演:小宮有紗
概要
『仮面ライダーゼロワン』第21話「異議あり!ソノ裁判」から登場する人物。
結婚に強い憧れを持つ女性で、それ故に結婚詐欺に遭った被害者として初登場した。
作中での活躍
第21、22話
飛電インテリジェンスとZAIAの「お仕事5番勝負」の3回戦「裁判勝負」において、結婚詐欺に遭った被害者として登場。
詐欺の容疑で逮捕された被告人・榊遊人と交際し、僅か1ヶ月で彼からプロポーズを受けたが、榊が結婚費用を指定した口座に振り込むように連絡してきたことで支払いを行うも、それで自身が結婚詐欺に遭ったことを初めて知った。
そのため、自身を騙した犯罪者として榊を強く憎むも、第22話で事件を引き起こした真犯人が榊を逮捕した刑事・鳴沢益治/ダイナマイティングライオンレイダーであることが発覚。
鳴沢の逮捕と共に榊の無実が証明され、無実が証明されたことへの祝福と、彼を疑ったことに対する申し訳ない気持ちが混ざった眼差しを向けていた。
第23話
メタルクラスタホッパープログライズキーの機能に悩む或人の元に、結婚相手探しを頼みに現れる。
裁判の引き金となった榊遊人との婚約は解消。本人曰く「(愛し合ってはいたが)結婚は違うかな」とのこと。
イズから結婚相談ヒューマギア・縁結びマッチを紹介され、自身に相応しい相手がいないか彼に相談。分析の結果、よりによって天津垓とのお見合いをセッティングされる。
しかし、本人が既にヒューマギアのマッチに惚れてしまっており、天津の言葉をまともに聞いていなかった上、ストーミングペンギンレイダーの襲撃によってお見合いは御破談。
その後、「結婚のイメージを掴むため」という名目で用意された結婚式シミュレーションに花嫁役で参加。見学者として招かれていた幼馴染・二階堂輝男が逃げ出してしまうも、意に介さず花婿役を務めたマッチにプロポーズ。
そのプロポーズを断られた上、放送禁止用語を交えた強烈な罵倒を受けて思わずマッチをビンタしてしまい、それが原因でマッチがアークマギア(ガエルタイプ)に変貌。
あわやというところで、なんとストーミングペンギンレイダー(輝男)が介入したことで事なきを得る。
戦闘に参加したゼロワン・メタルクラスタホッパーの攻撃によりレイダーの変身が解け現れた輝男の姿を目撃すると、彼が自分を助けに来たことを悟り、アークマギアに変貌したはずのマッチの祝福を受けながら輝男を抱きしめた。
第24話
復元されたマッチにより、第23話のその後が語られた。
前回の結婚式は、レイダーの正体を暴くと共に、劇的なシチュエーションでベストマッチな関係にある千春と輝男を縁結びするための作戦であり、見事その作戦がハマり、浜辺で輝男のプロポーズを受けて幸せの第一歩を踏み出した。
余談
- 演じる小宮有紗氏は、スーパー戦隊シリーズで『特命戦隊ゴーバスターズ』の宇佐見ヨーコ/イエローバスター、『宇宙戦隊キュウレンジャー』のアキャンバーの声を演じている。また、ライダーシリーズにおいても『仮面ライダーゴースト』の白井ユキ役で出演済み。
- 第23話で表示された個人情報において、卒業大学名が「宇佐田大学」になっているという小ネタがあった。
- また、表示された個人情報の中において、習い事にピアノ、和琴、ダンス、水泳とあったり、SNS上での特徴として「『~ですわ』口調が目立つ」とあるが、そちらは小宮氏が声を演じている某スクールアイドルと所属しているグループに関連付けたものだと思われる。
- 同じ第23話ゲストの縁結びマッチ=馬場良馬氏もまた岩崎リュウジ/ブルーバスター役として『ゴーバスターズ』に出演しており、また馬場氏とは約7年ぶりの共演となった。同話のクレジット横のアオリ文に「運命の出会いに熱暴走!?」という(ファンならニヤリとするような)ネタがあるなど、公式も意識していた模様。
- 名前の由来は、男性相手をコロコロ変える彼女の行動から察するにこれの当字だという考察がある。