにしてウィスパーをボコった天罰だろうか・・・。
135話「妖怪 たこうらみ」
ここでもつまみぐいの助と一緒に登場し、蛸煎餅になったたこうらみを食べた。
142話「妖怪 テンパるンバ」
妖怪ダンス大会の参加者として登場。ダンスパートナーはバクロ婆。
149話「妖怪 チクリ魔」
逆上した拍子に甘栗の匂いに釣られて、甘栗を食べながらチクリ魔の前に登場した。そして、つまみぐいの助とともに彼を食べた。
151話「お試し!妖怪バズーカ!」
妖怪バズーカの「鬼てんこ盛り」で「もう一つおまけ」と称して他の3体能力と共にウィスパーに発射された。なお、本人は未登場。
177話「妖怪 しらんプリン」
つまみぐいの助とともに木陰に隠れていて、しらんプリンを食べているジェリーを見て、怖くて怯えていた。
ひも爺「なんで恐ろしい人間なんじゃ…。」
つまみぐいの助「怖いよ〜…あんなの本気食いを超えてるよ…。」
197話「トレジャーハンター編 #17 お年寄りは大切に」
しわくちゃんとバクロ婆の2人と共に老人系妖怪で結成されたとレジャーハンターチーム「優先席座り隊」のメンバー。「孫のために秘宝を見せたい」という理由で探検しており、インディ・Jたちと出会う。
しかしそれは、「健気な老人と思わせて油断させお宝をダッシュ&奪取作戦」という狡猾な作戦で、孫の存在も嘘だった。インディ・Jを出し抜いたのはいいが、門をくぐった先はまた長い階段だったという因果応報かつ骨折り損の結果となった。
203話「妖怪チクチクウニ」
天野家に襲来したチクチクウニの対策会議中のケータ達の前に自ら出陣した。そのまま食べようとしてチクチクウニのトゲが口にささり大怪我をした。
チクチクウニにディスられプライドを傷付けられたひも爺はお食事スーツを着て、ハイパーひも爺にアップデートした。
206話「妖怪カゲロー」
アイタタタイムズのインチキ新聞により、「ひも爺本当は大食いではなかった。」と取材され、ショックしてしまった。その後、ふぶき姫たちとともにアイタタタイムズの後ろに現れ、「ワシは好物を最後に食べるんじゃ!」と怒り出した。
イナホサイド
77話「USAピョンが来た!」
未空イナホがUSAピョンと一緒にヒューリー博士の行方を追う際に出会う。そこで彼は友人であるバクロ婆を紹介した。
88話「イナウサ不思議探偵社 CASE1 丼もの妖怪連続殺人事件」
おにぎり侍の友人であるプライ丼・うらや飯・すもうどんが次々と魂を奪われる連続殺人事件の容疑者の1人として登場し、後に事件の犯人と判明。
チャーハンの丼もの妖怪に化けたUSAピョンのおとり捜査につられて登場した。プランA「網による捕縛」を目にも留まらぬ動きで回避してUSAピョンの丼のチャーハンを食すも、チャーハンに仕込まれたプランB「ドクドクペッパー」に引っかかってお腹を壊してしまい、そのままトイレで用を足して逮捕された(また下ネタか!)。
その後、魂の戻った3匹の丼もの妖怪が「ひも爺の愛を感じた」といって縄を解いてもらい、3匹に「これからも食べてほしい」と言われて何故か慕われるように。その後は3匹とおにぎり侍と一緒にどこかへ食べにいった。
89話「イナウサ不思議探偵社 CASE2 ソフトクリームひとかじり事件」
「モグモグバーガー」のソフトクリームが規定通りにちゃんと四巻きにしたにもかかわらず、客に渡す時にはひとかじりされているという事件の容疑者の1人して登場。またかい!
121話「イナウサ不思議探偵社 調査ファイル2『バクロ婆』」
バクロ婆の調査をイナウサに依頼した。
漫画
ちゃお版
アニメ同様ヨロズマートに取り憑いていて、来店する客を空腹にさせていた。
クラスメイトの中島紀香ことノリちゃんの誘いで超大盛りの「スペシャルメガラーメン」を完食するために、フミちゃんから「友だちになってとりついてほしい」と協力を要請される。その際に「おにぎり1000個くれたらいい」と無理難題を突き付け、結果として150個しかおにぎりは作れなかったのだが、必死になって作ってくれたフミちゃんの心意気に感動し、友達となった。
ちなみに、挑戦当日はいざラーメンを食べようとした時にノリちゃんがフミちゃんの分のラーメンまで食べてしまったため、結局ひも爺の力は使われずに終わった。
イナホ編では、
空腹に苦しむイナホを見たUSAピョンが妖怪ウォッチを照らすと
大量のひも爺がヨロズマートにおり、
すかさずUSAピョンがおにぎり5個でオトリになり、ひも爺達はイナホから離れる。
だがイナホへの空腹の真犯人は別にいた・・・。
コロコロ版
ケータがすでに進化形のくいい爺を友達にしていたため登場しなかった。しかし、イナホサイドで遂に登場。人間に近い姿をしているため、イナホに酔っ払いと勘違いされた上、バクロ婆にとりつかれていたとはいえ「頭、超トガってますけど」と失礼な発言までしてしまった。のちに空腹状態に陥ったことでイナホが彼を妖怪であることを知った。その後、ひも爺がバクロ婆と共にイナホにヒューリー博士の居場所を教えた。
のちにケータサイドにも登場(主役はイナウサだが)。USAピョンのロケットがぶつかりそうになところをムリカベを召喚ケータに助けられた(イナホも召喚したが足が遅いため、間に合わなかった)。コンビニに行列を作った張本人で、アニメ版と同様に孫娘と一緒に行った思い出の場所だったそうだ。ケータとイナホに100円をあげたうえ(ひも爺が空腹であるためにケータとイナホは気がひけたが)、「空腹にまた新たな思い出ができた」と言ってケータと友達になった。
妖怪ウォッチシャドウサイド
詳細はひも爺(シャドウサイド)を参照。
関連タグ
バクロ婆:アニメ版で生前は人間だった(死後妖怪に転生した)という設定になった妖怪。
亜種
その他じい様組